【掲示板】


ヘリコニア談話室ログ(2001年7月前半)


ブライアン・オールディスの 投稿者:アレクすて 投稿日: 7月15日(日)17時16分37秒

「スーパー・トイ」(竹書房)を買いました。
スピルバーグ映画の原作ですね。
巻末にはスピルバーグが映画化するまでの経過(キューブリックとのやりとりなど)
が載っていて驚きますが、もっと驚くのは、この人(オールディス)が現役だという事ですね。『十億年の宴』の人なのに…(キューブリックより長生きなんて)。
ではでは。


チャチャヤン生活(承前) 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月14日(土)22時10分31秒

ピンキーさん

>当時ワタクシ中学二年生、生活はチャチャヤン中心に回っておりました。
いやあ、ご同慶の至りです(^^)。
チャチャヤンなかりせば、私は洋楽も聞かず、フォークといえばナイフのかたわれかとしか思い浮かばず、ショートショートなんぞというケッタイな趣味も持たず、優等生のまま大人になり、外務省に入って今頃は公金をチョロまかしておったに違いないのであります(ナイナイ(^^;)。
冗談はさておき、良くも悪しくも今の私は、チャチャヤンから始まっているというのが偽らざる実感です。ウソのような、これはホントの話です。

>行き場が無くなり、筒井先生の「ネオ・ヌル」に参加いたしました。
いやあ、ピンキーさん、こういうのをシンクロニシティというのでしょうか(言いませんね失礼しました(^^;ゞ)、私も「ネオヌル」に参加しておりましたよ。例会ですれ違っていたかも(^^;。

今日はゆっくりとコンテンツ読ませていただきました。
ピンキーさん、文章がすばらしいです! 端正というか。
ネットで書いていると、いつの間にか省略の多い簡易的な文章になってしまいがちで(それはそれで悪くないですが)、話し言葉ならぬ書き言葉の良さをつい忘れてしまいます。ちょっと反省させられましたです(^^)。

>また、おじゃまさせてくださいね。
ぜひぜひお越し下さい。お待ちしております!


チャチャヤン生活 投稿者:ピンキー 投稿日: 7月14日(土)14時18分29秒

大熊さま
レスありがとうございます。
何度か、眉村先生には読んでいただきました。
私もきっと大熊さんの作品を耳にしていたことだろうと思います。
チャチャヤン日記も拝見いたしました。イヤ〜ん、なつかしっ!
当時ワタクシ中学二年生、生活はチャチャヤン中心に回っておりました。
中学三年の頃にはもう番組がなかったような気がします。
行き場が無くなり、筒井先生の「ネオ・ヌル」に参加いたしました。

金森幸介さんの公式HPにも、時々チャチャヤンを聴いていた方がいらっしゃいますよ。
あまり知られておりませんが、メジャーデビュー前
山崎まさよしさんは、忌野清志郎さんのカバー(トランジスタラジオ)と
金森幸介さんのカバー(悲しい日々)からなるシングルを
二十歳ごろ出しているんです。(幻のデビューシングル)
今は入手困難、ものすごいプレミアがついているそうです。

また、おじゃまさせてくださいね。

http://homepage2.nifty.com/y-radioshop/


巡察官リスト 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月13日(金)23時02分43秒

Y店長
>6月分拝見しました
ご愛読感謝です。

依井貴裕(よりいたかひろ)は、実はいい・きゆうと読ませたいらしい>EQ(^^;
探偵役の多根井理(たねい・さとし)は、ダネイ・リーなんだと(^^;ゞ
まあ、この耽溺ぶりでスタイルはあきらかでしょう(^^)。
お読みになるなら、まずは『歳時記(ダイアリイ)』(東京創元社)をおすすめします。良くも悪くも「らしさ」が際立っています。
ただし怒りのあまり本をたたきつけることになっても、当方はいっさい関知しませんので、悪しからず(^^;ゞ。

>「ちょっと下品なSFギャグを連発する作家」
高井信、実は私の認識もそんなところでした。
ところがところが『ダモクレス幻想』を通読して、認識は一挙に日本屈指の短編SF作家に変換されてしまいました(^^)。

>司政官コーナーに加筆しました。巡察官リストも作ってみました
さっそく拝見。労作です(^^)。これを見ていて、眉村さん、巡察官を冷遇してるな、と感じないではいられません。いちど巡察官の視点からも描いてほしいですね。
「消滅の光輪」も司政官の視点からの一元的な描写ではなく、巡察官の視点からの描写があればもっと厚みが出たのではないかと思います。

ケダさん
>80年代って、
>なんか洋楽が日本で華やかなりし最後の時期だったような気がしたりして……。

>デュランデュラン
とかカルチャークラブとか、マドンナ、シンディ・ローパー あたりが洋楽最後のアイドルでしょうか。

>ベスト盤って、そういうとこ、ありますよね
そうなんですよ! 持ってるTレックスのベストアルバムもそうで、メタル・グルーが入ってません(T_T)。姑息だなあ!!


