今日も勝っちゃいましたね、阪神。 クックックッ、ふっふっふっ、わっははははっ!! であります。
眉村卓著書リスト「ジュヴナイル」に、角川スニーカー文庫版『なぞの転校生』と『ねらわれた学園』を追加しました。 本をご提供下さいました石川誠壱さんにお礼申し上げます。 また、いつもお世話になっておりますとぐろさんに、映画「時空の旅人」(87年角川春樹事務所)のパンフレットを譲っていただきました。 とぐろさん、ありがとうございました。そのうち画像にして公開したいと思います。
大江さん、ケダさん、アレクすてさん いやあ、阪神やってくれました(^^) 昨夜は所用があり、リアルタイムで見るあたわずでありましたが、深夜のスポ−ツニュースを見まくりましたです。 心配のアリアスも初日から結果を出しましたし、もはや心配はなーんにもありません! 今日は、私個人的には井川以上に買っているムーアでありましょう。ムーアもまた(初ものに弱い)巨人打線をきりきり舞いさせることでしょうが、もし連勝ということになれば、巨人打線封じの決め手はサウスポーであることが明確になり、各チームも巨人に対してどんどん左を繰り出してくるのではないでしょうか。 とにかく各球団一丸となって、打線が優越してくる夏場まで巨人を走らせないようにすれば、ペナントレースは面白くなりますね。阪神タイガースもオールスターまで勝率5割を維持しさえすれば、これはひょっとすればひょっとするのでは(^^;ゞなどと、とらぬたぬきの皮算用をしております。 アレクすてさん 花より乱歩大宴会の件、まだまだ締め切っちゃいませんのでご安心を。 第二部よりのご参加ということで、了解しました。 では当日お会いしましょう(^^)。
大江様、ケダ様、管理人様 阪神よかったです。これで熟睡できます。 万歳万歳!! あと、管理人様。返事が遅れてすみません。4月6日の大宴会ですが、第二部(たよし)から参加したいのですが、いかがでしょうか?(もし、予約を閉め切られたと言うのであれば、次回の参加とさせていただきます。) ではでは。
じゃなくて、同士よ!>大江十二階さま ただ勝っただけじゃなくて、緊迫感があり、見所も多い、いい試合でしたよね! 成績もいいほうがいいけど、なによりシーズン通して明るく元気に応援できる チームになってほしいです、はい。
ついに、ついに、阪神が初戦を飾りました! 長い、長いトンネルを、やっと今日、抜けました! 初戦さえ勝ってくれれば、1勝1敗でもかまいません。 それりゃあ、出来れば明日も勝ってもらいたいですけど。 初戦を勝った今年の阪神は、やっぱり何かが違います。 今年こそ、今年こそ! http://www.interq.or.jp/mercury/syundei/
http://www.interq.or.jp/mercury/syundei/
渋谷陽一『ロック――ベスト・アルバムコレクション』(新潮文庫)をパラパラと読んでいたら、こんな一文がありました。ディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」についてなんですが、 ”スモーク・オン・ザ・ウォーター”は最初リッチー・ブラックモアのギターで始まるのだが、聴衆の拍手のリズムが民謡風の頭打ちなので曲に合わず、わざわざ拍手に合わせてリズムを変え、やり直すあたりはいかにも日本でのライブ・アルバムらしく興味深い。 一読笑っちゃったわけですが、しかし私自身、全然気がついてなかったのだから、笑っている場合ではありません(汗)。 で、レコードを引っぱり出してきて聞いてみました。 たしかに、リッチー、なんか弾きにくそうにやり直していますな(^^; しかし聴衆の拍手は、私の耳が悪いのでしょうか、別に頭打ちのようには聞こえません。ていうか、むしろ4拍とも全部打っているように聞こえます。いわば幼稚園のお遊戯風(^^;ゞ あるいは前打ちしている人と、後打ちしている人が両方いて、結局全部打っているように聞こえているんでしょうか。 ともあれ、今では考えられない、70年代らしいエピソードではありますね(笑)。
森田さん >重版、二版とは書かれていませんので、初版だと思います どうも、お手数でした。そうですか、何巻だったか忘れましたが、ちょっと立ち上がって数メートル歩けばわかるのですが(^^;、卓通信にそんなこと(重版)が書かれていたような・・・勘違いかも知れません。 >「カルタゴの運命」 私、ローマのライバルとしてのカルタゴが大好きなもので(生来がビートルズよりストーンズ、バラードよりオールディス、巨人より阪神、大鵬より柏戸、たまご焼きより目玉焼きなヤツです(^^;)、この本とても面白かったです。最後の大・・・(以下略) SFマガジン5月号を購入しました。 「アンソロジーを編む愉しみ」という特集。識者がそれぞれのマイ・アンソロジーを披露しています。それぞれケレン味たっぷりウケ狙いの意欲満々に趣向を凝らしたセレクションで、とても楽しいです(^^)。 私も調子に乗って、挙げられた書名の中からアンソロジーを組んでみました(^^;。ていうか、タイトルを見て読み返したくなったもの。 アンドロメダ占星術/堀晃 スター・ピット/S・R・ディレーニイ 賛美歌百番/B・W・オールディス 表面張力/J・ブリッシュ 我が魂は金魚鉢の中を泳ぎ/I・ワトスン 山の上の交響楽/中井紀夫 去りにし日々の光/B・ショウ 信号手/K・ロバーツ ピー・アイ・マン/A・ベスター 影の船/F・ライバー バラードも入れたかったけど、挙げられた中にはわたし的該当作がなかった。私が選ぶなら「死亡した宇宙飛行士」だな(^^)。
管理人さま> >「日課・一日3枚以上」第1巻だけは重版がかかった。 重版、二版とは書かれていませんので、初版だと思います。 「カルタゴの運命」も読んでますし、うれしい悲鳴の毎日です。 それにしても「なま眉村さん」におあいできる機会があるって、うらやましいです。 15年くらい前ですが、「クイズダービー」に、眉村さんが出ているのを見ました。 動いてる眉村さんを見たのは、それ一回きりです。
