【掲示板】


ヘリコニア談話室ログ(2001年11月)


感染するとどうなるか 投稿者:管理人 投稿日:11月30日(金)21時53分10秒

ここでウィルスに感染するとどういう不具合があったかを書いておきましょう。
1)インターネットやメール送受信に関してはできます。
2)パソコン内のHTML文書はクリックしても開けなくなります。したがってHPのコンテンツはさわれませんでした。テキスト文書は開けられます。
そして1)も2)も、×を押しても消すことができない、フリーズ状態になります。
というわけで、感染したら自覚症状はあります。感染したことに気が付かないということはありえません。
それからアドレス帳からは跳んでないようです。むしろネットの履歴から、つまり閲覧したHPにあるメルアドに向かってウィルスは跳ぶように思われます。
お気をつけ下さい。

Yさん
大阪梅田には、「はぎや整形」と「白壁整形」という2大整形外科があって、昔はよくTVCMが流れていたのです。ことにも、はぎや整形のCMはなかなかインパクトがあって、検索してみたらいろいろ引っかかってきます(→はぎや整形)。かくのごとく関西人には異様にインパクトがある病院名なので、関西人ならニヤリとしてしかるべき箇所なんですが、なぜか私は読み過ごしていたのでした(^^;。


快癒しました 投稿者:管理人 投稿日:11月30日(金)19時11分45秒

みなさま大変ご迷惑をおかけしましたが、なんとか復旧したようです。
IEをアップグレードしたり迷走してましたが、決め手は↓のトレンドマイクロの自動駆除ツールでした>中さん、ありがとうございました。
OEもプレビューしないように設定しましたのでオッケーです(その後またウイルスメールが届いてましたが、設定を変えていたおかげで全然問題なし)>高野さん、ありがとうございました。

私のアドレス帳に載っている人から、その後ウイルスメールは届いてないので、みなさん賢明に対処してくれたようで、ホッとしています。
まずは一件落着ということで(^^;ゞ。

ジョージ・ハリスンが亡くなったそうです。最近ジョージのCDを毎日聴いていたので、なんか変な気分。合掌。


ウィルス情報 投稿者:中 相作 投稿日:11月30日(金)07時04分15秒

 ウィルスメール、当方にも届いておりました。
 たぶん同様のウィルスに感染したと思われる知人からの連絡によれば、「BADTRANS.B」という新型ウィルスだそうです。詳細は下記のページに。

シマンテック
http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.badtrans.b%40mm.html

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/default3.asp?VName=WORM%5FBADTRANS%2EB

 以上です。取り急ぎ用件のみにて。


携帯から書いています 投稿者:管理人 投稿日:11月29日(木)22時17分49秒

高野さま
ごめいわくおかけしてます。他の皆様もごめんなさい&うまく対処してくださいと祈るばかりです。
いま出先で何もできません。帰り次第、高野さんのご指示に従いたいと思います。高野さん感謝です。


来た〜 投稿者:高野史緒 投稿日:11月29日(木)21時30分32秒

サイトのアドレスのほうに来ました。ウイルスつきメール。

それがですね、大熊さんのアドレスから来たのです。ということは、大熊さんのパソちゃん、感染しているということでは?
ローテクなのでそのあとどうすればいのかは分かりません。ただ、こーゆうことがあったので、感染語の処置をなさったほうがよいかもし思ったのです。

OE使用の方は、ツール→オプションで、プレビューしない設定にしましょう、だそうです。私んとこは違うメーラーなので、多分……大丈夫だとは思うのですが……

http://homepage2.nifty.com/takanofumio/


ご注意! 投稿者:管理人 投稿日:11月29日(木)18時24分00秒

たまにウィルスらしきメールが届き、その都度削除しているのですが、今日届いたやつは、削除しようと右クリックした途端、ダウンロードを始めようとしやがった(汗)。大慌てで削除しましたが、大丈夫やろか・・

万が一みなさんのメールアドレスに私からのメールが行っても、件名が「Re 」だけで40KBの添付ファイルのやつは開封せず速攻削除して下さい。今回のはプレビューにするだけで感染するようです。
感染すると、アドレス帳に載っているメールアドレスすべてにウィルスをまき散らします。

――なんかPC心なしか遅くなったような・・・気のせいでしょうか。


よしもと 投稿者:Y 投稿日:11月28日(水)22時35分35秒

なんだかウイルスが騒がしいですね。
吉本隆明、探してみます。
そういえば「遙かに照らせ」論はどこでも見たことがないです。

>女性キャラ
見てくださってありがとうございます。
決して女らしい女が嫌いなわけではないのです。ただ男主人公のためだけに
存在する女しか描けない作家は物足りないなと思います。

ところで「シラカベ星人」ってどの辺が関西なんですか?