RE:シカゴ 投稿者:ケダ 投稿日: 7月13日(金)16時07分40秒

>管理人さま

お返事が遅れましてすみません。
シカゴ、ちょうどわたしが洋楽を聴いていた時期に、Hard to say I'm sorryがヒットしていたり、来日公演もあったりして(わたしは行っていないのですがテレビで見ました)、好きになりました。80年代って、自分がその後就職して音楽をろくに聴かなくなったせいもあるのでしょうが、なんか洋楽が日本で華やかなりし最後の時期だったような気がしたりして……。

その頃はなんとも思っていなかったけど、どうしてんのかなー、またちょっと聴きたいなー、と思っていたデュランデュランなんかがまた最近注目されていたりして、おもしろいな、と思っています。

:>これもベスト盤なんですが、「長い夜」は入ってるのに、「クェスチョンズ67/68」が入ってないのです(T_T)。

ベスト盤って、そういうとこ、ありますよね。(^^;) わたしの注文したCDは、予約ビデオを一緒に頼んだせいで、まだ届きません。(T_T)

http://homepage2.nifty.com/kedaland/


感想など 投稿者:Y 投稿日: 7月12日(木)21時43分11秒

6月分拝見しました。いつも論理的な大熊さんの文章はすごいです。

>依井貴裕
読んだことがなかったのですが、気になります。
文章はともかく、それすらトリックになっている作家なんでしょうか(^^;)

>高井信
>SF読者への露出度が低い
あれ、そうなんですか?
私はいろんなアンソロジーで「ちょっと下品なSFギャグを連発する作家」として認識してました。いや、わりと好きですけど〜。

切り抜き、長い間ありがとうございました。友人も喜んでます(^^)

CM:司政官コーナーに加筆しました。巡察官リストも作ってみました。
http://www.usiwakamaru.or.jp/~yamas/NENNPYOU.htm


チャチャヤング 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月12日(木)20時05分50秒

ピンキーさん
ようこそお越し下さいました。

>「金森幸介」さんを検索していてこちらにたどり着きました
おやまあ、「金森幸介」さんを話題にしたのはほんの一瞬だったと思うのですが、検索に引っかかりましたか(^^;。

ピンキーさんもチャチャヤン聞いていらっしゃったんですね、私も水曜の金森さんと加川良さんの担当日はよく聞いてましたです。「ゴマのはえコーナー」ってありましたよね(あ、あれは岩井さんの時かな)、大好きなコーナーでした(^^)。

>チャチャヤンでワタクシのGETした最高位は「準準A」でございました!
おお!では眉村さんに朗読してもらったんですか? ひょっとしたらピンキーさんのショートショート、私聞いてるかも知れませんね。

ああ、懐かしいです。チャチャヤン聞いてる人って、あんまり出会わないので、きょうはとても嬉しくなりました。お便りありがとうございました。→チャチャヤン日記

そうそう、さっき貴サイト「山崎ラヂオ店」に行ってきました。山崎まさよしさんは私もけっこう好きです(最近のアーチストにはとんと興味がなくなりましたが、山崎さんは、おっ!と思った数少ない一人です(^^;ゞ)。


はじめまして 投稿者:ピンキー 投稿日: 7月11日(水)22時36分01秒

「金森幸介」さんを検索していてこちらにたどり着きました。
で、すこし拝見しておりましたら
むくむくと懐かしさがこみ上げてまいりました。
あぁぁ、チャチャヤンでワタクシのGETした最高位は「準準A」でございました!

http://homepage2.nifty.com/y-radioshop/


ヘテロ読誌6月 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月11日(水)22時26分41秒

遅くなりましたが、ヘテロ読誌6月分が名張人外境に掲載されました。お暇な折にでもお読み下さると嬉しいです。

昨日はブッカー・リトル&フレンド(ブッカー・リトル)を聴きました。
すこし回復したので明け方まで『スパイダー・ワールド』。第一部を読み終え、第二部に突入しました。
これは面白い!! なんか「地球の長い午後」みたい(ちょっと違うんだけど何となく連想しました)。

