【掲示板】


ヘリコニア談話室ログ(2001年7月後半)


ミニオフ会 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月30日(月)22時02分07秒

Y店長

ようやく『戦闘妖精雪風』を入手しました(古本屋)。
すぐ見つかるかとタカをくくっていたのですが、これがなかなか見つからなかったです(敵は海賊シリーズはよく見かけるのですが、、、)。
近々読んでみますね(^^)。読みかけが数冊溜まってきてますので、それを消化したら。

>……光瀬っぽさは分かりませんでした
『エンデュミオン・エンデュミオン』(私はこれしか読んでません)は、月が舞台なんですが、話の骨格は光瀬の<アマゾン砂漠モチーフ>の再話ともいえそうな話だったので、それに『エリ・エリ』が同じく神テーマだというウワサを聞いていましたし、大体作者は光瀬に師事していたんじゃなかったかな、それで私の中でこの作者は<光瀬圏内>の人という先入観があったみたいで、小松っぽいというY店長の感想が、意想外で、オッと思わされたのでした(^^;ゞ。

河本さん

>牧野信一も知らないのですが、どれか作品をお奨め下さい
マキノといえば暗い私小説作家と思っておられるかも知れませんが、どうしてどうしてある時期のマキノは<幻視>の作家でした。
私が持っているのは岩波文庫の『ゼーロン・淡雪 他十一篇』ですが、ここに収められた「吊籠と月光と」や「ゼーロン」、「酒盗人」などの短篇は、河本さんにはきっと気に入ってもらえるのではないかと思います。

>大熊さんと僕だけのオフって人数少なすぎません?
アレクすてさんも参加いただけます(^^)。これで3人です。もうちょっと募ってみましょう。

――ということで、下記の次第でミニオフ会をやります!

 ・8月4日(土)
 ・午後5時 東梅田旭屋入口集合

参加してもよいとお考えの方は大熊までメール下さい!
SFの話やSF以外の話で大いに盛り上がりましょう!


オフ 投稿者:河本 投稿日: 7月30日(月)08時45分50秒

 ホテルを大熊さんが教えて下さったほうに変更しました。理由は、なんと、インターネットカフェがあるから。最終決定です、もう変えません。

 最初は、伊豆→大阪と考えていたのですが、帰りに寄ることにしました。熱海から踊り子号で河津海岸→河津温泉と訪ねてみます。

 あの、大熊さんと僕だけのオフって人数少なすぎません?大人数でも大丈夫です。ケダ板オフは7人でした。希望に添っていただいて嬉しいのですが。
 Yさん、アレクすてさんその他の方もお会いしたいです。

 僕の書いたSF作品を誉めて下さって有り難うございます。稲垣足穂に比べられるのはとても幸せです。と言っても足穂は全然読んでいません。野坂昭如さんが足穂を尊敬していて、僕は野坂さんの唄……「黒の舟歌」「マリリンモンロー、ノーリターン」など、彼の小説ではなくて……が好き、という繋がりで。なんじゃ、この理由は、稲垣足穂を読んでみなくてはなりませんね。

 牧野信一も知らないのですが、どれか作品をお奨め下さい。

 庶民的なお店、好きです。コム・シノワなんて全然魅力ありません。行っても良いのですけど、価値が分からない。
 せっかくの大阪だから、お好みは食べよおっと。豚たまが良いですなー。


夏風邪 投稿者:Y 投稿日: 7月29日(日)22時59分46秒

がまだ続いています。たぶん治りつつあると体感してはいるのですが。
今日久しぶりに仕事に出て咳き込みすぎ上司を驚かせてしまいました。

>「エリ・エリ」
は結構竜頭蛇尾っぽいので(その辺も小松左京してる?)無理に読まれることは
……光瀬っぽさは分かりませんでした。

SFM9月号より:「雪風」アニメ化……うーむ。ちょっと見たいですが、複雑な心境。
変な話だったらイヤだなあ、という意味です。


未来(承前) 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月28日(土)16時36分52秒

河本さん

メール拝受、水面下にて工作活動をすすめております。今日明日中にどちらの日にするか決め、メールさせていただきますね(^^)。
雨つぶ、いいですねえ。独特の詩情と、科学とユーモアが渾然一体となって、奇妙な心地よさを感じました(^^)。あとはメールにて。