大江さん 探偵講談打ち上げ会、幹事役を押しつけて帰ってしまい、済みませんでした。 >ところで、2、3本残ったおタバコと、長細いライターをお忘れではありませんでしたか? 店を出てすぐ気が付いたのですが、終電車が気になってたので(^^; さて、その講談ですが、3月24日(日)旧関テレ1F、Team火の車稽古場にて、6時半開演。 私、時間を勘違いしてまして5時半に到着。当然ながらまだ設営中でした。 喫茶店で時間をつぶしてから、6時15分頃に行きましたら、受付で臼田惣介さんと出会う。会場には大江十二階さん、初対面のアイナットさん、お名前失念しましたがアイナットさんのご友人が既にいらっしゃっており、少し遅れて中さん、本日のゲストの芦辺拓さんもおいでになり、他のお客様もいるのに、まるでいつものオフ会か何かのように傍若無人に振る舞ってしまいました。南湖さんの講談のご常連さまには不愉快だったかも。 まずは旭堂花鱗さん「幸介餅」の前座があり、つづいて、旭堂南湖さんの「探偵講談・魔術師(序)」。 もちろん長篇全部はできません。発端から、明智が捕らえられていた船から文代さんの手引きで逃れたのか逃れられなかったのか、やがて明智の葬式が・・・、というところまででした。 講談調というのは乱歩に合っているのでしょうね、引き込まれて聞いてしまいました。 そのあと、芦辺さんと南湖さんの対談。芦辺さんの聞き上手で探偵講談にまつわるエトセトラがきけて面白かったです。 それで思ったことは、講談は寄席演芸のなかではテレビの影響をまともにくらったジャンルだな、ということ。 漫才や落語はテレビと共存することができましたが、講談の機能はテレビと全く同じものだから、共存はありえなかったのかも。 また上方講談ですから、江戸の独特の文語調のリズムはなく、どうしても落語に近づいてしまうのも、ジャンルとしては辛いところ。 講談の生き延びる道のひとつとして、南湖さんは探偵講談に活路を見出そうと模索されているように思いました。これはぜひともガンバってほしい、と思うと共に、微力ながら応援したいと思いました。 まあ、芦辺さんが付いてくれていますから、大安心ですが(^^;。 打ち上げは上述の面々と南湖さん、花鱗さん。 南湖さんは、中さん、芦辺さん、臼田さんと今秋名張で行われる乱歩大イベントの目玉、探偵講談の打ち合わせの密談。私は紅一点の花鱗さんとおしゃべりしておりました(^^;。 次回の「名探偵ナンコ―よみがえれ!探偵講談―」は5月26日(同じ場所、時間)です。また見に行こうっと(^^) 石川さん 本届きました。ありがとうございました。コンテンツの訂正は可及的速やかに行う所存ですが、今少し忙しいので遅くなるかも知れません。といいながら明日やっちゃうかも知れません。ともあれ、しばしご猶予を(^^;ゞ(今日か明日、メールします)
下の書き込み、すこし補足します。 在庫の件ですが、引き取りの要請があったわけではなく、いつまでも預かってもらっている訳にもいかんでしょう、という先生のお気持ちを表現されたものですので、為念。 いずれにしましても、本が売れるにこしたことはなく、まだ購入されてない方はぜひぜひ! 非常にユニークな企てですので、必ず満足していただけることうけあいです!
大熊様 先日は、どうもお疲れさまでした。 ところで、2、3本残ったおタバコと、長細いライターをお忘れではありませんでしたか? 私が預かっておりますで、次回お会いするときに、お渡し致します。 何かとお世話になりますが、来月も宜しくお願い致します。
森田俊之さん >おかげさまで、昨日、「日課・一日3枚以上」届きました お役に立てて、私も嬉しいです(^^)。 >200部程度なんですか? 第1巻だけは重版がかかったときいていたのですが、奥付の記載はどうなっていますか? >手に入れることができたのは、幸運だったのですね いやなに、まだまだいっぱいあるそうです(^^;。 そのうち、在庫を引きとらなあかんのです、と先日、先生がおっしゃってましたので、在庫負担を軽くするためにも、もっともっと売れてもらわねばなりません。森田さんもぜひ宣伝して下さいね。 >「日課・一日3本以上」くらいで、ゆっくり楽しもうと思います。 作品の性格上、あとに残りませんので、仕事の合間などの小休止に読むのが吉です。 第1巻では、まだ形式やしばりに戸惑い、暗中模索しつつ書いておられる気配があります。これが6巻くらいになってくると、しばりを逆に利用したような闊達さがあらわれてくるのですよこれが(^^;ゞ これからもお気軽にお立ち寄り下さいね。 河本さん 解説ありがとうございました。その比喩、非常によく判りました(^^) わたしはおとなにならなかった。ただ、みっともなく年をとっただけだ。(R・A・ラファティ) ↑「九百人のお祖母さん」のあとがきで見つけた。いい箴言ですなあ、まるでおれのことみたい(^^;ゞ 気に入ったので、標題の「ヘリコニア談話室」の下に入れちゃいました(汗)。 「まちかどの穴」再読。初読時よりもさらに面白かった。ラファティは二度読んだ方がいいかも。
探偵講談の会「名探偵ナンコ」からさっき帰還しました。 いやーおもしろかった! 詳細は明日にでも。 森田さん、河本さんへの返信も、明日にさせてくださいね。 おやすみなさい。
大熊さん 失礼しました。アンドレ・ヴェイユはシモーヌ・ヴェイユの兄で、フランスの数学者集団ブルバキのボスだった人です。数学世界のメインストリームにいた人で、クラークを誰もがSF作家と認めるように、ヴェイユもまっとうな数論学者として認められています。 ラマヌジャンはご存じだと思いますけど、彼の結果は皆より先に進みすぎていて、たぶん凄いらしいけどよく分からないという感じです。 「文学には二種類ある、ラファティの書くお話とその他の文学である」という批評と同じことがラマヌジャンに対しても成り立つのではないでしょうか。
管理人さま。 おかげさまで、昨日、「日課・一日3枚以上」届きました。 200部程度なんですか?手に入れることができたのは、幸運だったのですね。大感謝です。 「日課・一日3本以上」くらいで、ゆっくり楽しもうと思います。 ありがとうございました。
今日は大阪シナリオ学校<エンターテインメントノベル(小説)講座>のカリキュラムの一環として行われました眉村卓先生の「講義」を、特別に見学させていただいてきました。大阪シナリオ学校の山崎事務局長様と芝崎様には厚く御礼申し上げます。 講義内容に関しましては、ここで言及するわけにはまいりませんが、眉村先生は、例によって立て板に水の名調子で、2時間ぶっとおしの熱弁でありましたが、受講者の小説家志望のみなさんは最後まで真剣に聴講されていました。 講義が終わって、教室の横の控えのテーブルで、しばし歓談。2時間の講義の直後というのにお疲れの様子もなく、次から次へとアイデアが先生の口から飛び出してくるのには驚くばかり。アイデアが際限もなく湧いていらっしゃるのでしょう(^^)。さすが! ここで嬉しいお知らせ! 日課シリーズはついに1700番台、18世紀(^^;に入ったとのことですが、そのうちの1篇を拙HPにご提供下さると約束していただきました。わーいわーい(^^) 帰りも先生のタクシーに便乗させていただいたのですが、車中では福島正実さんについていろいろお話ししていただきました。へえ、そんなこともあったんだ、と目からウロコでした(^^;ゞ ああ、今日はいい1日でした(^^) 土田さん 星さんが何篇お書きになったか知らないのですが、(多く見積もっても)1500には届いてないでしょう。 眉村さんは日課だけで既に1700篇以上ありますから、おそらく星さんの倍はお書きになっていると思われます。 もっとも、星さんのショートショートと眉村さんのショートショートは、名前は同じショートショートでもその実体は全然別物と思った方がいいと思います。星さんのは一編一編の切れ味ですが眉村さんはまとめて読んでのある種の感動です(^^) さあ、明日は南湖さんの講談だ!!
