【掲示板】


ヘリコニア談話室ログ(2004年8月)


お伝え下さい>管理者代理さま 投稿者:管理人 投稿日: 8月31日(火)22時52分18秒

河本さん

メール???
届いてないようです。もう一度送っていただけますか?
念のため、そちらの掲示板にも書き込んでおきます。


河本さんより 投稿者:管理者代理 投稿日: 8月31日(火)22時30分12秒

大熊さん
 メール受け取られましたか?
 9月4日〜7日の予定でそちらへ旅行します。
 お会いできますか?
 ご都合をお知らせ下さい。>アレクすてさんとも会いたい (^^) 
 河本

PS
 TeaCup掲示板に繋ぐと相変わらず凍結するので、友人に頼んで書き込んで貰いました。


「VRT(4)」を 投稿者:管理人 投稿日: 8月31日(火)21時31分44秒

チャチャヤン気分に掲載しました。


RE:ラジオ 投稿者:管理人 投稿日: 8月31日(火)20時22分57秒

Yさん
台風>当地も風がすごかったです。朝見たら庭に設置してあったロッカーがひっくり返っていました。
ラジオはおそらく間違いがないと思いますが、新情報が入りましたら随時お知らせします。

ラジオドラマって面白いんですよね。子どもの頃、私も時々聞いていました。最近は滅多に、というか全く聞かないです(聞くのは野球中継のみ)。大人になってそういう楽しみを失ってしまいました。
そういえば思い出しましたが、テレビも、70年代には単発のスタジオ収録の、ちょっと奇妙なドラマがNHKであったりしました(たとえばフレドリック・ブラウン原作のとか記憶してます)。そんなのも楽しんでいましたが、やはり最近は見ないですね。もっとも、いまどきそんな番組企画自体がないのかも。

>読売ウィークリー
コピーを送りますね(^^)


ラジオ 投稿者:Y 投稿日: 8月30日(月)20時29分24秒

こちらは台風の影響ですごい風です。

ラジオ、それですかね?
ラジオドラマって今はあまり聞かないのですが、昔地元の放送局でやっていた
1時間ものの番組を楽しみにしておりました。
どんな内容だったかすっかり忘れてしまいましたが。

>読売ウィークリー
入手できなかったのですが、様々な媒体でとりあげられていますね。


A LOVE SUPREME 投稿者:管理人 投稿日: 8月30日(月)20時25分6秒

>エルビン・ジョーンズ&ウィントン・マルサリス/至上の愛ライブ・アット・新宿ピットイン(1992)
本家よりライト感覚で、わたし的にはこっちの方が好きかも。まあテナーとトランペットの楽器の差違かもしれませんが。
本家のはある意味中途半端なんですね。ニュージャズに移行したいんだけどなかなか踏ん切りがつかない、そういう時期の作品というのが私の理解。
まあいちばん好きなのが、マクラグリン&サンタナの「至上の愛」という人間なので、ジャズ本道の方とは感覚が違うんでしょう。


一段落 投稿者:管理人 投稿日: 8月29日(日)22時55分16秒

いちおう本業が峠を越えた。ほっとひといき。
ということで、ビール飲みながら久し振りにジャズなど聴いております。>エルビン・ジョーンズ&ウィントン・マルサリス/至上の愛ライブ・アット・新宿ピットイン(1992)
まぁ、しばしの中休みです。
と思ったら、わ、もう月末や!!


ラジオ「通りすぎた奴」 投稿者:管理人 投稿日: 8月29日(日)20時28分4秒

>ラジオドラマの「通り過ぎた奴」、詳細が決まったらぜひ公表してください〜。

少し調べてみました。
毎週日曜日午後10時15分〜55分、第1放送でラジオ文芸館という「アナウンサーの語りと音響効果で構成する<聴く短編小説>」のコーナーがありますね。
たぶんここで「通りすぎた奴」が朗読されるのではないでしょうか。
11時15分というのは私の聞き違いか、9月26日だけイレギュラー時間帯なのかも知れません。


「凶鳥の黒影」の装幀 投稿者:管理人 投稿日: 8月29日(日)14時10分58秒

先日、8月20日の当掲示板でお知らせしました本多正一さん監修の『凶鳥の黒影――中井英夫へ捧げるオマージュ(河出書房新社)ですが、某ルートより密かに装幀の画像を入手するを得ました。装幀の間村俊一さんは、光文社の乱歩全集を担当されている方だそうです(装画は建石修志さん)。

まだ河出のサイトにもアップされていないものですが、とても素晴らしいので、特別にお見せしましょう(^^;。フライングなので光文社には内緒ですよ。

とはいっても当掲示板には画像機能がないのでした。それで、「チャチャヤン気分」に掲載しましたので、ご覧下さい。→「凶鳥の黒影」装幀

すでにamazonでは予約受付中です。みなさん買いましょう!!