↓で書き落としましたが、 投稿者:管理人 投稿日:11月27日(火)21時04分01秒

「マス・イメージ論」、筒井「脱走と追跡のサンバ」への言及もあります。興味のある方はご一読を。

エゴ・ラッピン情報

1)「色彩のブルース」が明日(11月28日)シングルリリースされます。日本全土を揺るがした衝撃的作品「色彩のブルース」。この稀代の名曲を日本人のこころに刻まれた永遠のクラシックとして後世に残すべく、オリジナルの<トゲ>、良い意味での泥臭さは残しつつ、より広がりのあるサウンドにニューミックス、リマスタリング。 とのこと(^^;。

2)WOWOW で「EGO-WRAPPIN'ライブ」が放映されます(放送日: 12月2日(日)23:00〜24:00)。
残念ながらWOWWOWに入ってないので見ることあたわずです(T_T)。ご覧になった方、感想教えて下さい!

詳細はこちらでどうぞ→エゴラッピン・オフィシャル・ウェブサイト


吉本隆明の「遙かに照らせ」論 投稿者:管理人 投稿日:11月25日(日)16時16分53秒

あの「共同幻想論」の吉本隆明が『マス・イメージ論』(福武文庫)という評論集で眉村さんの「遙かに照らせ」を取り上げて論じています(集中の「推理論」70p〜74p)。
吉本隆明といっても最近の方は「誰その人」という感じではないかと思います(吉本ばななのお父さんですが)。難解なものを書く評論家です。
どーせ何書いてるかわからんだろうと思って放ってあったんですが、昨日ようやく読みました。あわせて雑誌掲載時に読んだきりの「遙かに照らせ」も再読。

「遙かに照らせ」は全然覚えていませんでした(^^;。こんな難解な話だったのか。一種の地獄巡り、「冥界遊行」譚であります。
吉本の「推理論」はさらに輪をかけて判らない(^^;ゞ。しかし、どうやら誉めているようです。少なくとも貶してはいない。

「推理論」において、吉本はまずポオの「モルグ街の殺人」を取り上げ、この小説が読者(作中の話者)から見れば分析的な推理力が超直感的な把握とか予知能力の域に迫るさまに感心する物語である。(未知→既知)
ところが作者の構成はまず既知があってそこから遡行的に未知に至る過程であろう。つまり読者からのベクトルと作者のベクトルは逆方向に向かうもので、かかる交差性が推理小説の原型である。
かかる構造ゆえ、読者において既知となった瞬間、すでに(未知であったとき既に)既知であったことに気づかされる。ナルホド。

「けっきょくわたしたちが〈推理〉と考えているものの本質は、はじめに既知であるかのように存在する作者の世界把握に向かって、作品の語り手が未知を解き明かすかのように遭遇するときの遭遇の仕方、そして遭遇に際して発生する〈既視〉体験に類似したイメージや、分析的な納得の構造をさしていることがわかる。(65p)」

で、それが「本質からの逸脱」なのだと吉本は述べるのですが、この辺の論述がまだ私には理解できません(^^;。
というのも、かかる逸脱の姿を山尾悠子の「夢の棲む街」と眉村さんの「遙かに照らせ」において明らかにしようとしているのですが、残念ながら「夢の棲む街」も、実はほとんど思い出せない体たらくで、ともあれ「夢の棲む街」に吉本は「ありきたりの推理小説よりも豊かな推理の「現在」における解体の姿を見ている」とのことです。

「遙かに照らせ」について、吉本は、作者による世界把握(既知)が、「作者に固有のものでなく原始から古代にかけて人類が宗教的な世界観として作り上げた普遍的な由来を持つもの」であり、「語り手が未知をまさぐるものとして物語を展開させたとしても、作品の本質的な推理を保証するものとはなっていない。もちろんべつにこの作品の優れた効果も同じところからもたらされる」として、「恐怖や不安や未知感覚のイメージを豊富に与えている。それがこの作品をどんなに優れたものにしているか計り知れない」
と述べています。

いささかゴチャゴチャしてしまいましたが、要約者自身が内容を理解できてないんですから致し方ありません(^^;。興味のある方は原文に当たって下さい。
どうも山野浩一が批判した当のものを吉本隆明は肯定的に評価しているのではないかと感じました。


女性キャラ 投稿者:管理人 投稿日:11月24日(土)21時27分52秒

きのう紹介したSF書評を読んでいたら、こんな文章があってはげしく共感。

タイトルと表紙の絵を見るとつまらないスペースオペラかと思うのですが、これが意外とおもしろい(「稲妻よ、聖なる星をめざせ!」)
本当にそうですね。まったく表紙を見て買う気を失わさせる本が何冊あることか>ハヤカワ文庫。
自分で自分の首を絞めている、読者層を狭めている、としかいいようがないですな。何度も書きますが、海外物のSF文庫のリピーターは中年層なんです。
どうもハヤカワのSFセクション、ちょっとおかしい。
先月のSFMでは唐突にブリン特集だったし。下手くそなブリンなんか推奨してどないするんや、て感じですね。せっかくSFに興味を示しSFMを手に取った初心者を門前で追い払うようなものではないですか。建て直しが必要。私は中村融さんを迎え入れればよくなるのではと思います。

Y店長
>「投稿欄」はコーナーの名前ですよね
そうです。紛らわしくて申し訳ない。眉村さんの投稿、読んでみたいですね。どんな投稿をされていたんでしょうね。案外厳しい前号批評だったりして(^^;。