さあ、これから続きを読もう(^^)。


オフ会 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月10日(火)21時51分51秒

バテぎみで本が読めない(T_T)
で、きのうはレコードばっかりきいていました。
ブッカー・リトル4&マックス・ローチ(ブッカー・リトル)
刺青の男(ローリングストーンズ<ウイズ・ソニーロリンズ>)
親愛なるQに捧ぐ(加川良)
メチャクチャや(^^;ゞ

オフ会、少し後ろへずれます。おって掲示しますので悪しからずm(%)m


シカゴ(承前) 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月 9日(月)19時05分03秒

昨日は書き込みしている途中でフリーズしてしまい、書き直しているうちに一番書きたかったことを抜かしてしまった。歳ですな(^^;

(正)貴HPで話題になったとき、私も聴きたくなって、TSUTAYAで「偉大なる星条旗/シカゴ9」を借りてきて録音しました。これもベスト盤なんですが、「長い夜」は入ってるのに、「クェスチョンズ67/68」が入ってないのです(T_T)。でも、たまに聴くと、いいですねえ(^^)。

昔、オシビサというアフロロックのバンドがありました。最近これを聴きたくて仕方がない。
検索してみると、海外のネットレコード店で初期アルバム(のオーストラリアでの復刻盤?)が手に入るみたいです。欲しいのは欲しいんだけど、ちゃんと入手できるのだろうか?ネットでの買い物ってまだやったことがないのです。

土田さん
>下記3冊を本日お送りしましたので、お納めください
おお、ありがとうございます! お手数おかけしましたm(_ _)m
到着楽しみにしています。三田村信行って全然知らない作家なので、とても楽しみです(^^)。
交換本の方、今週中に発送しますね。

蜆川さん
久々の書き込み感謝です。
フーン、貴兄はあんまり肯定的ではないのですね(^^; やはり<絵>的に異様なんでしょうか、それとも<音>的?試聴した限りではキワモノ感はないですが。

>ドルフィーもその当時はキワモノ扱いされていたようですから 
ドルフィーの場合は<音>的にキワモノですね>馬のいななき(^^;

まあ、とにかく聴いてみるしかないですな(^^;ゞ。

>グレングールドのバッハは受け入れられるが、ジャックルーシェのそれは
>受け入れ難い
私もジャックルーシェはダメ。オイゲンキケロはオッケーなんですが(^^;。
あ、キース・ジャレットのケルンコンサートは受け入れがたいです、というより受け入れたくないのである(汗)

貴兄もご都合よろしければオフ会よろしく。てゆーか、スケジュールあけといてくれると嬉しいです!

<BGM>ブルース・ムーズ/ブルー・ミッチェル


ローランド カーク異聞 投稿者:蜆川 漁人 投稿日: 7月 9日(月)13時21分25秒

久しぶりにJAZZのことが書かれてあったので顔を出しました。
ローランド カークは10年ほど前にニューポートかどこかのジャズフェステバルの
ライブ映像で見たことがあり、なにしろあの演奏スタイルですから衝撃を受けたことは
確かです。ただそれよりそのグループのピアノマンが手の甲を回転させるようにして
弾いていたことの方が印象に残っています。
いわゆる キワモノという受け止め方をしていたように思います。
カーク自身はチャーリーミンガスのグループに在籍していたようですから、
いわばエリックドルフィーの後継ということにもなります。ドルフィーもその当時は
キワモノ扱いされていたようですから、別段特異なプレイヤーということもないのでしょう。
キワモノとS.O.Wの違い、微妙なところですが感覚的にカークの方は受け入れがたい気がしました
クラシック畑の人が グレングールドのバッハは受け入れられるが、ジャックルーシェのそれは
受け入れ難いという感じに近いでしょうか。
まあそれも常識に毒されている証左であるのかもしれませんが。


お送りしました。 投稿者:土田裕之 投稿日: 7月 9日(月)00時28分55秒

下記3冊を本日お送りしましたので、お納めください。
@翔ぶ影 森内俊雄
Aかれらが走り抜けた日 三木卓
Bおとうさんがいっぱい 三田村信行

自分としては、Bがお勧めです。
もとは「幻想文学」誌の紹介で知ったもので、あたりかまわず薦めておりますが、
読まれた方にはおおむね好評のようです。
あとの2冊は、@は内容を忘れているし、Aも聞くところによると傑作らしいのですが、
こちらは未読ですので何も申し上げられません。

http://www.02.246.ne.jp/~pooh


シカゴ 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月 8日(日)22時34分44秒

ケダさん
>不定期の掲載になるとは思いますが、またよろしくお願いいたしますです
楽しみにしています(^^)。
ところでケダさんはシカゴがお好きなんですか?
私は日本のみ発売の「シカゴの軌跡」(1,2,3からのベスト集)をもってたんですが、いつの間にか見あたらなくなってしまっていました。
貴HPで話題になったとき、私も聴きたくなって、TSUTAYAで「偉大なる星条旗/シカゴ9」を借りてきて録音しました。いいですねえ(^^)。