大熊さん 眉村さんの本、届きました。 結構厚いのですね。 なんか自費出版みたい。 久々になりますが、近日中に読もうと思います。 不勉強で良く分からないのですが、 ショートショートの数ではもう星さんを超えちゃってるんでしょうか。
ラファティを追悼して、「町かどの穴」を読んでいました(『九百人のお祖母ちゃん』所載)。 へえ、こんなおもろい話やったんか! アレンジしたら落語にできそう(^^)。
動坂亭さま ようこそお越し下さいました。 >早川と徳間のゴタゴタ >経緯とか結末とかご存知でしたらまた教えてくださるとありがたいです 堀晃さんご自身がHPで経緯を解説なさっていますので、ご覧いただけたらと思います。→http://www.jali.or.jp/hr/index.html 個人的見解を申し述べれば、早川が悪いのは言うまでもありませんが、私は徳間も同類項だと思っています。 まあみなさん、きいて下さい。 裁判を堀さんと一緒に闘ったからには、徳間は作家・堀晃と運命共同体を形成したのです。ところが徳間は早々とSFアドベンチャーを廃刊にしました。つまり、堀さんの以後ホームグラウンドとなるべき発表場所(もうSFMには書かないんですから)をつぶしてしまった。 それはどういうこっちゃ! はしごを掛けて屋根に上げておいて、はしごをはずす所業に他なりません。 本来徳間は、敢えて申せば、堀さんのためだけにSFアドベンチャーを継続する義務があったのです。企業的要請もヘッタクレもありません。ハードSFという、SFのなかでもきわめて特殊なジャンルを目指す新人作家を三顧の礼をもって迎え入れたからには、少なくとも作家が大成し一本立ちするまではその面倒を見なければ、その覚悟がなければ親分とはいえんでしょう。ハードSFという性格上、問題小説等に掲載できないのなら(じじつ堀SFが問題小説に載ったことは恐らくないでしょう)、SFアドベンチャーを継続するしかほかに手はなかったのですが、SFAはいとも簡単に消滅しました。 日本ハードSFに20年の空白をつくった責任者でてこーい!と私はいいたい。わたい、何ぞ間違ごたこと言うとりまっか(^^;ゞ >堀晃氏には「梅田地下オデッセイ」の決定版を早く出してもらいたいです。 私も同感(^^)。ただ堀SFの本領は硬質の詩情きらめく宇宙短篇にあるので、まずは短篇集『梅田地下オデッセイ』(ハヤカワ文庫)と『太陽風交点』(徳間文庫)集中の宇宙SFをぜひお読み下さい。 またお立ち寄り下さいね(^^)。編集済
幻想掲示板での拙文へのレス、ありがとうございました。 いろいろな議論を期待してのカキコでしたので、シンプルに嬉しかったです。 小生の論が、結果論に過ぎないことは認めます。 早川と徳間のゴタゴタ、そう言えばありましたね〜。詳細は知らないので、経緯とか結末とかご存知でしたらまた教えてくださるとありがたいです(下世話ですいません)。堀晃氏には「梅田地下オデッセイ」の決定版を早く出してもらいたいです。もちろん、買って読むつもり。
アレクすてさん ご無沙汰です。 「かめくん」お読みになったんですね(^^)。また感想を聞かせて下さいね。 >畸人郷 の会では、いつもすれ違いで少し寂しいです すみません。気力体力ともに低調で行動力が極端に低下しており、今月は自粛させていただきました。 目下「花より乱歩」大宴会に向けて、鋭意エネルギーの充実にこれ努めているところです(^^; アレクすてさんはいらっしゃいますか? 河本さん >ラファティ:クラーク=ラマヌジャン:ヴェイユ かなあ えーと、えーと(汗) 大森伝言板によれば、大森さんが生まれてはじめて買ったSFマガジンがラファティ特集だったとのこと。 検索したら、1972年8月号ですね(「町かどの穴」「 長い火曜の夜だった」「山上の蛙」収録)。 私が初めて買ったSFマガジンは、1971年12月号でした(^^)。それ以前から友人に借りて読んでたけど。 ふっふっふっ、おれの方が8か月早かった・・・勝った!(←って何が(^^;ゞ) いや、最初のSFマガジンって舐めるように読むから、鮮明に覚えているもんです。大森さんの初SFMがラファティだったってのは象徴的。今日に至るまで尾をひいていますよね(^^; 私の初SFMは光瀬「宇宙航路」ですから、これもやっぱり尾をひいていると思う。 河本さんの初SFM体験は? ともあれ、ラファティさんのご冥福をお祈りします。 編集済
ラファティ爺さん、亡くなられたのですね。 ご冥福をお祈りします。 ラファティ:クラーク=ラマヌジャン:ヴェイユ かなあ。
「かめくん」(徳間デュアル文庫刊)の感想を書こうと思ったら、 R・A・ラファティが亡くなったそうです。 黙とう。 (関係ないですが、管理人様、畸人郷 の会では、いつもすれ違いで少し寂しいです)。
石川誠壱さま >角川スニーカー文庫版の >『ねらわれた学園』と『なぞの転校生』、 >私の手元にありますので、 >お持ちでなければ、お送りしましょうか? わわ、よろしいんですか?ありがとうございます(^^) よろしければ、ぜひお願いします! 明日、メールさせていただきます。 なんだか元気がでてきましたー(^^;ゞ
それにしても、なぜこんなに疲れるのでしょうか?帰宅したらもうぐったりです。 歳のせいでしょうか、そういえば筋力も随分落ちてきたような・・若い頃はかいな力ではだれにも負けない自信があったものですが。 その頃なら片手でひょいと持ち上げていたようなものでも、今では両手でも悪戦苦闘しています。 腕力というより握力が落ちているのかも。握る力が弱くなっているから持ち上げる力も弱くなっているんだろうな。 ハァ、、、そういえば腕立て伏せと腹筋、最近やってないなあ。あ、握力を強化しなければいけないのか。 大体無理がきかんようになったもんなあ、日付が変わる頃にはもう瞼がくっつきかけているもんなあ、電気もステレオもつけっぱなしで眠っちゃってるもんなあ、、、ハァ というわけで、これからだらーっとだらーっとレコードを聞きまくる予定。今夜はブラジル特集だ! カンデイア/サンバの王様→パルチード・エン・シンコ/サンバの鼓動→オス・ノーボス・バイーアノス/ロカルナヴァル ・・・あと小野リサも用意しとこ(^^; こうして、男は〜、静かに眠るのでしょう〜あしたもしごと(T_T)