「OL進化論〜女性キャラの魅力〜」拝読。
こういう視点は私にはないので、とても新鮮で面白いです。

>SFって主人公のデフォルトは男なので、どうしても女性キャラは意味を持ってしまう
というのは至言。目から鱗が落ちました。でも女性キャラが男言葉を使う最近の小説は私にはどうも違和感が(^^;ゞ

スロッピイ号の件、お世話になります! 楽しみです。が、いつでも結構ですよ。

ビデオで「青春デンデケデケデケ」を観ました。
よかったです。ただこれでは大林ファンタジーに収まっています。
原作を読んでないのでわかりませんが、他のメンバーも丹念に拾って欲しかった。たとえば裏方に徹する電気に強い生徒はどんな気持ちでステージのメンバーを見ていたのか、とか一種職人的なリードギターの生徒の内面とか。ベースの坊主の息子も面白いしドラムの生徒も少し恋愛事件もありましたが、何も考えてないわけではないでしょう。――となると、大林監督では無理か(^^;。

<BGM>ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン(ビートルズ時代のハリスン作品も含めたベスト盤。マイスイートロード、ROADではなくLORDだったのね、今さら気が付く


宇宙塵 投稿者:Y 投稿日:11月24日(土)18時09分58秒

こんにちは。「宇宙塵」リスト拝見しました。こんなにたくさんあるんですね。
どこかでまとめて復刻してほしいです。「投稿欄」はコーナーの名前ですよね?
「自選ショートショート」私も入手しました。たくさん短編が入っていると思うと
それだけでお得な気がするのでアンソロジーは好きです。

*宇宙船スロッピイ号、そのうちお送りしますね。
いつもお世話になっていますのでたまには……。

久しぶりに特集コーナー更新。
http://www.usiwakamaru.or.jp/~yamas/index.html


いいところを見つけた 投稿者:管理人 投稿日:11月23日(金)21時20分47秒

偶然見つけたSFサイト。→http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/Book/SF-title.html
新刊書をきっちりトレースしており、書評も的確ですね。この人の眼力は信頼できると思います。読書の指針に最適。私も折に触れて参考にしよう。
”シラカベ星系人”や”ハギヤ星系人”>うう、全然気づかなかった関西人なのに(恥)


自選ショート・ミステリー2 投稿者:管理人 投稿日:11月21日(水)21時44分22秒

日本推理作家協会編『自選ショート・ミステリー2』(講談社文庫)を入手しました。
収録された眉村作品は「暗証番号」で、新潮文庫の書き下ろしショートショート集『怪しい人びと』からの転載です。
あとSF関係では北野勇作、瀬名秀明、斎藤肇、高井信、谷甲州、横田順彌。
珍しいところでは、依井貴裕、光原百合。

豊田有恒編『日本SFショート&ショート選』(文化出版局)読了。

ショートショートについて考える機会があり、思い立って読んでみました。
編者のショートショート観は随分広く、わたし的見地からいえば「短い短篇」とか「コント」に当たる作品も選択されています。短い短篇といっても、50枚くらいまでは(オチが付く話ならば)編者はショートショートと考えているようで、収録された小松左京の「三界の首枷」はおそらく50枚近くあるのではないでしょうか。もはや立派な短篇で、少なくとも私にはショートショートとして認識できません。もっともこれは(オチを重視するか長さを気にするかといった)単に見解の相違に過ぎません。個人的に違和感があるというだけのことです。

ショートショートと一括される作品を、私は2種類(もしくは3種類)に分類できると思います。
1)はいわゆるショートショート(後述)。2)は20枚程度の短い短篇。(あと、3)としてショートスケッチもしくは短話と分類できるもの)
そしてコントはショートショートではないと認識しています。

具体的には収録された星新一の「命名」はコントではないでしょうか。しかし「親善キッス」は紛れもない切れ味鋭いショートショートです。「頭のいい子」は30枚近くあり、内容的にもショートストーリーというべき作品でしょう。
そういう意味で本書は広義のショートショートアンソロジーとして、過不足ないセレクションであり、編者の主張が出たよいアンソロジーと言えましょう。私のSS観が偏狭なだけなのかも知れません。

とはいえ、本書収録43作品中、私が本来のショートショートと認識する上述の1)のショートショートと言えるものを列挙するのも一興でしょう。(註、あくまで作品の出来とは無関係)

星新一「親善キッス」
広瀬正「もの」
平井和正「ロボット・ハウス」
光瀬龍「住むに家なく」
筒井康隆「悪魔を呼ぶ連中」
斎藤栄「声」
今日泊亜蘭「完全作家ピュウ太」
       「光になった男」
都筑道夫「テレパシスト」
眉村卓「身元引受証明」
高斎正「招かれ□る客」
かんべむさし「心がわり」
        「伸びるのびる」
加納一朗「忙しい日本人」
豊田有恒「ザ・クラフトマン」
渡辺晋「スカイラブ・ラブ記」
高井信「シミリ現象」