オフ会 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月 8日(日)20時45分45秒

アレクすてさん
>小松氏の交友が広いのは知っていましたが
人間国宝の桂米朝師匠に対して「ベーやん」と呼びかけられるのは、もはや小松左京先生をおいて他にはいないでしょう(堀内孝男かと思うぞ(^^;)

>森優氏との対談も「地には平和を」のころの話で福島正実氏の事などが載っていて
それは興味がありますね、私も梅田へ出たら立ち読みしてみます。

河本さん
>大阪には19〜21日ぐらいの滞在になると思います。
了解しました。
ただし19日は平日なので、夜7時頃にしか梅田へ辿り着けません。
20(祝)、21(土)のほうがベターですが、Yさんに参加いただけるなら、Yさんのご都合に合わせたいと思います。

Y店長
>オフ会、都合がつけば参加したいです。
おお、ぜひご参加下さい(^^)。
上述の次第ですが、いかがでしょう(大阪で大丈夫ですか)?

ホーキング青山氏のご紹介ありがとうございます。読んでみます。実は「五体不満足」もまだなんです(ベストセラーは読みたくなくなるのです(^^;)。

ふたたびアレクすてさん

上の件ですが、いかがなもんでしょう?
小松をお読みということは、体調も上向きなのでしょうか。

なお、オフ会に参加したいという奇特な(^^;方がいらっしゃいましたら、歓迎ですので連絡下さい>ALL。


 投稿者:河本 投稿日: 7月 8日(日)17時30分27秒

 一応の日程は、7月17日にこちらをたって、伊豆に寄ったりして、大阪には19〜21日ぐらいの滞在になると思います。十年ぶりくらいの旅行です。昔は思い立ったらふと一人旅に出かけたりしていたのですが、今回は会ってくれる人々のことも考えなくてはならないので、あまり気まぐれな旅はできませんね。

 離島か好きでした。行ったことのある島々。与論島、沖永良部島、徳之島、奄美大島、伊豆大島、小笠原父島、石垣島、竹富島、沖縄などです。

 予定は変える可能性がおおいにあります。詳しくはメールにて。

   


小松左京マガジン創刊号 投稿者:アレクすて 投稿日: 7月 8日(日)15時12分43秒

大熊さん、河本さん、Yさん 、こんにちは!
小松左京氏に興味がわいてきたので、梅田で「小松左京マガジン創刊号」(角川春樹事務所)を買ってまいりました。小松氏の交友が広いのは知っていましたが、桂米朝師匠に、
澤田隆治氏そしてとり・みき氏と一堂に会するとすごいです。また元SFマガジン編集長
森優氏との対談も「地には平和を」のころの話で福島正実氏の事などが載っていて非常に興味深いです。ではでは。


毎度お世話になります 投稿者:Y 投稿日: 7月 7日(土)21時38分53秒

いつもいつも、本当にありがとうございます。切り抜き、落手しました。
オフ会、都合がつけば参加したいです。日程が決まりましたらお知らせください。

>きっと店長Zが登場する日も
(^^;)なんか洒落たハンドルをとずっと考えているんですが、今ひとつ決まらないので
イニシャルの略ではや4年……。

>ホーキング青山氏
ペンネームからも判るように(ホーキング博士から)車いすの方です。
著作は「笑え五体不満足」とか「七転八転(ななころびやころび)」(幻冬社文庫)とか。
タイトルから伺えますが「五体不満足」とはまた逆の方向から行ってます。
シモネタもあり、の、この姿勢結構好き。

雪風→鳴海章にハマりました。飛行機の勉強してメカCGでも挑戦?