角川スニーカー文庫版の 『ねらわれた学園』と『なぞの転校生』、 私の手元にありますので、 お持ちでなければ、お送りしましょうか? * 『なぞの転校生』には、1998年5月付けでの眉村さんのあとがき 「スニーカー文庫版のための注釈」という1ページが巻末にあり、 「侵された都市」の年代表記が変えられていることが記されています。 《元のかたちでは、主人公たちの時代が一九六九年、タイムスリップした先が一九九九年》 《ノストラダムスの大予言を意識したもの》 《けれども今ではそれではやはり具合が悪いので》 という事情らしいです。 で、どう変えられているのかというと、 《一九xx年代》から《二xxx年》への移動…となっているだけで、 どうも、あまり、「改稿」と騒ぐほどの大改稿でもありませんね。 失礼しました。
近頃TVからチンクエッティやシルビー・バルタンの歌声が流れてきて、おお、とCMに見入ってしまいます(^^; どこぞのスポンサーで、マッシュ・マッカーン「霧の中の二人」を使ってくれないものか(オリジナルキャスト「ミスター・マンデイ」も可)、、、 以前臼田さんが、ロジャー・ウォーターズの「ピンクフロイドがシド・バレットの呪縛から解きはなたれたのは「炎」からだった」(大意)という言葉を紹介されていて、ちょっと違和感があったのですが、その意味がようやくわかりました(^^; アルバム「炎」集中の「あなたがここにいてほしい」はシドのことを歌ったものだったのですね。なるほど。 <BGM>黛ジュン/恋のハレルヤ
ケダさん ご教示ありがとうございました。 わたし自身(むねおちゃん風(^^;)、限られたサイト以外を見に行くことはめったにありませんので、当然この文章も知りませんでした。またちょくちょく教えに来て下されば幸甚であります(^^)。 なお、眉村さんのこの文章はトップページにリンクいたしました。 格非『時間を渡る鳥たち』読了。 著者は中国のバラードです! 感想は後日。てゆーかもういっぺん読み返した方がいいかも。てゆーか再読を前提として、著者は書いているように思われます。 というのも、バラードらしく時間がリニアに流れていないので、すべてのシーンを頭に入れてから再構成しないと全貌が見えてこないと言うか・・コンデンスト・ノベルとまではいきません、そこまで濃縮されてはいませんが(^^;ゞ 編集済
日本推理作家協会に眉村卓さんが寄せられた文章。 わたしは熱することがあまりなく、さめるのはめちゃめちゃ早いので、 なんだかあこがれます、こういう方。(^^; http://www.mystery.or.jp/kaiho/0203/mayu.html
http://www.mystery.or.jp/kaiho/0203/mayu.html
石川誠壱さん はじめまして。懇切な書き込み感謝いたします。 角川スニーカー文庫の2冊は、書店で見つけて知っていました。 ただ、そのときは奥付が角川文庫版の重版を引き継いでいると(なぜか)そう思いこんでしまったのでした。 それで別項を立てる必要はないと判断していたようです(だから買わなかった(汗))。 しかし「侵された都市」が改稿されているのなら、これは何としても買い求めて読まねばなりませんね。←イーエスブックスではしかし絶版になっていますね(T_T) 何はともあれ、お知らせ下さいまして本当にありがとうございました。 近日中に、情報提供者として石川さんのお名前を掲げさせていただき、訂正させていただきたいと思います。 このようなご指摘は、本当にありがたいです。これからもお気づきの点がありましたら、どうぞ御一報下さい。よろしくお願いいたします>石川さん他閲覧の皆さま。 >「愛してタムレ」 も知らないよ〜(涙)。 ところでこの掲示板、投稿者が自分の投稿記事の削除/編集を行えるようになったみたいですね(^^) 右端の「編集済」をクリックされたし→編集済
河本さん >「UFO少年アブドラジャン」 ET系というかいやし系らしいですね? 特撮は非常に素朴だとか(^^; しかし、「いやし」って関西では食い意地のはった人の事なんですよね(^^;ゞ 編集済
大熊さん >>「UFO少年アブドラジャン」 >あ、その映画、だれやったかな、誉めてましたよ。 高野史緒さんじゃなかったかな。 「ウズベキスタン映画祭」、となりの駅で催されるのです。これは上映されないみたい。どうするかなあ、行こうかなあ。
柳生さん >「UFO少年アブドラジャン」 あ、その映画、だれやったかな、誉めてましたよ。 >谷啓の「歌ってタモレ」 何ですかそれ(汗)、ガチョーン!やったら知ってますが、、、 >展示会やコンサート情報をひろってます。 講談、行きませんか(^^; Y店長 >週刊司政官も買う人がいるとは……。 ウーン、そうかなあ・・・じゃあ、290円では?ってそういう問題ではありませんか(^^; しかし、ローダンシリーズやグインサーガですら、あれほど売れるんですから、司政官シリーズが売れないはずがない、いや、もっと売れて当然ではないかと思うんですけど>ワテ何ぞ考え違いしとりまっか(^^;ゞ >「禍記」こわかったです 傑作ですよね! 田中啓文は間違いなく、70年代日本SFの最良の部分を継承してますね。