の17篇はわたし的見地から真のショートショートといえるものでした。
とりわけ星新一「親善キッス」、高斎正「招かれ□る客」、高井信「シミリ現象」は、これぞショートショートの神髄というべき作品で、私は今、なぜこの3作品が真にショートショートなのかを説明したくてウズウズしているのですが、そうするとオチをばらすことになってしまいますのでやめておきます(T_T)。簡単にいって、この3作品は、アイデアと設定とオチが三位一体で連動する緻密な構造をもっていることは言えるでしょう。
そんな説明をせずとも、読めばわかるのではないかと思います。
時間がないので、今日はここまで。詳しくは「ヘテロ読誌」で。


お世話になります。 投稿者:管理人 投稿日:11月19日(月)22時06分55秒

土田さん

毎度お手数をお掛けします。楽しみに待っています。
私は週末に丸山健二『火山の歌』新潮社(純文学書き下ろし特別作品)を捕獲しました。

「百年の孤独」(貴掲示板盛り上がってますね)は、ずーっと読まねばと思いつづけている本ですが、まだ読んでないです(^^;。ひかえめな土田さんが傑作!とおっしゃるからには、これは読まねば(^^)。でも、まず丸山健二の(蜆川氏と白梅軒ご店主の)おすすめ本(既に準備完了)を片づけようと思っています。


業務連絡です 投稿者:土田裕之 投稿日:11月19日(月)00時18分21秒

大熊さん
「客の多い家」吉田知子、「走る家族」黒井千次、
「ダンシングガールス」M・アトウッド
以上3冊。遅くなりましたが、本日送りました。

「百年の孤独」ガルシア・マルケスを読んでますが、傑作。


満ち汐のロマンス 投稿者:管理人 投稿日:11月18日(日)21時40分53秒

エゴラッピンの新作(ったって5月30日のリリース(^^;)「満ち汐のロマンス」を聴いています。メジャー進出第1弾フルアルバムということで、喜ばしい限りであります。
さて、「満ち汐のロマンス」、期待どおりで満足。やはりジャズっぽい曲がよろしいな(^^)。全曲ジャズにしたほうがよかったのでは、と個人的には思うのでした。
大阪から飛び出した逸材、このままどんどんビッグになっていって欲しいですね、いや、きっとそうなるんでしょう。
蜆川さんも是非お聞き下さい!


眉村さん情報 投稿者:管理人 投稿日:11月18日(日)18時08分02秒

先月上梓された日本推理作家協会編『自選ショート・ミステリー2』(講談社文庫)に、眉村さんの「暗証番号」というショートショートが収録されているそうです。さる方よりお知らせいただきました。

私自身はまだ現認しておりませんが、例のセブンイレブンで受け取れる(^^;ヤフーのブックスショッピングに注文しましたので、2、3日中に入手できるものと思います。
現物を確認しだい、トップページの[眉村卓情報]にて告知しますが、とりあえずお知らせいたします。
    ↓
自選ショート・ミステリー 2


元朝秘史 投稿者:管理人 投稿日:11月16日(金)20時55分13秒

小澤重男『元朝秘史』(岩波新書)読了。

「元朝秘史」12巻(15巻本もある)とは、チンギス汗の1代記と言うべき正集10巻と続集2巻からなる13世紀モンゴル語で書かれた原典(現存せず)の特異な漢訳です。正確には、漢字の音を借りてモンゴル語を表記する「漢字音写モンゴル語」の本文(原文)に、逐語的な漢語訳(傍訳)が付され、さらに段落ごとに総訳が施された三者セットによって構成されたものです。

モンゴル語学者の著者は、この特異な形式を手がかりに、「元朝秘史」(言うまでもなく漢語名である)の失われたモンゴル語原典の原題は何か? 原典の著者は誰か? いつ書かれたのか? という謎に挑戦している。

原典の原題は何であるかなどは、あっと驚く謎解きで、古田武彦かと思いました(^^;。
限られた手掛かりから著者は手品のように、しかし説得力のある謎解きを展開し、明快に論証します。その手さばきは本格ミステリと同じで、読後すっきりとした気分にさせてもらえることうけあい。ミステリファンにお勧め。

さて、念願の『誰のために』を入手しました。今日、近くのセブンイレブンに立ち寄ったら、ちゃんと入荷してました。便利なもんだ。
それにしても、たかだか740円の本にこんな手間をかけて採算取れるのかなと、こちらが心配してしまいます。メールも3回来たし(^^;。
でもセブンイレブン少し遠いのです。ローソンなら仕事場のすぐ隣なので、もひとつ便利なんですが(^^;ゞ

明日は畸人郷なんですが、別口があり今回は欠席の方向。
梅田界隈には出てきてますので、二次会の終わり頃に赤い顔で姿を現すかも(^^;。

河本さん
アルジャーノンはあらすじ知ってます。こんなつらい話私には読めません(笑)。
若い人は読めるでしょう。でも(すでに折り返し点を過ぎて下りにさしかかった)私の歳になればわが身と引き比べてひしひしと身につまされてしまうに違いありません。年寄りにこの本を読ますのは、たぶんすごく残酷なことだと思います(汗)。