ありがとうございます 投稿者:ケダ 投稿日: 7月 7日(土)01時21分53秒

>管理人さま

わー、ご紹介ありがとうございます!
やっぱり音楽にお詳しい方には、ふかーい楽しみがあったんですね。(^^;ゞ
不定期の掲載になるとは思いますが、またよろしくお願いいたしますです。m(_ _)m

http://www04.u-page.so-net.ne.jp/za2/s-kamiue/


「スパイダーワールド」に着手 投稿者:管理人 投稿日: 7月 6日(金)21時47分50秒

あなたは田中啓文さんのジャズエッセイをもう読みましたか?
もしまだでしたら、すぐに訪れることをお奨めします。大変面白いエッセイです。
私はケダさんの日記で知り、さっそく行ってきました。
さて、そのエッセイで取り上げられていたのはローランド・カークというマルチリード奏者で、私はこの人を知りませんでした(蜆川さんはご存じでしたか?)。
エッセイを読んで、私はいたく興味を引かれ、エッセイの末尾にあるリンクを辿ってサンプルを聴いてみたのですが、サンプルを聴いた限りでは、なかなかいいんじゃないかと思いました。大変幅が広く、サンタナ風のメロメロもあればアイラー風のもあるようです。
一度じっくり聴いてみたいものです。
田中さんのジャズエッセイは連載企画らしく、楽しみなサイトがひとつ増えました(^^)。

今日立ち寄った古本屋にハヤカワ海外SFノヴェルズが大量に出ていた。ラッキー(^^)。
レム『エデン』
マルツバーグ『アポロの彼方』
バラード『ヴァーミリオン・サンズ』
ジョーゼフ『虚無の穴』
ル=グイン『オルシニア国物語』
を買う。各100円也(^^)

他に『雪の女王』、『鉄の夢』、『時間外世界』、『宇宙のランデヴー』、『マン・プラス』、もあったけどヴィンジは興味がないし、スピンラッドはいつでも見つけられそう、後の3冊は所有、というわけで、いったん抱え込んでいたのを戻す。もっと早かったら海外SFノヴェルズがひと揃い揃っていたのかもしれんなあ(^^;。

今日の阪神広島戦は雨のため中止でしたが、クルーズが打撃練習をせずに帰ったらしい。ついにキレたか(^^;ゞ


ぐるぐる書店リンク 投稿者:管理人 投稿日: 7月 5日(木)21時39分44秒

ぐるぐる書店をリンク集に追加しました。(コミックが見えないのですが、当方のPCに問題があるのでしょう。どうも消してはいけないソフトを削除してしまったらしい(T_T)。

Y店長
きっと店長Zが登場する日も近いでしょう(汗)。

>何だか訳の分からないことを書いてしまい反省しています
おっしゃっていることはよく判りましたよ。時宜を得たツッコミで私の思考もおかげさまで少し深化したように思います。ありがとうございました。もっとツッこんでミ入れてくださると嬉しいです(^^)。

>ホーキング青山氏の著作
寡聞にして存じ上げません。著書を紹介していただけませんか?

>小松左京……すごい好きです。はずれの少ない作家だと思っています
ウーム、私は当たり外れの差が大きい作家だと思うのですが(^^;。


河本さん
>読んじゃダメ。(^^;)
そ、そんなご無体な(^^;ゞ

>オフ会で小松左京について果てしなく議論します?
大いにやりましょう!
というわけでオフ会決定!!河本さんの来阪にあわせて決行することにしましょう(^^)。

店長Xさん
Z店長が登場する日も・・・クドイ(^^;

ご来信ありがとうございます。私もちょっと寄らせていただきました(^^;。
ところで、今日また新作が発表されていましたね>超短。結構結構(^^)。
もっともっと読ませて下さい。楽しみにしています!



ありがとうございます 投稿者:店長X 投稿日: 7月 5日(木)19時20分40秒

相互リンク快諾していただいてありがとうございました。
今、リンク貼らせていただいたところです^^http://www31.freeweb.ne.jp/novel/aikiki/index.html.htm(拙HP「ぐるぐる書店」)
雑誌コーナーがリンク置き場となっております。
管理人様、他の皆様、どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。


とりいそぎ 投稿者:管理人 投稿日: 7月 4日(水)22時38分27秒

当掲示板にもちょくちょく書き込んで下さってました<担当者>さんこと店長X氏さんが、HPを開設されましたので、ご案内します(^^)。→ぐるぐる書店
俳句と短篇小説がメインのHPですが、これが素晴らしい!! ビックリしました。
みなさんぜひ訪れて読んで下さい。私が気に入った句は