>2巻は品切れ これ、私のところにもよく寄せられます。私自身も注文したら「返品まち」でだいぶ後に 届いた(書店から何度も催促してもらって)体験があるので、真剣に増刷してほしいです。 3,4,5だけ買う人はいないって。いや、週刊司政官も買う人がいるとは……。 「タイムマシン」また別の叢書に入るのでしょうか? 「禍記」こわかったです。巨大な蛾の出てくる話が特に。 図書館で借りたので印象しか残ってませんが、間に挟まっている女編集者の話が 余分だったような。枠組みを作りたいのはわかるんですが。
こんばんは。 このところ「関西ウォーカー」を見ているんです。展示会やコンサート情報をひろってます。こんど三谷芝居のチケットとれたのがうれしい。 で、「UFO少年アブドラジャン」は、ウズベキスタンで作られたすごいいいSF映画という噂で、いくつもりでいたのに、レイトショー夜9時なので遅くて出にくいのが残念。ビデオになるのを待つしかないかな〜。 ところで谷啓の「歌ってタモレ」って知ってますか?
SFM連載時にあれだけ好評を博した作品なんですから面白くないはずがありません。 要は2000円以上もするハードカバーで、途中6年もブランクにしたら、そりゃあ売れる本も売れませんわな。最初から販売戦略を間違ってるんです。 私案ですが、スターウォーズみたいに週刊誌の形態で発行しても面白いと思います。本文に、世界設定の解説や用語説明の雑文を交えて500円以内で。シェアードワールドな短篇も吉>週刊司政官
紀伊国屋は日本書籍総目録ベースで全巻取り寄せ扱い。 bk1は2巻のみ取り寄せ不可。 早川書房の検索では1,2が品切れのようです。 まあ版元のデータが正しいのでしょう。 3,4,5巻が残っているのは発行が6年もあいているから。 2巻が先に切れたのは1巻に比べ部数を絞ったから、 といったところでしょうか。 大熊さんがおっしゃった通り、3,4,5だけあってもしょうがないような気がしますね。 これから売れていくとは思えない。 なんか本がなくなっていく過程を表しているみたいだなあ。
今回は湯気が立っているような新しい本(当社比(^^;)を読んでおります。 土田さん >「引き潮の時」は1巻も品切れになりましたか ええっ!!1巻まだ生きているですか? なら、それこそ2巻を重版して在庫掃きしなきゃ、、、と思いますね。 >又吉栄喜 沖縄作家は面白そうですね。あと池上永一とか目取真俊とか。池澤夏樹も在沖なのかな。しかしぜーんぶ未読です(^^;ゞ ●さて、お知らせです。 こちらに詳細がありますが、3月24日の日曜日、旧関テレにて、探偵講談「乱歩の魔術師」が上演されます。 今は昔の明治時代、講談には「軍記物」「世話物」に並んで「探偵講談」と呼ばれるジャンルがあったのだそうです。演者の旭堂南湖さんは、この探偵講談を現代に甦らせようと活動されている若手講談師さんです。 乱歩の通俗長篇と講談の語りは非常に親和性がありそうな気がします。これは面白そうですね(^^) 当日は南湖さんをずっと応援してこられた芦辺拓さんと、南湖さんの対談もあります。 ミステリファン、乱歩ファンならずとも必見でしょう。関西方面にお住まいの方は、どうぞお越し頂ければと思います。南湖さんのHP
「引き潮の時」は1巻も品切れになりましたか。 >第1巻がダブってますので、お譲りしますよ(^^)。 わーい。 又吉栄喜を読み始めましたが、 最初の1編は読んでいるうちにムカムカしてくる(義憤にかられる) 沖縄の作家しか書けない重たい純文学でした。 (読んでいるのは「豚の報い」ではなく「ギンネム屋敷」です。) 3編収録ですが、はたして幻想的作品はあるんだろうか。 で、読了したら大熊さんに押し付けようかと画策中だったりして(笑)
<痛快世界の冒険文学>の「タイムマシン」は、ネット書店で確認したら、まだ流通しているようですね。 ということは在庫が版元にあるということで、それなのに新たな「タイムマシン」を出すのでしょうか講談社は。 ちょっと不思議に思ったのはたしかです。まあ眉村ファンとしては素直に喜んでおけばいいのでしょうけど(^^; 「引き潮のとき」がいまだに文庫化されないのは、1,2巻は品切れになったが、3,4,5巻の在庫が残っているためということを、どこかで小耳に挟んだのですが、それに比べれば講談社は太っ腹ですね。 しかしいくらなんでも3,4,5巻だけ店頭にあっても、1,2巻が補充されなければ売れる(はける)筈がないじゃないか、と素人考えでも判りますよね。H書房の営業感覚は、大阪商人の私にはよく判りません(^^;ゞ 1,2巻を重版すれば3,4,5巻がはける可能性が出てくる。営業努力で3,4,5巻を売り抜けばあと1,2巻が残ったとしても3,4,5巻が残っている現状より在庫負担は確実に少なくなるという計算ができんかなあ。 >そろそろ眉村さんの『日課・一日3枚以上』買わなきゃな 第1巻がダブってますので、お譲りしますよ(^^)。
><痛快世界の冒険文学>とは別の単行本で刊行されるのでしょうか? 謎ですねえ。 このシリーズ、新刊で買っていたのですが、途中でくじけたため まだ買っていない巻があります。 なかなか珍しい企画でいいなと思ったんですが。 講談社は突然絶版にするので、ちょっと警戒気味。 そろそろ眉村さんの『日課・一日3枚以上』買わなきゃな、と思う今日この頃。 10冊まとめ買いだと25、000円ですねえ。うーむ。 変な書き込みでごめんなさい。
眉村先生の『タイムマシン』ですが、当初新書判にて刊行とお知らせしましたが、どうやら四六判になったもようです。トップページをご覧下さい。 <痛快世界の冒険文学>とは別の単行本で刊行されるのでしょうか?