泣かない 投稿者:河本 投稿日:11月16日(金)14時15分37秒

 大熊さん
 僕、小松のSFで泣いたことはないのです。「泣ける話」が「いい話」とか「情に訴える話」というなら、「果てしなき流れの果てに」の最後のところは確かにそう思いますが、泣きはしません。もちろん好きな作品ですけど。

 僕が「泣けるSF」として挙げたのは「本当に涙が流れてとまらない」作品たちです。
 1,2はSFファンなら皆読んでいると思った。Yさんも読んでみて下さい。泣くことって健康によいような気がする。
 3,4はあまり普遍的とは言えないけど、ぼくには良く分かる話なので、思わず涙が……、まあ、あまいと言われればそうなのですけれど。

       


宇宙塵データ 投稿者:管理人 投稿日:11月15日(木)20時34分41秒

先日アップした「宇宙塵」掲載作品データ著書リスト「一般小説(63〜76)」に反映させました。→http://okmh.web.fc2.com/i/mayu.htm

ご確認下さい。


ヘテロ読誌10月 投稿者:管理人 投稿日:11月13日(火)21時33分17秒

私、さっき初めてオンラインで本を注文しちゃいました。
もちろん、石光真清の手記(4)『誰のために』を入手するためにです。

利用したのはヤフーブックショッピング。実はまだシステムがのみ込めてないのですが、ここはセブンイレブンで代引きで注文品を受け取ることができるため、送料が不要なのです。これは便利ですねえ。クレジットカードの番号を打ち込むことの危険も回避できますし。
他のショップも少し研究してみようかしらん。
使い勝手がよさそうなら、これから利用するかも。

さて、名張人外境に、ヘテロ読誌10月分をアップしていただきました。よかったらご覧下さい。掲示板記入時より整理されて読みやすくなっていると思います。


「望郷の歌」 投稿者:管理人 投稿日:11月12日(月)21時47分25秒

石光真清の手記第3巻『望郷の歌』(中公文庫)読了。
前巻が「夢」の世界の話なら、この巻は「夢」が現実に蚕食されていく話といえましょう。

明治37年、母国に引き上げた石光は、自宅に帰り着いたその日、妻から召集令状を手渡される。
本書を読むと、対露のこの戦争が、何の作戦もないノーガードでロシアに撃たせつづけるだけの凡戦であったことがよく判ります。ロシアは撃ちに撃って、撃ち疲れて敗戦したのでした。

戦争が終わり、平和の世となると、石光に居る場所はない。またしても大陸へと引き寄せられていきます。が、戦後の満州はもはや嘗ての満州ではなかった。人情より法が幅を利かせ、馬賊も海賊も出る幕がない。石光もやることなすこと裏目裏目に出、尾羽うち枯らして日本に帰ってきます。大平原を疾駆した大陸浪人も、三等郵便局の局長となり小市民の生活に喜びを覚え始めますが、時あたかも明治45年、鈴の音もけたたましく号外売りが呼び走り、明治の御代の焉りを告げます。石光45歳の夏であります。

ああ、第4巻を早く読みたい!! 古本屋で探している余裕はありません(^^;。新刊で買うべしですが、ロードサイドの書店に中公文庫なんぞあるはずがない、大阪市内に出向かなければなりません。となると、週末までお預けか・・ウーム。それより書店の店頭で求められるのでしょうか?

Yさん
>年を取ると泣けるポイントが増える
私もめっきり涙腺が弱くなってしまいました(^^;。

>昔はただひたすらおもしろい話が読みたかったのに
Yさんの口から「昔は・・」などと聞かされては、もはや私など生きていることが申し訳ないことになってしまうじゃないですか(^^;ゞ

河本さん
>ある過去の出来事がAだったかBだったか定かでないことがあるので
それはふたつの並行世界が、河本さんを交点に交差したのです。その結果、片方の宇宙は消滅し、生き残った宇宙の河本さんが消滅した宇宙の河本さんの記憶を継承したのです。
という短篇を昔書きました(^^)。手書き原稿なのでにわかにはアップできませんが、そのうち文書室に格納しましょう(^^;。


平行世界 投稿者:河本 投稿日:11月12日(月)18時34分37秒

 大熊さん
 >そういう猜疑に、今、私はとり憑かれているのです(^^;ゞ。
 「俺は間違っていない、間違っているのは宇宙のほうだ」というわけですね。
 うーむ、SFだ。(^^;)
 僕の場合、ある過去の出来事がAだったかBだったか定かでないことがあるので、AとBの線形結合の世界から来たのだということになる。
 こういうあまりにもローカルな現象を説明するのに、量子力学を使っても良いのだろーか。


泣ける話 投稿者:Y 投稿日:11月11日(日)14時07分01秒

>河本さん
小松左京は日本人が泣ける話を作るのがうまいですね。
浅田次郎にも泣かされっぱなしですが。
年を取ると泣けるポイントが増えると何かに書いてありましたが……。
昔はただひたすらおもしろい話が読みたかったのに。