  シャガールの女が飛んで春の夜

幻想俳句ですな(^^)。
小説もいいです。小説というよりむしろ散文詩。そう、まさに「風の翼」系なんですよ。というわけでyagyuさんもお見のがしなく(^^;。

近日中にリンク集に納めさせていただきますので、相互リンクおねがいいたします(^^)>店長X氏さま

今日はぐるぐる書店で読みふけってしまったので、Y店長と河本さんへのレスは明日にさせていただきます。
ではでは。


好きなもの 投稿者:河本 投稿日: 7月 4日(水)15時37分46秒

 自分の楽しみは仲の良い友達とは分かち合いたい、と思うのが普通ですか?だとしたら、僕はこころをゆるせる友達いないのかなあ。
 なにか見つけた楽しみは、自分だけのものにしておきたいほうなのです。
 「果しなき流れの果に」はそういうものの一つです。
 読んじゃダメ。(^^;) >みなさん
 と言っても、もう読んでしまったのではしようがない。オフ会で小松左京について果てしなく議論します?    >大熊さん、アレクすてさん、Yさん


あっ、出遅れた 投稿者:Y 投稿日: 7月 4日(水)00時55分19秒

ちょっとご無沙汰している内に濃い感じになっていますね。

何だか訳の分からないことを書いてしまい反省しています。
みなさんのおっしゃる「障害者と差別」にはホーキング青山氏の著作なんかが近いのでは?
そんなにきっちり読んだわけではないのですが。相互理解って難しいです。

小松左京……すごい好きです。はずれの少ない作家だと思っています。
      短編も味がありますし。

復刊ドットコム……眉村バナー作ったので送って貼ってもらいました(^^)
         票が集まると交渉してくださるシステムらしいです。
         (登録がちょっと面倒なんですよね)


眉村先生の新作ショートショート 投稿者:管理人 投稿日: 7月 4日(水)00時07分17秒

月刊センターさんが更新されています。
今月の眉村卓ショートショートは架空劇場。うーむ、この話、表のテーマとは別に裏のテーマがあるのではないでしょうか?それはいともたやすく歴史を改変してしまう<架空戦記>物語に対する不満だと私は読んだのですが、さて。

Y店長のワンダー・ティー・ルームも更新されています。今月の読書月記は神林長平特集(^^)。


「果しなき流れの果に」(承前) 投稿者:管理人 投稿日: 7月 2日(月)22時01分52秒

アレクすてさん

『果しなき流れの果に』、いいですねえ(^^)。小松左京には比較的点数の辛い私も、これは手をあげて降参の名作ですね(^^)。
最終のじいさんとばあさんの民話風のシーンは、永遠の名場面でした。


「果てしなき流れの果てに」を 投稿者:アレクすて 投稿日: 7月 2日(月)17時02分20秒

読了しました。人称や時制がどんどん変わるので読むのが大変でしたが
読了後、これは凄いと思いました。何故今まで読まなかったのだろうか。
ではでは。


寺山修司「ぼくは話しかける」 投稿者:管理人 投稿日: 7月 1日(日)22時50分29秒

河本さん

私の大学時代のゼミの教授は、よく「理解とは誤解だ」と言ってましたっけ(^^)。
対象Oに対する主体Sの認識C1は、Oの新たな側面を知ることによってC2に再編され、さらにC3、C4・・・Cnへと深まっていくのですが、どこまで行っても最終認識点というものはないのでしょうね(^^;。

ううむ、そうか!
> 「可愛い」という言葉自体には差別のニュアンスは無いと思います。可愛い者に可愛いと言ってもよいでしょう。
これを「かわいい」の<原定義>と仮定しましょう。そして

>タレントになった小錦、魂を持ったロボット、障害者など「可愛くない」者達に「可愛い」と言うこと
これは原義より派生した、いわば二次的な用い方ですね。

したがって、この2つの「かわいい」は別のものといえますね。
つまり私は「かわいい」に、二つの定義を混在させたまま使っていたのでYさんに首をかしげさせてしまったわけですか。なるほど。

>微妙に違うのは、ロボットを可愛いとかペットとかと思っても、
>それが間違った認識でないのなら、差別にはつながらないということですね 

ここが微妙なところですね。
きょう読んだ本は寺山修司『ぼくは話しかける』(ハルキ文庫)なんですが、これを読んで、私がロボット塾で持った違和感の理由が判りました。
くだんの生徒の発言「ロボット(この子といってました)がかわいい」が、実は子を持った母親のそれと全く同じだったからなのです。

   母親は、仏壇と子供は自分のそばに置くものだと思っている。
   「おまえを育て、かわいがってきたのは、この私であって、おまえの恋人ではない」
   という母親がいる。こうした息子ほど母親のそばを離れなくてはならないのである。」(94頁)