キレのいい短篇が読みたくなってきました。 アレクすてさん >「亜空間要塞の逆襲」は最後に山野浩一氏がでてくるやつですね そうですそうです(^^; でもあれ、たしか名前は出てこなかったと思うのですが、よくお分かりになりましたね。決めては競馬とひげでしょうか(^^) >20世紀SF 通読されたんですか、それはすごい! 必読書ですよね、でも、ボ、ボリュームが、、(汗) 土田さん >タイトル忘れたけど >「マリーセレスト」を扱ったもの 「誕生」ですね。 SFマガジンで読みました。内容は霧の彼方ですが(^^;なぜか印象が強く残っています。よっぽど傑作だったんでしょうね。「岬一郎・・・」は私も未読です。 >重い言葉ですね・・・ ところが全然重くないのです。 なぜならその決心、一年と保たなかったんですから(汗)。ただ強烈な悔恨が残るのみでした、、、
追悼で半村良を読もうと思う今日この頃ですが、 やっぱり「岬一郎の抵抗」がいいかなあなどと思ってます。 ぼくは嘘部シリーズの途中で止まってしまっていて妖星伝も1巻しか読んでませんので (まあ他の作家も同じようなものですが) 「妖星伝」の方が良いようにも思いますけれど。 今まで読んだ中ではやはり「産霊山秘録」と「石の血脈」ですね。 短編でも面白いものが結構ありました。 内容はなかなか思い出せませんが、「ボール箱」「箪笥」タイトル忘れたけど 「マリーセレスト」を扱ったものが印象に残ってます。 >阪神大震災の年に、雑誌はすべてゴミに出しちゃいました。あのときはもうSFなんかにかまけるのはやめようと決心した筈やったんやけどなあ(汗)。 重い言葉ですね・・・。
どうも失礼します。 アレクすてです。「20世紀SF」よかったです。 私はSFを時系列で読んでいくと言う発想がなかったのでたくさんの発見がありました。 例えば、NWやフェミニズムSFについてその発生や系統が良く分かって良かったです。 (じつは、NWについてよくわかってないところがあったので) あと、サイバーパンクなどにでてくるヴァーチャルリアリティなどの概念が (ヴァーチャルリアリティという名付けられ方はしていなくても)すでに50年代にあったことに驚いています。(ま、「フェッセンデンの宇宙」だってヴァーチャルと言えばヴァーチャルなのですが) あと大熊様 >お遊びですが「亜空間要塞」、「亜空間要塞の逆襲」は個人的にツボでした。 「亜空間要塞の逆襲」は最後に山野浩一氏がでてくるやつですね。(これって、ネタバレ?) 僕も読んでいてびっくりした記憶があります。 ではでは。
始まったと思ったら終ってた。短かすぎ(^^;。 それもその筈、帯に謳われているように、本書はALL500円デュアルノヴェラシリーズの一冊として出版されたものなのです。 つまり、最初から枚数の上限が制限されていたのでしょう、結局170pに収まるよう、作者はストーリーを削りに削っているように思われます。 その結果、説明が省略され、ストーリーが端折られ、最終ページなんか、本当に紙幅がなくなってしまったんでしょう、5p分くらいの内容が1pに詰め込まれちゃっています。 そのような次第で、本書で重要な役割を果たす太田のおばちゃん@「実は」がなぜ民間宇宙艇に乗っていたのか?真の理由が私にはよく判らなかった。この民間宇宙艇が秘密裏に大赤班へ侵入しなければならない理由を、太田のおばちゃん@「実は」が最初に説明しているのですが、読み終わった段階(すべてが明らかになった段階)ではその説明では意味をなさないのではないでしょうか。本来はもっと別の「理由」があったのではないでしょうか。170pに収まりきらないので、作者はその辺をばっさり刈り取ってしまったのではないでしょうか。 これは作者が可哀想です。 木星気圏を舞台に、追う者と追われる者が知力と技倆のかぎりをつくして闘う(だまし合う)コンゲーム風テクノハードSFになるはずが、浜辺の打ち上げ花火みたいに上がったと思ったら落ちてしまったという感じ。 オンボロの民間宇宙艇を撃墜するために、宇宙軍の最新鋭鑑がわざわざ木星大気圏に降りてきたというのに、ちょっとつばぜり合いをしただけで、あっさりストーリーが腰砕けてしまうのです。 私自身もだんだんと引き込まれて来て、さあ、これからどうなるのかな、と期待が膨らんできたところで、ふと、ページがほとんど残ってないことに気づいて「あれ?」と思ったのでした。 案の定そこからストーリーは駆け足となり、ばたばたと話は片づいていき、終わってしまった。いや残念。 作者には本書の長篇化を希望したいです。
Y店長 >SF宝石創刊号 5年早く知りあっていたら、SF宝石だけでなく、奇想天外、SFアドベンチャーの創刊号でも何でもお譲りできたものを(^^;ゞ 阪神大震災の年に、雑誌はすべてゴミに出しちゃいました。あのときはもうSFなんかにかまけるのはやめようと決心した筈やったんやけどなあ(汗)。 >「あと10年早く生まれたかった!」 たしかに昭和30年代(1955年〜64年)生まれの人はほんとうにラッキーだったと思います。
表題のフランソワとは、15世紀フランス最大の詩人にして泥棒、奇しくもジャンヌ・ダルク処刑の年にパリに生を受けたフランソワ・ヴィヨンのことです。本書はヴィヨンの伝記小説です(とりあえずそう言っておく)。 したがって、一応ピカレスクなヴィヨンの生涯を忠実にあとづけているようにみえます。しかし当然ながら、凡百の伝記小説を、「オルガニスト」の作家が書くはずがないのです(後述)。 ともあれ、15世紀パリの市井の雰囲気が目に見えるように描かれています。もちろん資料も縦横に駆使されているのだろうが、資料と資料のすき間に、作者の想像力がわかちがたく埋め込まれてのリアリティであろうと思われます。 ヴィヨンの生涯はトラブルの連続。トラブルが彼を呼び寄せるのか、とにかく動けば動くほど、やることなすこと目が悪い方へと回っていくヴィヨンの人生は、読んでいて切ない。 