>「SFとは未来を描く文学である」
たしかに<未来>がキイワードですね。最近とみにそう思い始めております。
未来とは本義的に「現在の未来」ですね。<未来>には必ずこの現在が含意されている、あるいはこの現在にしばられている。<未来技術>しかり。

>違っていたって未来を描くことは面白いのです
おっしゃるとおり! SFにとって、未来は予測するものではなく、想像するものなんですよね(^^)。


スパイダー・ワールド 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月28日(土)15時52分20秒

コリン・ウィルソン『スパイダ−・ワ−ルド』小森健太朗訳(講談社ノベルス)読了しました。
……時は25世紀。人類の文明は失われ、心を読む<意志の力>獲得した蜘蛛が支配する地球。人間たちはその下で、下僕または奴隷として働いている。砂漠で育った少年ナイアルは、ひとり、人類の自由を求めて闘いを始め……(カバ−に記された粗筋から引用)という話。
590ページの分厚い本で3部構成。しかし未完です。読み終わった段階でも、物語はまだ始まったばかり、という感じ(^^)。

主人公たちの砂漠での生活を描いた第1部がすばらしい。ふしぎな、しかし魅惑的な異風景が、何の説明も解説もなしに、ただありのままに描写されています。
この第1部、私は『地球の長い午後』を連想しました。

第2部で、この世界がいかにして「(小説上の)いまここ」に存在しているのかが解説されます。
ここに至って異世界ファンタジーは(良くも悪くも)SFへと変貌します。
なぜならこのスパイダ−ワ−ルドが我々のこの世界とは無関係な<どこにもない場所>ではなく、とにもかくにもこの地球の<未来>なのであり、いかに変容著しかろうとこの時間線上に繋がった25世紀の世界であることがあきらかにされるからです。

良くも悪くもと書いたのは、このままファンタジーとして突っ走ってくれてもよかったような気もしているからです。
とはいえ、主人公がなぜ特異な能力を持っているのかとか、あるいは蜘蛛や他の昆虫が巨大化した理由とかも(今のところ)読者には明らかにされていません。

第二部以降において、私が連想せずにはいられなかったのは『都市と星』でした。
おそらく本書の主人公のナイアル少年は、『都市と星』のアルヴィン少年に対応する存在なのではないでしょうか。

さて第3部に至って、いよいよ蜘蛛族に対する最初のレジスタンスが開始されます。
この部分は冒険小説的と言えましょうか。
しかしながら、第1部において異質な存在として描かれていた蜘蛛が、ここにいたって非常に人間的な、というより人間(読者)に理解可能な存在に変化してしまった。

私は蜘蛛族に相互理解の絶対的不可能性(ソラリスや人類皆殺しのような)を想定して読んでいた(というより読みたかった)ので、それが少し残念だったのですが、後述するように、それは作者の意図とは違うのだから、ないものねだりであったというほかありません。

しかしながら、このまま路線を行くと、どんどん異世界冒険ファンタジ−、否、エンドレスな伝奇小説の方向に移行していくように危惧されます。
まさに著者があとがきで書いているように、スパイダ−ワ−ルドの続編をライタ−を雇って専門の文筆工房が大量生産しているというロシアの状況が、端的に本書の陥るかもしれない危険を予め示しているように思われます。
この辺、未訳部分ではどうなっているのでしょう、興味深いです。

もっとも、いまだ回収されていない謎、すなわち上述の二点や、地球に災厄をもたらした巨大彗星の尾が太陽の方向に伸びていた(もちろん彗星の尾は太陽のほうへ向くことはない)という謎が、物語を再びSFへ戻してくれるのかもしれません。

それに訳者あとがきに引用された笠井潔との対談で、著者は
「主人公ナイアルは、「ひと」が再び世界を支配するようになることが果たして素晴らしい状況なのか、という哲学的な問いかけを提示してきます」
と語っていますが、蜘蛛族の世界観と人間のそれとを対比しようとする手法は、『都市と星』におけるダイアスパーとリス(でしたっけ)、あるいは『消滅の光輪』における人類とラグザーンの原住種族とを対比させる手法に対応するものであり、人間とは何か(人間の版図論)というきわめてSFとして正統的なテーマをSFとして極めて正統的な筆法で考えようとしている。

かくのごとく本書は、著者の筆が達者すぎていささか危ういところがあるものの、クラ−ク、オ−ルディスの系譜に連なる堂々たるイギリス本格SFの傑作となる可能性がきわめて大きい。
続編(デルタ編、マジシャン篇)の翻訳の早期実現と共に、著者による完結を期待したいものであります。