確かにこの生徒は、ロボットを自分で設計したのでしょう。
このとき私は無意識にこの生徒の発言を一般化して考えたようです。
つまり現時点のロボットのレベルだったら「間違いのない認識」なんですが、いつかロボットも「母親離れ」する(魂を持つ)時期が来るとしたら、この認識は誤ったものとなるのではないでしょうか、いささかSF的ですが(^^;。パネルディスカッションのテーマも「共生」でしたし。

差別に関して――
結局差別とは私(我々)と何らかの点で異なるもの(仲間ではないもの)に対して差し向けられる意識であります。小錦をかわいいという意識は、(その意識が体型から醸成されるものだとしたら)したがって差別ということになります(判りにくいですか)。

魂を持つロボットというのは夢物語ですが、身体の障害を持つ人がロボットの力を取り入れて健常者と同等の能力を回復する可能性は極めて高いでしょう。この事態に対して我々は彼らに対する理解を深め、認識Cをどんどん高めていかなければなりません。そのためには、かわいいといった一方的思い込み(河本さんの第2義的な「かわいい」です。これは一方的なイメージ付与に過ぎず、これではいつまでも認識はC1でとどまり、すなわちC2、C3・・・と段階的なイメージ修正ができない)の態度から脱却することは必須の条件だと思います。

そのためには何をすればいいのか、といわれると私も具体的な方法は思い浮かびません。寺山の言う「家出のすすめ」はこの実践であると思うのですが、とりあえず我々一人一人が日々Cnのnを意識して上げていく努力を怠らないということでしょうか。


可愛い 投稿者:河本 投稿日: 7月 1日(日)17時38分54秒

 僕の性格は人の意見にツッコンだり反論するのが好きなようなのですが、残念なことに「可愛い」と「差別」についてのご意見、かなりの部分は理解できるのです。

 「可愛い」という言葉は、力の弱い生き物に対してそれを肯定する言い方ですね。無生物に対しては、可愛い生き物の表現になっているもの……人形やぬいぐるみなど、あるいは意図されていなくても可愛い生き物を思わせる形をしたもの……と、性能の悪さを肯定しうるもの……年代物の機械で整備に手間が掛かる場合など……でしょうか。

 「可愛い」という言葉自体には差別のニュアンスは無いと思います。可愛い者に可愛いと言ってもよいでしょう。
 タレントになった小錦、魂を持ったロボット、障害者など「可愛くない」者達に「可愛い」と言うことが問題なのです。

 最後の例は少し説明が要りますね。障害者にたいして、可愛いとはあまり形容しませんが、人々が障害者に対して希望していることは本質的に「可愛い生き物であってくれ」なのです。力の弱い存在ならば肯定しても良いと思うわけです。
 要請はもっと厳しいのです。性格はよく、贅沢はぜず、何事にも努力し、人には誠実で……。ニュースなどで「大部分の精神障害者は社会の片隅でおとなしく暮らしているのです。……」というのは世間の人々の願いを表しているのです。

 心を病んでいたり障害者である友人が何人かいるのですが、性格悪い、贅沢、怠け者、社会で目立ちたいと思っている、才能豊か、そういう人間も知っています。
 彼らが施設でおとなしくしていないで社会に参加したら、今でも差別に会うでしょうね。
 そーっと暮らしていれば、援助の手をさしのべられるようにはなって来ていますけど。

 ですから、この三者のように、実際は力が弱くはない者達に対して「力が弱くあれ」と願っていることが差別のもとなのでしょう。
 事実を認識できていないわけです。この対象への無知、無理解こそが差別の原因だと思うのです。
 「可愛い」という言葉を使う以前に、相手を知らない、理解できていないという心の状態が差別という行動を起こさせるのでしょう。

 大熊さんの意見と異なるのは、「可愛い、ペット」=対象と感じる意識が人間を差別する意識と同等というのではなくて、対象への無理解が差別のもとであり、すでに差別があるから、その無知のゆえに間違った言葉「可愛い」で対象を形容する、と思うのです。
 もちろん、無知であれば、反対に強く見える者に対しても「強さの情報」が不足しているので闇雲に怖いと感じたり社会から排除したりと差別が起こります。台風は神風よりも情報が細かく与えられるので「怖く」はないのかな?