傍目から見ればゴロツキ以外の何ものでもないヴィヨンですが、父親と母親はそんな不肖の我が子でも子供は子供、どんなに親不孝を重ねても最後まで見捨てることをしません。 親とはそんなものなんでしょうが、ヴィヨン同様親不孝者の私には、とりわけ身につまされたところでした。 まあそんな私も、自分の子供に対しては、やはり親、同じことをするのでしょう、サガというのか本能なのか。 ともあれ、私よりずっと若い作者が、こういう情景を書けるというのは驚きでした。 さて本書が凡百の伝記ではない所以ですが、 璧頭に引用された「おれはフランソワ フランス人だ こればっかりは気が重い」という詩片が、キイワードです。 この「視点」に立って、ヴィヨンの生涯が語られているのです。この「視点」が本書のユニークなところです。それががあとになって効いてきます。 ヴィヨンは、史実的には、パリ追放の宣告を受けてから以降の足取りが、全く不明となるのですが、作者はここで、あっと驚くとてつもないアイデア(解釈)をすべり込ませ(当然伏線があります)、パリ追放後のヴィヨンを想像力をふくらませて描くと同時に、再帰的に、いいことが何もなかった前半生が照らし返され、その遠因が解明されるのです。この辺はわたし的にはセンス・オブ・ワンダー(^^)。おお、と膝を打ちました。つまり本書は、一応リアルな普通小説の衣を被っていますが、実は「内的」にはSFなのです。 ただこのアイデアは、しかし一種先入見(ある意味偏見)に基づくものであるのがちょっと困った点なんですが、とりあえず小説内事実として認めてしまえばノープロブレム(^^;。だって本書はノンフィクションではなく小説、それもリアルなふりをしたノンリアル小説即ちSFという、実に周到に用意された<たくらみ>なんですから。
びっくりでした。まだそんなお年ではないと思っていたのに……。 それほどは読んでいないのですが、「産霊山」好きでした。 「SF宝石」創刊号(1979.8)を古本屋目録買いにて入手! 「消滅の光輪」の鼎談が目当てだったのですが、ほかにも 「アシモフvs小松左京」とか「ヨコジュンの人生相談」とか読みどころが 多くて楽しんでいます。 つくづく「あと10年早く生まれたかった!」と思います。 ……しかし、広告の載っている本をレビューでけなしている雑誌も珍しい。 *講義の件……残念ながら友人の結婚式と重なっているのです(涙) またの機会によろしくお願いします。
眉村さんのコメントが載った毎日の記事→http://www.mainichi.co.jp/news/flash/jinji/20020305k0000m060039002c.html アレクすてさん >ショックです 私も、星氏光瀬氏のとき以上にショックが大きいです。あの精力的な風貌から、私には、この小説家が、死のようなものからはもっとも遠い存在に思えていたのでしょうね。 消化率でいうと、第1世代の中ではもっとも読書率が低かったかも知れません(人気作家になると読みたくなくなっちゃうので)。たくさん書いた(書かされた)ので、筆荒れしたものも少なくなく、出来不出来が比較的激しい作家だったと思います。 しかし、少なくとも「産霊山秘録」、「石の血脈」、「妖星伝(前半)」は傑作の名に恥じませんし、伝説シリーズには良いものが多かった。お遊びですが「亜空間要塞」、「亜空間要塞の逆襲」は個人的にツボでした。 こう書いていて思うのは、私にとって半村良は、やはり70年代(からせいぜい80年代)の作家だったということですね。 私の、70年代が、またひとつ姿を消しました。合掌。 臼田さん >ロジャーがシド・バレットの音楽的個性 >(方法)から脱却し得たのは「炎」のアルバムをリリースした時 へえ、ということは脱却にずいぶん時間がかかっているわけですね。(「炎」は「狂気」よりも後でしょう?) まあそれだけシドの呪縛が強かったということでしょうけど、わたし的には「原子心母」でコロッと変わった感じが強いです。 >「さらば愛しき鉤爪」 実は私も気になっている本です(^^)。 Y店長 >「青い鳥」は新書サイズですよ まだ新書判で再刊ということしか判ってないそうです。 はっきりしましたらお知らせいたします(とりあえずトップページはそのままにしておきます)。 河本さん >「標準理論」とは別の「弦理論」「M理論」等 ??? するってーと何ですか、素粒子はヒモだったですか。 だとすると、素粒子は、いってーだれに貢がしてるんでやんしょ? いずれにしろ、ウラヤマシー話ですな(^^;ゞ
大熊さん 「エレガントな宇宙」、読みました。 微少な「ひも」=弦の振動こそが素粒子の実体であるという、今正しいと思われている「標準理論」とは別の「弦理論」「M理論」等の、数式を全く使わない分かりやすい説明がされています。 ケダBBSでは「エレファント」な理論だと貶したのですが、確かにまだごたごたとしていますが、正しい方向に向かっているように思えます。 この理論の歴史から最先端までよく解説されています。文系のひとも読めます。たぶん。(^^;) これ以上知りたければ、この分野の専門書を読むほかありません。>実は読みたくなった。 それにしても、これが正しいとすると、この世界は11次元なのですか。残りの7次元は薄くてぺったんこなので見えないのだって。なんだかSFみたいな話ですねー。 >半村さんのこと 直木賞の「雨宿り」については、「SF以外のものを書いた」という批判がありましたね。 天国で休まれますようお祈りします。
お久しぶりです、管理人様。アレクすてです。 モデムの故障で2週間程、ネットから遠ざかってました。 今日は「20世紀SF」を読破したので、感想を書こうかと思いましたら、 なんと、半村良氏訃報との情報が入りました。ショックです。 今日の朝刊で子細は分かると思いますが、とりあえず、お知らせしときます。 では、失礼いたします。