未来 投稿者:河本 投稿日: 7月27日(金)18時24分33秒

 森下さんの日記での「未来予測」についてのご意見読ませていただきました。丁寧に説明されてご苦労様です、と言いたい。僕だったらこんなアホな問いには答えないでしょう。
 未来を語ることは面白いに決まっているではないですか。
 こういうSFの定義がありましたね。「SFとは未来を描く文学である」。昔から誰でも知っている野田大元帥の仰った定義です。
 ここにあるようなニュースは、
    http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20010704304.html
 未来を考える元になるような話ですね。
 僕の今書いている「恋愛と量子力学」がテーマのSFはこれらの考え方に沿ったアイデアを使っています。書き上げたら読んでね。(^^)
 この作品を書き始めたのは10年ぐらい前です。遅々として進まないのですが、予想して書いたことは結構事実と合っています。もちろん、違っていたって未来を描くことは面白いのです。

 


到着しました 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月25日(水)22時02分57秒

眉村卓さんの最新ショートショート(短話)集『日課・一日3枚以上』第九巻(真生印刷)が、今日届きました(^^)。ありがとうございました>新担当者さま並びに真生印刷のみなさま。
さっそく挟み込み付録の「卓通信」に目を通す。
おお、「眉村卓ワンダー・ティー・ルーム」の紹介が!! ついにY店長の本名が明かされましたー(^^;。

○「801から900」>奥さまのお加減が定まらないとのこと、少し心配です。ひと月ほど前、お電話させていただいたときはお元気そうなお声だったのですが。
それはさておき、今号はジュブナイルあり、三部作短篇ありと、<破格>が多く含まれているようで楽しみです。
○「考えさせられた言葉」>身近な人の言葉による珠玉のアフォリズム集といえましょう。

なお、本書(並びにバックナンバー)はbk1でも購入できるようですが、真生印刷さんに直接注文するのが一番確実です。
ご注文、お問い合わせはTEL0722-27-8911、FAX0722-28-5395
頒価は2500円(送料込み)です。

河本さん

>大熊さんがしっかりと確かな意志を持って
それがいちばん難しかったりして(^^;

>数式だの問題の難しそうな説明だのを「無視」して、日本語の部分だけを読めば、
なるほど、コツですね。

>それでもだいたい予想解決の歴史が分かります
ホントですか??

>面白く読めるかも知れない。
…………(汗)


3次元のポアンカレ予想 投稿者:河本 投稿日: 7月25日(水)12時03分28秒

 そういえば、ここは書評系の掲示板でしたっけ?まだ一度も本の感想を書いたことがない。「20世紀の予想」……日本評論社……の感想です。数学の本ですみません。 

 球面に円を描くと、どこにどう書いても、それを連続的に無限に小さく変形できますね。しかし、ドーナツ面に円を描いた場合、ドーナツの穴を一周する形に描いてしまうと、少しずつその円を小さくしていっても、穴の大きさ以下には小さくすることは無理です。 
 この球面のほうの性質を「ホモトピー型が自明」などといいます。
 3次元のポアンカレ予想とは、「ホモトピー型が自明な空間は3次元球面だけだろう」というものです。

 この他、数学の世界で20世紀に予想された、解決したのもしていないのも、さまざまな問題たちについて、簡潔な説明と、それにアタックした数学者たちの努力の成果についての記述があります。

 僕は面白かったのですが、これを非数学者に薦められるかというと、うーむ、問題が有るなあ。
 もともと「数学セミナー」に連載されていた記事をまとめたものなので、数学が好きな人達に向けて書かれています。だから、数式多いです。

 もし、大熊さんがしっかりと確かな意志を持って、数式だの問題の難しそうな説明だのを「無視」して、日本語の部分だけを読めば、……それでもだいたい予想解決の歴史が分かります……面白く読めるかも知れない。つい、うっかり、数式を追いかけたりすると、絶対眠くなって寝てしまいます。保証します。(^^;)

 PS
 「3次元のポアンカレ予想」 は、Cray Math Research 社が100万$の賞金をかけた7つの問題の一つです。

 まえに、ケダさんが日記に「一億円ほしい〜」と書かれていて、僕が「3次元のポアンカレ予想を解いたらあげる〜」と言ってしまいました。論理学では、「AならばBしてあげる」という文は、Aの仮定のもとで、と言っているだけで、Aが実現するように努力するとは言っていないのですが、日常語にはそのニュアンスが含まれますね。
 本当に考えてみようかな、と思っています。