「曠野の花」 投稿者:管理人 投稿日:11月10日(土)21時49分30秒

石光真清『曠野の花』(中公文庫)読了。

石井真清は出生の明治元年に始まり、大正、昭和に亘る膨大な手記を残しており、それを嗣子石光真人が年代順に整理編集し4巻に纏めたのものが公刊されています。
本書はこの石光真清の手記の第二巻です。この手記は以前から欲しかったのですが、1−3巻をブックオフで見つけたので即ゲット。


私はなぜか沿海州、シベリアに憧れがあり、特にロシア革命―シベリア出兵あたりは特に興味があります。1巻をとばして本書を読んだのも、その辺の興味からで(シベリア出兵当時の記録は第4巻『誰のために』に収められている。ちなみに第一巻『城下の人』は、生まれてから日清戦争に参加し台湾に遠征、帰国してロシア研究の必要を痛感するまで)、それは十二分に満たされました。

第二巻の本書は、明治32年特別任務を帯び私費遊学の名目でウラジオストックに渡り、37年日露開戦により本国へ送還されるまでの足かけ5年の沿海州、満州での波瀾万丈の記録。

これが滅法面白い。石光は要するにロシアの北満進出を諜報する密偵なのだが、人情に厚い馬賊、男たちに率先して満州ーシベリアの曠野に拡がった日本娘たちの哀感、さらには当のロシア人とも友誼を結びつつ、持ち前の行動力で満州の広大な荒野を縦横無尽に駆けめぐります。まさに大陸浪人、日本男児とは石光のことでしょう。

中国の人にはけしからん事でしょうが(とはいえ、本書によれば中国人が満州に広がったのもロシアが鉄道を敷設した結果で、それ以前は少数の満人以外は無人の曠野だったらしい)、こんなロマンにみちた時代、空間があったのだなあと羨ましさを感じました。
バローズ「火星シリーズ」が好きな人は必読(^^;。


今日からつなぎっぱなし(^^) 投稿者:管理人 投稿日:11月 9日(金)22時08分23秒

なのに、こまめに切ってしまうのであった(^^;ゞ。

河本さん

>キース
>ヤング
>ヘンダーソン
うむむ、私が今日まで読むことを敢えて回避してきた作家たちですよこの3人は(汗)。理由は言わずもがな。

>「黴」について話したことありましたっけ
はて、どうでしたっけ、大体「黴」読んでないです>私。というわけで小松のあまりよい読者ではないかも。すいません。

>音楽SF(本邦短篇編)
山野浩一「ロックでいこう」
河野典生「ピットインでヤマシタ・トリオをディグしていると妙な話が浮かんできた」
筒井康隆「ジャズ大名」
眉村卓「スラリコ・スラリリ」



となりの世界から来た男 投稿者:管理人 投稿日:11月 8日(木)20時36分07秒

昨夕、帰りの車中、ラジオから「黒い炎」(チェイス)が流れました。おお、久々やなあ、何年ぶりや、20年ぶりか・・と喜んで聴き入っていたら、なんか違うのです。アレンジ(トランペット隊の)が私の記憶のなかの「黒い炎」とは微妙に異なるのです。別テイクか?とも思いましたが、それにしてはオリジナルとほとんど変わってないのはおかしい。異なるのは間奏のトランペットの一ヶ所のみ。うーん・・

そういえば、「C席の客」の新聞連載も、Y店長に調べてもらったものと、私の記憶は違っていました。
ひょっとして・・あるいは・・
この20年の間のあるとき、私は別の並行世界からこの世界へと紛れ込んだのではないでしょうか。ほとんど違いのない隣接世界だったので、今の今まで気が付かなかったのではないか?

そういう猜疑に、今、私はとり憑かれているのです(^^;ゞ。


泣いてもいいのだ 投稿者:河本 投稿日:11月 8日(木)18時52分47秒

 僕の泣けるSF
 アルジャーノンに花束を ダニエル・キース >短編のほう
 冷たい方程式      トム・ゴドウィン
 ジャングル・ドクター  ロバート・F・ヤング 
 アララテの山      ゼナ・ヘンダーソン

 小松の「黴」について話したことありましたっけ?誰かに言ったような気がするのだけど相手が誰だったか。すみません。ボケが始まっていたらやだなー。 (^^;)

 もっと皆さんの「泣けるSF」を募集して、架空アンソロジーを作りません?
 高野さんは「音楽SF」を募ってます。僕はバラードの「プリマ・ベラドンナ」をすすめました。

 


泣けるSF 投稿者:管理人 投稿日:11月 7日(水)22時06分26秒

わたし的<泣けるSF>ベストワンは、ヴォネガットの「タイタンの妖女」です(^^)


泣ける 投稿者:管理人 投稿日:11月 7日(水)21時48分31秒

河本さん
「果しなき流れの果に」←私も泣かされました(^^;ゞ。でも、ラストの泣かせは、SF的には反則だと思う(笑)。
クラークなら絶対にあのような展開には持っていかないでしょう。逆にいえばクラークには逆立ちしたって書けない話ですね。まさにジャパネスクSFといえるかも。