本日(3月4日付)讀賣新聞(関西版)夕刊の「聴音 風声」欄に、眉村さんの連載エッセイの第7回「スリム化の果て」が掲載されました。 昨日アップしました日課作品(第2期分1001〜)の雑誌掲載状況に、月刊センター関連の新データを増補しました。 臼田さん、Yさん すいません、レスは明日にさせて下さいm(__)m
「タイムマシン」新版ですか?気になりますー。(「青い鳥」は新書サイズですよ) イラストが良かったのであのままだといいのですが。 「アクアリウムの夜」よかったです。ティーンズ向けかと思ったらなかなか怖い話 でした。なんといっても角川・講談社は体力ある出版社だと思います。
柳生さん トーガソン展、告知ありがとうございました。 映像が無いと少々物足りないかもしれませんが、 もうこんなことは無いかもしれません。時間があったら 是非見に行ってみてください。 管理人さん ピンクフロイド、つまりロジャーがシド・バレットの音楽的個性 (方法)から脱却し得たのは「炎」のアルバムをリリースした時 だと、ロジャーのソロ・アルバムのライナーノーツでk立川直樹 と誰かの対談にありました。シドはある種の強烈な個性を持った 天才だったようです。脱退の頃は、一日中、どんな曲を演奏して も同じリフを弾いていたというのは有名な話です。 それはそうと、昨日の夜中(今日の朝か)、関西テレビで放映した 「BBキングが語る〜ブルース ロバート・ジョンソン」は凄い 番組でした。たまたま見たのでビデオをとれなかったのが心残り です。次々に登場する60〜70歳のブルース・シンガーが強烈、 アメリカではまだブルースが健在なんですね。このシリーズはまた やりそうで見逃せません。こういう番組こそ広く告知なのに。 本の方は、ずっとD・L・セイヤーズの「学寮祭の夜」を読み続けて いて、後残りわずか、やっと終わりともう終わりかとの思いがあって 複雑です。セイヤーズのファンでないと文庫700頁はちょっと辛い かもしれません。次は、いよいよ話題の恐竜ハードボイルド「さらば 愛しき鉤爪」を読む予定、楽しみです。
「日課」第1期(全10巻)以降の作品(作品1001〜)の雑誌掲載状況をまとめました。→こちら
眉村卓ワンダー・ティー・ルームも更新されています。 「アクアリウムの夜」が角川スニーカー文庫に収録されていたのですか、ちっとも知りませんでした。 昔、中さんが絶賛していたので、いつかは読まねばと思っていた本です。それにしても意外なところから出たのですねえ。 作者の稲生平太郎は、法水金太郎名義でバラード「残虐行為展覧会」の翻訳もしています。こちらも文庫化してほしい本です。 →稲生山系 土田さん いやー(汗)、講談社ノベルズと確言されたのではなく、「講談社の」「一般の」「新書」と書かれていたので、講談社ノベルズだなと、勝手に臆断したものです(^^;。確認しておきますね。 青い鳥文庫って新書サイズなんですか? だったらそうである可能性も否定できませんね。 「痛快!世界の冒険文学」シリーズ自体が新書化されるのかも知れませんね。←これも憶測です
「タイムマシン」講談社ノベルスですか。これは意外。 痛快!世界の冒険文学の1冊として出されたので、 出るとしても青い鳥文庫のような気がしたので。 えーと、たまには眉村さんの話でもと思っただけで、 せかしているわけではございません。(汗)
データの追加と訂正をアップロードしました。 『タイムマシン』は、文庫ではなく新書判で、刊行は5月20日予定とのことです。昨日ゲラが来たそうです。 柳生さん DVDは持っておりません(ーー; プレステ2はあるけど、映像を見るのは不便です。
わたしも見てましたよ〜。土曜日だった。DVDとかで、昔の映像が復活するといいですよね。 臼田さん、 ミステリ屋サさんと思ってたのですがロック屋さんでもあったんですね。すごい。私もストーム・トーガソン展に行こうかなぁ。
「SFが読みたい!2002年版」が届いたので、パラパラと読む。 海外はベスト3(「祈りの海」、「20世紀SF」、「タクラマカン」)に得点が集中していますね。すべて短編集というのが、短篇好きとしては嬉しいですねえ(^^) 「タクラマカン」読まなくっちゃ。 国内は「かめくん」、「ΑΩ」、「鳥類学者のファンタジア」がベスト3。「銀河帝国の弘法も筆の誤り」は4位、惜しい! 「ΑΩ」読まなくちゃ。そういえば村田耿介さんも誉めてらっしゃいましたな。 しかし「刻Y卵」が無視されているのはなぜ? 155pの「書名索引」にも載っていないってのは解せない。 野尻抱介さんの「SF人は(・・・)正義の味方」(44p)というのは至言。良くも悪くもそのとおりなのであって、SFとホラーは内的にはこの一線で区別できるかも。 朝松健のベスト5(36p)は、まさに朝松らしいセレクションですな(^^;。朝松作品がいいところまで行きながら、SFとしては結局一段突き抜けられないのは、かかる「態度」が作品に対してぬるくする方向に作用していることは間違いないでしょう。だれだって自作が一番と、内心思っているはず。しかしそれをあからさまには書かないのが正義の味方SF作家の矜持ではないのか、あ、朝松さんはSF作家じゃないからいいのか(^^;ゞ その点、北野勇作の「一位の言葉」(25p)はすばらしい!! そうそう、作家は小説を書きたいから書く。書きたいものを書くんであって、売るために書くなんて間違っておるのです。いわんや売れようなんて思ったり、生活のために量産するなんてのは、実は小説家の自己疎外以外の何ものでもないでしょう。 臼田さん そうでしたヤングミュージックショーでした(^^) でも今でも映像が浮かぶのは、ピンクフロイドとELPだけです。よっぽどショックを受けたんでしょうね(^^;。 あと、サンテレビだったかでポップス・イン・ピクチャーってのがありましたね。ヤングオーオーの川村ひさし(現・竜一)がパーソナリティでした。 <BGM>マハビシュヌ・オーケストラwithジョン・マクラグリン/内に秘めた炎(1971)