     


『日課・一日3枚以上』第9巻 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月24日(火)21時02分30秒

Y店長

>冷房にやられて夏風邪を引いて、どこにも出られなくなってしまいました
せっかくの休みなのにそれは残念でしたね。私は、冷房に体が負けてしまったときは炎天下に駐車されていた車にわざとクーラーをつけずに乗ります。汗が噴きだしてくるまでクーラーをつけません。気持ちいいです→無料サウナ(^^)。

>「エリ・エリ」
>そんなに直球小松左京でいいのか?
まだ読んでいないのですが、直球光瀬龍でなく直球小松左京なんですか? その言葉で逆に読みたくなってきました(^^;。

「日課・一日3枚以上」新担当者さん

こんにちは。先日ロボット塾でご挨拶させていただきましたので、はじめましてではありませんね(^^)。  
眉村卓先生の最新作『日課・一日3枚以上(第9巻)』(真生印刷)のご案内ありがとうございます。

>今日第九巻を発送致しました。明日か明後日には皆さんのもとに届くと思います
首を長くして待っております(^^)。
担当者さんが頑張ってきちんと出して下さるので、読む方が追いつきません(嬉しい悲鳴(^^;ゞ)。はやく第7巻に取り掛からねば(汗)。

>今回は初めてすべて自分で予定を組んだり、卓通信のカットを決めたりして
>大変でしたがなんとか出来あがりました。
わあ、なんか楽しそう(^^)。あ、いや、大変だったんですよね、失礼しましたー(^^;ゞ。ともあれお疲れさまでした!

>これからも一生懸命頑張りますのでよろしくお願い致します。
こちらこそどうぞよろしく。また眉村先生情報がありましたら、書き込みに来て下さいね。これからもよろしくお付き合い下さいm(_ _)m


「日課・一日3枚以上」第九巻のお知らせ 投稿者:「日課・一日3枚以上」新担当者 投稿日: 7月24日(火)15時40分07秒

こんにちは。
「日課・一日3枚以上」の新しい担当者です。
今日第九巻を発送致しました。明日か明後日には皆さんのもとに届くと思いますので、楽しみにして下さいね。
今回は初めてすべて自分で予定を組んだり、卓通信のカットを決めたりして大変でしたがなんとか出来あがりました。これからも一生懸命頑張りますのでよろしくお願い致します。


休みなのに 投稿者:Y 投稿日: 7月24日(火)14時12分16秒

冷房にやられて夏風邪を引いて、どこにも出られなくなってしまいました。
ロボフェスタ、CMしてたんですか。すごいですね。

小松左京賞の「エリ・エリ」を今更読んだんですが、ここにお集まりの方的にはどうなんでしょ?
私は「そんなに直球小松左京でいいのか?」と思ったのですが。


瀬名秀明さんとSF 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月23日(月)21時49分16秒

おまえはここを読んだか、と、瀬名秀明さんのこんな文章を教えてもらいました。→http://www.sfseminar.org/arc2001/sena/
フーム・・・いろいろ考えさせられます。みなさんもぜひ一度お読み下さい。


ロボフェスタ見てある記 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月22日(日)22時10分34秒

蜆川漁人さんとロボフェスタ関西2001に行ってきました。
会場のグランキュ−ブ大阪(大阪国際会議場)はリーガロイヤルホテルの南隣、JR福島駅からの道すがら、ポスター等の広告はないかと見回すが、全然見あたらない(ラジオでCMやっていたけど)。これなら混んでないなとタカをくくっていましたら、なんの何の、結構な人の入り、というよりも満員でした(^^;。

まずは12時からの眉村さんと浅田稔さんの「鉄腕アトム」スペシャルトークショーを聞く。例によって眉村さんが想像力の羽根を伸ばし、浅田さんがそれを技術的に押さえていくという、絶妙のやりとりは、一種芸の域に達してきたように思います(^^)。

特に眉村さんが、ロボットに対してかわいいと見るか脅威と見るかという問題を持ち出され、そういう話題をここで繰り広げていた私は、おっ、と謹聴の姿勢をとったのでしたが、司会の女性(アナウンサー?)がなぜか無視して違う方向へ話を誘導していったのはいかにも残念でした。