泣ける純文学(当社比)
○遠藤周作「沈黙」
○大江健三郎「芽むしり仔撃ち」
○北杜夫「白きたおやかな峰」
○柴田翔「されどわれらが日々」
○高橋和己「邪宗門」


いのち? 投稿者:河本 投稿日:11月 6日(火)19時09分34秒

 Yさま
 HPの「泣けるSF」拝見しました。おお、小松が3篇も。同士ではありませんか。いつかお会いできたら小松について語り合いましょう。>大熊さんとアレクすてさんも入れて。(^^)

 「果てしなき流れの果てに」を何故他人に「読んではだめ」と言って独り占めしたいほど好きなのかを、アレクすてさんに「レモン月夜の宇宙船」をとても気に入っている理由をミスター・ドーナツで一時間かけて話したように、説明してさしあげましょう。

 大熊さん
 4月頃「主体性」「私」の変遷の話の流れで小松も取り上げたのでしたね。そういえば夏の大阪オフではその続きを議論しなかったような気がする。>したかな?したかも知れぬ。思い出さない。歳だあ〜。

 「黴」が好きです。あれはフォン・ノイマンがセル・オートマトンの上に構成して見せた「自己増殖する機械」を作品世界で実現させているわけですが、切ない。虚しい。科学的に言うなら生命とはあの黴に他ならない。人間はもう少し込み入っていますが。
 「いのち」がそんな自動機械であってなるものか、と思われません?


「宇宙塵」掲載作品リスト 投稿者:管理人 投稿日:11月 5日(月)19時49分42秒

眉村卓「宇宙塵」掲載作品リストをアップロードしました。
これは森東作さん編集『SF同人誌宇宙塵INDEX(創刊号―178号)』(SFファングループ資料研究会)から眉村情報を適宜抜き出して作成したものです。資料の流用をお許し下さった森東作さんにお礼申し上げます。

こうやって眺めると、38号(1960年11月号)での「宇宙塵」初登場から64年頃までは、ほとんど毎月、怒濤のように作品を発表されていますね。書けば書くほどにアイデアが湧いてくるという状態だったのでしょうね。

「SF論のためのノート」は、珍しい眉村さんの評論です。たしか『宇宙塵傑作選』で柴野氏が言及していたと思います。手許に本がなく、うろ覚えですが、後にインサイダー文学論として結実する内容だったが未完、と書かれていたように思います(確認したら註を入れます)。

とりあえずアップしましたが、著書リストと連動はしていません。どう連動させるか、を今考えているところです。
中さんのところのように初めから完成品を提供する頭脳がないので、徐々に手直ししていくつもりです。ご了解下さいね(^^;ゞ。


池田次郎『日本人の起源』(講談社現代新書)読了 投稿者:管理人 投稿日:11月 4日(日)17時52分56秒

著者は自然(形質)人類学者。発掘された骨から日本人の起源を考察しています。
これはよく出来た本だと思います。19年前の本ですが、当時の最新知識をきっちりと踏まえ、自説を展開しています。
当時、埴原和朗を筆頭に、山口敏、尾本恵市ら人類学者が、コンピュータをひっ提げて華々しく考古学に参入し、安田喜憲が壮大な環境考古学を立ち上げた時代で、その辺りを私は食い散らかしっぱなしにしていたのですが、本書ではそのあたりを要領よく纏めてくれており、私のなかで乱雑にあった知識がすっきり整理されました。

著者の説は、現在も歴然としてある西日本人と東日本人の差異は、実に二万年前の旧石器時代にその端緒を開くという壮大なもので、ウルム氷期極相期、いずれも古モンゴロイドながら、シベリアから樺太、北海道を経て南下した一群と、アジア大陸南部を進発し、海を渡ってきた一群が本州中部で遭遇したといいます。この事実は安田喜憲による石器の製作技術の東日本と西日本の差によっても裏付けられるそうです。かかる東西並立を起点に縄文、弥生、古墳時代へと日本人はどう変遷してきたのかを形質人類学の立場から復原していく壮大な概説です。壮大ですが、一本筋が通っています。思いつきで書かれたものではないので、それはまあ当然なんですが。

また現代でも起こっている日本人の大型化(体位の向上)は、必ずしも食生活の改善ではなく、通婚圏の拡大による「新しい血の獲得」(という言葉は使われていないが)に由来するものであることを証明している(コーカソイドとモンゴロイドでは、混血による大型化の顕現因子が違うというのが面白い。そのメカニズムはまだ不明)。
ロバと馬の雑種であるラバが頑健なのと基本的には同じ事だそうです。もちろんラバは子孫を残せなませんが。

本書以降、人類学的考古学がどう新知見を獲得しているのか知りたくなりました。いい本はないかな。


前言撤回 投稿者:管理人 投稿日:11月 4日(日)10時40分37秒

蜆川さん

ヘレン・メリル、落ち着いて聴き直したら、なかなかよかったです(^^;ゞ。やはり名盤(^^)v。
「ホワッツ・ニュー」、ムードたっぷりですね、「ス・ワンダフル」はもうひとつピンときてません。いかにもスイングしてます、という感じの曲は、わたし的にはどうも面白くないようです。聞き込んだら、また印象が変わるかも知れませんが。