 ほとんど同じ意見かしら?微妙に違うのは、ロボットを可愛いとかペットとかと思っても、それが間違った認識でないのなら、差別にはつながらないということですね。
 ロボットに魂がないのが事実なら、どんなにないがしろに扱っても、ただの機械なのだし、「モノ」なのだから、差別ではないし、そのせいで人を差別するこころの持ち主になったりもしないでしょう?まして、「可愛いペット」と生命のあるもののように思われれば、無生物としてはそれで充分幸せなのではないでしょうか。
 もしも、いつの日にか、機械にも魂が宿ることがあることが理解されたなら、人は命あるものとしてロボットに接するでしょう。ただしく理解すれば、差別しないことなど容易いことです。

 えーっと、言いたかったことは……、障害者に対して、今は差別意識はあってもしかたがない、……人々は「障害者」を知らない、見たこともあまりない……けど、時間を掛けても良いから理解する努力をして欲しい、ということでした。
 保健体育の授業で心の病のことや障害者について教わるようになれば良いと思います。
 もう扱われています?よく知りませんが。

 わはは、僕も「書きながら考える」をしてしまった。あまりまとまっていませんね。(^^)
 最後の文章は森下さんの日記への反論が混ざってしまいました。

 ついさっきYさんと大熊さんの書き込みを読んで、ひとつの言葉の定義がなんと違うものかと感じていました。コミュニケートとは誤解の別名か?なんて自棄になってはいけませんね。(^^;)
 数学では、言葉の定義は明確なので、議論はもうすこし易しいかも知れません。とはいえ、数学だろうが何だろうが表現や言葉の定義の段階なんぞ越えて行かねばなりません。
 言霊というかイデアというか、ある言葉に乗せられた大熊さんの「想い」について議論をせねば。

      


近代原理とSFの誕生 投稿者:管理人 投稿日: 7月 1日(日)14時31分31秒

中村雄二郎をパラパラ読んでいたら面白い記述につきあたりました。
中村氏は、近代原理を相対化するために<パトスの知>なるものを提出しているのですが、そのためにまず、近代原理即ち近代科学の知そのものを要約しています。
中村氏によれば、

私たち近・現代人は、近代科学の分析的な知、機械的な自然観に基づく知によって、事物や自然をひたすら対象化し、事物や自然の法則を知ってそれを支配し、それに働きかけようとしてきた。そうすることによって、人間の支配圏と自由を拡大しようとしてきた。そしてたしかに、そのような近代科学の知にのっとった技術文明は、世界的な規模で衣・食・住にわたって人類の生活に大きな変革をもたらした。
しかも近代科学の知と技術文明は、それらのもたらしたものが大きかっただけではなく、人間の営みの中で、ただ一つ永続的かつ無限に発展するものと見なされてきた。従って現在未解決の問題も、やがては科学によって解決されるものと考えられた。近代生理学や医学はまさにそのような能動的で楽天的な科学的知の所産であり、そこでは痛みや苦しみをなくし、病を排除することができると確信された。また技術文明に基づく生産力が崇拝されて、富の量的増大、生活の<文明化>が人類を貧窮と不幸から救うものと考えられた。(『パトスの知』34〜35頁)

しかし――と中村の考察はかかる近代知批判に向かうのですが、そしてその考察はいささか甘いのではないかと思われるのですが、それはとりあえず横に置いておきます。

わざわざ長文を引用したのは他でもありません。上の近代原理(近代科学知)が、とりもなおさず初期SFの契機・根本原理であったと私は思うからに他なりません。

これまで私が読んできた1920年代、30年代のSF(最近もレイ・カミングスとエドモンド・ハミルトンを読んだのですが)には、ほとんどセンス・オブ・ワンダーの香りはありません。この時代のSF作家は、現代のSF作家のようにセンス・オブ・ワンダーを目的として書いていたわけではなさそうです。

では当時のSFの契機は何かと申しますと、すなわちSFが他の夢物語やファンタジーと違うのは何かと考えますと、当時のSFの根本には、
「現在未解決の問題も、やがては科学によって解決される」に違いないという信念(認識の出発点=零度)があるという一点なのではないでしょうか。

たとえば、宇宙ロケット、タイムマシンという装置は異世界(想像的世界)へ向かうための道具ですが、この道具には
「現在はまだ存在してはいないが、やがては科学的技術的に存在可能ならしめられるに違いない」
という意味が、前提的に内包されていることは明らかです。
(したがって、「ふっとめまいがして、気が付くと男は異世界にいた」という異世界移行はSFではあり得ません)
この一点において、初期SFは爾余の空想物語と画然と異なっています。

これを私は仮に<未来主義>と名付けたいと思います。即ちSFとは<未来>を契機として成立する空想的物語と定義できるのではないかと考えています。


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