つづいて映画「鉄腕アトム 宇宙の勇者」を観る。テレビ放映分3話を新作書き下ろし部分でつないだ劇場用再編集版です(第1話「ロボット宇宙艇」モノクロ、第2話「地球防衛隊」カラー、第3話「地球最後の日」パートカラー) 。
トークショーでも言及されていましたが、この映画の中には人間のロボット観がすべて含まれています(→人間の奴隷としてのロボット、人間としてのロボット、成長しない存在としてのロボット)。

第1話でアトムが交通事故死した息子の似姿として作られ、息子としてかわいがられるものの、いっこうに成長しない(当然ですが)アトムはやはり息子ではないと見捨てられてしまいます。
このテーマはまさに当掲示板で検討したものではないですか! さすが手塚治虫ですね、最初からすべてを見とおしていたのでしょうか。

映画のあとはアシモのパフォーマンス。映画ではざわついていた会場の子供たちも息を呑んで見入っていました。

そのあと、ロボット展示会を見学。4足歩行ロボットが実演されていましたが、2足歩行より安定感があるように思った。私が今関心のある電動車椅子に取って代わるものとしての歩行装置は4足の方が安全性が高いかも。

帰途、梅田へ出てニューミュンヘンで生ビール、ウダウダ話をしてから旭屋に立ち寄ると、なんと『スーパートイズ』が文庫になっているではありませんか(竹書房文庫)! たしかハードカバーが出たばかりなのにと思いつつも喜んで購入。ただし帰宅してから気づきましたが、文庫版はハードカバー版(21篇収録)からのアブリッジ版(13篇収録)でした。

河本さん

>7月30日の週にしようと思っています
了解です(^^)。


オフ 投稿者:河本 投稿日: 7月22日(日)11時07分35秒

 大熊さま
 すみません。予定をお知らせしなくて。(^^;)
 7月30日の週にしようと思っています。今週中には、旅行社で伊豆の旅行のこととかその他すべて決めてきます。日程が決まり次第メールします。どうもあまり先のことを決めるのは苦手です。

 あっそうだ、用事のついでにケダさんに会えたらなあ、というのは僕の希望であって実現したわけではありません。ほんの2〜3日まえに会えるかどうか尋ねても無理でしたね。>ケダさん

 旅行用品ぼちぼち買っていますが、楽しいものですね。安かったので、ミッフィーの旅行鞄を買ってしまった。それほど目立たないからまあいいだろう。(^^)


今日はロボフェスタ 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月22日(日)08時19分43秒

昨夕は畸人郷でした。
橋詰さんから本を受け取る。処分本コーナー、8月1日に新たな投入があるそうです。刮目して待て(^^)。

畸人郷では大江十二階さんとアレクすてさんにお会いしました。お二方とも<生身>と会うのは久しぶり。ネットはふしぎですね(^^;。

大江十二階さん
>安部公房の「第四間氷期」の全体に漂う、あの薄暗さが好きです。
たしか東京の波止場の倉庫街がメイン舞台でしたよね、もう読んでから三十年近くになりますが、あの裏びれた雰囲気は今でもまざまざと思い出せます。そういえば、ああいう<暗さ>は最近の日本SFでは味わえなくなったような。

アレクすてさん
畸人郷では席が離れてお話ができず残念。

>映画「A.I」、個人的にはクライマックス(つまり作品の結論)がちょっとダメでした。
>(そこまではOK!)
クライマックスはこの映画の急所みたいですね。→森下一仁さんの七月十一日、七月十四日の日記
見る人の人間観でいろいろな評価がありうるのでしょうか?

アレクすてさんが帰られてから、畸人郷の二次会ではキューブリックがひとしきり話題になりましたが、「A.I.」の話は出なかったな。

そういえば橋詰さんが「オルガスマシン」の話をしかけていたんだけど、なんか立ち消えになってしまったような(^^;。


P.S. 投稿者:アレクすて 投稿日: 7月22日(日)05時04分36秒

「A.I.」ですが、SFファンにはきついかも知れません。


映画は…… 投稿者:アレクすて 投稿日: 7月21日(土)22時46分57秒

大熊様
映画「A.I」、個人的にはクライマックス(つまり作品の結論)がちょっとダメでした。
(そこまではOK!)
ただ賛否両論の映画ですので、見られても損はしないのでは。
大江十二階様
 今日、畸人郷例会の一次会で話をさせてもらったアレクすてと申す者です。
ホラー小説やスプラッター映画のお話、楽しかったです。
また、楽しい話をして下さい。
ではでは。