青江美奈が八代亜紀と比してジャズと親和性があると感じるのは、青江の纏う「いかがわしさ」のイメージに起因しているのではないでしょうか? 個人的感覚ですが、青江と八代では青江の方がはるかに「いかがわしさ」があるように思われます(八代はむしろ向日的で健康な感じがする)。いかがわしさがプンプンにおい立っているように思います(もちろんイメージですよ)。

かかる「いかがわしさ」が、「ジャズ」(とりわけ古いジャズ)という言葉に、我々が無意識的に纏わせているある種のイメージ(頽廃、場末の酒場、アンタッチャブル、etc etc)と同種のものであるので、上記の親和性を、私が感じたのではないかと思われます。
というより、そういうイメージ作りを青江サイドが行っていたということに過ぎないかも知れませんが(それとももともとジャズ畑の出身なのか?)。青江美奈さんも故人となられましたね。


ヘレン メリルは日本人向け 投稿者:蜆川 漁人 投稿日:11月 3日(土)23時53分56秒

ヘレンメリルとは懐かしい。あのアルバムの中でボーカルとしては、[WHAT’NEW]が好きです。
それこそ青江さんばりの吐息に、しびれるような身震いした記憶があります。
クインシーのアレンジとブラウニーのペットがさえているのは、[スワンダフル]がお気に入り。
クリフォード・ブラウンはバカテクですが、幾分プレイに面白みが欠ける気がします。アレンジャーに人を得ていれば、たとえばマイルスとギルエバンスのような関係があれば、もっとすばらしいアルバムを残せたかも。それにしてもトランペッターは早世しすぎ。
この前新聞に原信夫が、マイルスとかコルトレーンの方にいってJAZZが大衆性を失った、みたいな事を書いていました。JAZZの概念の捉え方にも拠るでしょうが、進化と退行のリピートは芸術の必然的要素でしょうか。筒井康隆に訊いてみたい気がします。


スロッピィ号の結末 投稿者:管理人 投稿日:11月 3日(土)20時52分10秒

Y店長

>「宇宙船スロッピイ号の冒険」続編発見 
おお、それは珍しい買い物をなさいましたね(^^)。
続編、ちゃんと出ていたのですね。私は見かけたことも皆無です。

>どういうオチがつく予定だったんでしょうか
私の予想では、このシリーズは開放形の連作なので、きっとオチはないんではないでしょうか(^^;。
最終話においても、スロッピィ号は宇宙を飛び続けているような気がしているのですが、さて・・
お読みになったら、結末ぜひ教えて下さいね。


「宇宙船スロッピイ号の冒険」続編発見 投稿者:Y 投稿日:11月 3日(土)18時32分42秒

ブックオフで入手。出ていたんですねー。大河ショートショート。
サブタイトルが「はるかなる旅路」
版元は(故)大陸書房 ネオファンタジー文庫
でした。
このシリーズ、どういうオチがつく予定だったんでしょうか。気になる。
なんとなくスタートレックっぽいと思うのですが。

福引きで三等が出た。ちょっと運が向いてくるかもしれません。


ヘレン・メリル 投稿者:管理人 投稿日:11月 3日(土)18時01分42秒

前から欲しかった「ヘレン・メリル・ウイズ・クリフォード・ブラウン」を入手。
名盤の誉れ高いアルバムですが、でも聴くに耐える(オレ的)のは「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」だけでした(^^;。確かにこれは素晴らしいです(クインシー・ジョーンズのアレンジが秀逸)。しかしエンドレスでリピ−トしていたら、さすがに飽きてきちゃいました(^^;ゞ。こういうのは、たまにラジオから流れてくるのを聴くのが一番なのかも。
でもヘレン・メリルの声は好きです。青江美奈っぽいですが(^^;。そういえば青江美奈はブルースつながりで洋楽(ジャズ)に違和感があまりないですが、これが八代亜紀になるとジャズは似合いませんね。同じような声質なのに(歌い方が違うのか)。


月刊センターショートショート更新 投稿者:管理人 投稿日:11月 2日(金)21時47分04秒

早いもので、もう11月ではないですか。
月刊センターさんの眉村卓ショートショートが早速更新されています。→インデックスページに戻って右上の[今月のショートショート]ボタンを押して、跳んで下さい。
今月は「Sの夢の世界」というタイトル。このお話に出てくる〈夢療法〉、どことなくRPGを連想させます。

――などとと思ったりするのは、実は最近、「太閤立志伝2」というゲームソフト(プレイステーション)に入れ込んで(というほどではありませんが)いるから。
ゲームソフトなんてのを弄ぶのはほとんど始めてです。
息子がPS2で三国志の、RPGというよりアクション系のゲームを楽しんでいるのを見て、三国志は好きだけど、こんな目まぐるしいやつは駄目だなあ、と言ったら、上のソフトを友人から借りてきてくれました。
プロ野球が終わり、最近めっきり会話も少なくなってしまった息子がわざわざ借りてきてくれたんですから、これはいやでもやらざるを得ません(^^;。
というわけで、一日に一回、(ゲーム内時間で月に一回行われる)評定で信長から与えられる課題をクリアする程度で遊んでいるのです。

さて、Y店長の読書月記が更新されています(>動物SF月間)。


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