10度目のサヨナラ劇、これはSFです。 投稿者:大江十二階 投稿日: 7月21日(土)02時55分33秒

1日遅れの話題ですが、カツノリ、またまたやってくれました。
矢野も5打数5安打、そして8回の2殺ファインプレーと、恐くなるくらいの活躍です。9回は、追いつかれるのではないかと、何となく予感していました。9回を抑えて、普通に1点差で勝つのでは面白くない、とそんな大それたことを思っていました。(野村監督も、サヨナラ勝ちを予測して福原を残していたのではないかと思えるくらいです)
と、まあ阪神のことを書き出したら止まりませんので、このへんで止めておきます。すみません!

SFネタを書きます。安部公房の「第四間氷期」の全体に漂う、あの薄暗さが好きです。
無声映画「メトロポリス」のプロレタリア思考も好きです。
最近、「猿の惑星」の新しい映画が出来たんですね。あまりにもメーク?が出来過ぎていて、却って新鮮さがないような気がします。

http://www.interq.or.jp/mercury/syundei/


やったね7連勝!!!! 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月20日(金)09時05分30秒

大江十二階さん

どうもどうも、ご無沙汰でした(^^)。

>ここは、阪神のことを書いても大丈夫ですよね
もちろんもちろん!
どんどん書き込みしてください(^^)。

ケダさんも大喜びしてくれていますが、やってくれましたね>七連勝。
長時間のTV観戦、疲れましたが、見ていてほんとに<神懸かり>でした(^^;>特に矢野。
オールスターあけもこの神懸かり状態を持続してほしいものです。

私はこの連勝つづきそうに思います。
なぜなら昨年までも、阪神は連勝がないわけではありませんが、そのあと必ず(連勝疲れからか)連敗していました。
また巨人戦の次の試合も巨人戦疲れで負けることが多かった。

つまりオールスターを挟まなければ、巨人戦明けの試合から連敗が始まること必至の時期だったのです。
ところが、今回は丁度オールスター(ありがたいことに野手は出場しなくてよい(^^;)期間中ゆっくり休養・調整できますし、巨人戦疲れも解消できます。
まったくなんとタイミングのいい連勝だったかと、巡り合わせの妙に感じ入っています。これは後半もいけるのでは、と思ってしまいますよね(^^)。
とりあえずヨカッタヨカッタ!

名張人外境大宴会を予定しています。まだぜんぜん決まってませんが、決まりましたらお誘いしますので、その時はどうぞよろしくお願いします(^^)。

ケダさん

わーいわーい\(^0^)/\(^0^)/わーいわーい


そして7連勝!!! 投稿者:ケダ 投稿日: 7月20日(金)01時45分33秒

わーいわーいわーい。\(^0^)/


RE:阪神6連勝!!  投稿者:ケダ 投稿日: 7月19日(木)00時16分24秒

わーいわーい。\(^0^)/


阪神6連勝!! 投稿者:大江十二階 投稿日: 7月18日(水)23時49分18秒

こんばんはーっ。
お久しぶりです。阪神、今日もやってくれました。巨人に3連続サヨナラ勝ちして、今日は普通に勝ちました。嬉しくて思わず書き込んでしまいました。
ここは、阪神のことを書いても大丈夫ですよね。(いけなかったでしょうか?)
野村監督になってから、一度は首位になるという瞬間が、今年はまだないのですが、ひょっとしたら今年は10月初めあたりかも知れませんね。(まあ、あり得ませんけどね)
こんな話題で、すみません。失礼しました。

http://www.interq.or.jp/mercury/syundei/


クェスチョンズ67/68(承前) 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月18日(水)22時34分08秒

yagyuさん

>トランペットのタッタタタタタタッタタタ
よーく判ります(^^)。

>大熊さん、今度うたってね〜
こんなん歌ったら脳の血管キレちゃうかも、遠慮しときます(^^;

>こちらのオフ会はいつごろになりますか
まだ全然決まっていません(^^;。7月下旬か8月上旬あたり、いずれにしてもほんの少人数でひっそりすることになりそうです。

>「風の翼」もぼつぼつ考えなくてはと思っているのです。
例年同様お盆あけを希望します。

「名張人外境」大宴会もしなくては!

<BGM>対自核/ユーライア・ヒープ


トレーン忌 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月17日(火)21時28分17秒

土田さん

>後藤明生はちょっと期待してます
エーン(T_T)、私は挫折しました(^^;。
通好みの作家なんでしょうね、私にはちと高尚すぎるようです(汗)。

さて今日、7月17日は、ジョン・コルトレーンの命日であります。
1967年逝去ですから、かれこれ今年は34回忌、はるけくも来つるものかなの感強しでありますが、さすがに同時代は知りませんよ(笑)。

私はサンタナ→マクラグリン経由でコルトレーンにはまりました。サンタナ−マクラグリンの「魂の兄弟たち」が1973年発売ですから、大体その頃でしょう。

折しも1975年10月27日発行の「北西航路2」(眉村先生のエッセイも載っています(^^))に、「コルトレーン8回忌の感想」という随想文を載せてもらっています。
この際やから公開しちゃれと思い、くだんの同人誌を引っぱり出してきて読んでみたのですが、あまりのヒドさに、厚顔な私も、さすがにこれは公開するわけにはいかぬと断念しました(^^;ゞ。

最近話題の大橋巨泉が、かつて、トレーンは「アフリカ」でダメになったと言ったそうですが、山野浩一も弁解気味にこう書いています。

《ジャズを聞いている時だけ生きている実感を持つことの出来るような奴でも、これだけ数多いレコードの中には1枚や2枚嫌いなものがあっても不思議はない。たとえそれが、ジョン・コルトレエンの「アフリカ」であっても、そいつがジャズ嫌いだと言いきれるものではないだろう。》(「X電車で行こう」)

ところが私は「アフリカ」や「オレ」(1961)以後のコルトレーンが好きなんですな。
わけても「アセンション」あたりからといいますか、アリスやファラオ・サンダースとやっているときのが一等好き(^^)。
アルバムを挙げるなら白鳥の歌の「エクスプレッション」かな。
これは何度聞いても飽きません(最近は聞いてませんが(^^;)。一見騒音(笑)のなかに静謐さが漲っています。

〈父〉コルトレーン亡き後、この手のジャズもすっかり退潮してしまい、60年代以前同様、70年以降のジャズも私にはさほど興味が湧きません。
そういう意味で、私は自分をジャズファンと言うのはおこがましいのではないかと思ったりもします。

とまれ今夜はコルトレーンを聞きまくりましょうか(^^)。


クェスチョンズ67/68 投稿者:yagyu 投稿日: 7月17日(火)20時25分00秒

おひさしぶりです。
ちょっと遅い反応ですが、シカゴではこの曲が一番好き。トランペットのタッタタタタタタッタタタ(うたっているつもり^^;)が、いいの〜。大熊さん、今度うたってね〜。

ところで、こちらのオフ会はいつごろになりますか。「風の翼」もぼつぼつ考えなくてはと思っているのです。

7/22、眉村先生のトークショーいいですね〜。でも、時間がとれない(/_;)。

http://homepage2.nifty.com/kazenotsubasa/


届きました。 投稿者:土田裕之 投稿日: 7月17日(火)00時53分43秒

大熊さん
本が本日届きました。
ありがとうございました。

後藤明生はちょっと期待してます。
できれば早く読みたいと思いますが、どうなることやら。

http://www.02.246.ne.jp/~pooh


ロボフェスタ関西2001 投稿者:大熊宏俊 投稿日: 7月16日(月)19時54分47秒

アレクすてさん

>「スーパー・トイ」(竹書房)を買いました。
おお、「A.I.」の原作ですな! 私は図書館に入るのを待っております(^^;。久々のオールディス作品ということで期待しています。映画の方はどうなんでしょう、スピルバーグというのがちと引っかかりますが(^^;ゞ。

さて、眉村先生プロデュースロボフェスタ関西2001が、いよいよ20日から始まりますね。
私は22日(日曜)に行ってきます。
なぜ22日なのかといいますと、この日はロボットシネマフェスティバル「鉄腕アトムスペシャルデイ」なのです! (10:30〜、13:00〜、15:00〜 トークショー12:00〜12:30/5Fメインホール)  
これは見逃せませんね(トークショーには眉村先生も出演されます(^^))。
関西方面の方はぜひご来場下さい。この企画に限らず楽しい企画満載のようです。


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