なお、9月よりミステリチャンネルで『虚無への供物』のNHK映像化作品「薔薇の殺意ー虚無への供物」が再放送されるそうです。ご期待下さい! ケーブルテレビなので私は見られません。残念(ーー; http://www.mystery.co.jp/guide/kyomu_1.html
編集済


「チャチャヤン気分」に 投稿者:管理人 投稿日: 8月29日(日)09時17分50秒

VRT(3)」を掲載しました。


Yomiuri Weeklyの記事 投稿者:管理人 投稿日: 8月28日(土)21時16分28秒

Yomiuri Weekly2004年9月5日号を確保しました。さすがにコンビニにはもう置いてなく、書店で見つけました。
<不思議図書館・著者からのメッセージ>というのは、話題の新刊本の著者のインタビューの構成記事で、見開き2ページ。

(大見出し)僕にできることは書くことしかなかった
(小見出し)願をかける思いで、約5年
      最後まで毎日書いた短い話


眉村さんの写真が3段抜きで大きく掲載されています。

「妻に捧げた1778話」で、夫人の容態が悪化するにつれ抑圧された感情が「俳句」として噴出した経緯がはじめて明らかにされましたが、(あまりにもあからさまで)本にも入れられなかった句が一句、紹介されているのが貴重です。

なお、私は現認していませんが、「妻に捧げた1778話」すでに3刷が出ているそうです。
編集済


眉村さん情報 投稿者:管理人 投稿日: 8月27日(金)20時45分22秒

Yomiuri Weekly2004年9月5日号(8月23日発売)の、<不思議図書館>というページに「著者からのメッセージ 眉村卓さん「妻に捧げた1778話」(新潮新書)」が 掲載されているそうです。>Tさんの情報(ありがとうございました)。
ところが、今日購入するのをすっかり忘れていました。明日必ず。
月曜発売の週刊誌なので売り切れの可能性があります。みなさんも早急に確保して下さいね!

Yさん
私も読んでみようかな>キャプテンフューチャー。若い頃のようなスペオペに対する拒絶感は、今はなくなっているので、案外はまるかも知れません。
鶴田謙二はきらいなんですが(イジイジウジウジした目が厭)、今度のカバーはずいぶん忠実にオリジナル版のイラストを真似していて、それらしくなっているようですね。
コメット号もいちおう涙滴型しているようにこの絵では見えます。これで金魚鉢型のヘルメットを被らせてくれていたらわたし的にはオッケーです! ていうか、オリジナルのイラストを流用すればいいのにね(^^;ゞ

ハミルトンにずっと読まねばと思っているのがあって、「時果つるところ」(世界SF全集所収)なんですが、これはジュブナイルで「百万年後の世界」として出ていて、こどもの時読み、大変面白かった記憶が強く残っています。これは死ぬまでにぜひ読みたい(^^;
編集済


アニメ版 投稿者:Y 投稿日: 8月26日(木)21時52分6秒

>キャプテン・フューチャー
昔アニメ版は見てました。NHKだったかな?
確かにグラッグとオットーが好きでしたね。見抜かれてます(^_^;)

http://www.dec.sakura.ne.jp/~demone/cf/anime.html
によると1978-9年ごろのようです。再放送でなければ小学生の頃から
好みの変わっていない私……。

とりあえず復刊買ってみます。


キャプテンフューチャー 投稿者:管理人 投稿日: 8月26日(木)20時30分11秒

Yさん

>子どもも多かったです
子ども連れの人たちというのは、学生時代から参加し、結婚して子どもができても参加しているんでしょうね。考えてみたらSF大会も長くなりました。そのうち爺さんの時代から3世代参加している、というような事態も(^^;ゞ

>キャプテン・フューチャー
もう出ましたか。ハミルトンは「スターキング」や「虚空の遺産」が優れていると思いますが、キャプテンフューチャーもとりあえず読んでおきたいですね。シリーズすべて読む価値があるか私は疑問ですが・・。私自身は「謎の宇宙船強奪団」「太陽系七つの秘宝」「時のロストワールド」の3冊だけ読みました。「時のロストワールド」はなかなかの傑作でした。

もっとも、アレクすてさんに言わせると、私は小説に新奇なものを求め過ぎで、長大な伝奇小説の、その長さを楽しむことを知らない(つまり水戸黄門のワンパターン、よい意味の安易さ、のたのしみを知らない)らしいので(^^;、私のキャプテンフューチャー理解はアテにならないかも。

とりあえず一冊読んでみてはどうですか? ヒノシオコンビとロボット官僚がお好きなYさんは、案外グラッグ、オットーでハマっちゃうんじゃないでしょうか(^^)


SF大会 投稿者:Y 投稿日: 8月25日(水)21時43分46秒

いろいろな年代の方が参加されていましたよ。子どもも多かったです。
大会初心者でまったくファンダムに縁がなくても楽しめるものでした。
ある程度やりたいことの狙いを定めて行くといいのかも?
(あの人に話しかける、とか)

普段、生身の人とSF(ミステリーも)の話をする機会がないので、ふと
隣り合った人と「キャプテンフューチャーの復刊は買った方がいいんですかね?」
なんて話せるのは新鮮でした。(未読なんですが買った方がいいでしょうか?)
前置きがいらない。

来年どうしよう、なんて思ったり。


お疲れさまでした 投稿者:管理人 投稿日: 8月25日(水)20時19分34秒

Yさん
レポート拝見しました。SF大会、楽しそうでなによりでした(^^)。

>「虹の裏側」巻末リスト
あれは日下さんの作成でしたか! 眉村さんの自家製とばかり思っていました(汗)。私もいつかお礼を申し上げなければ。

>また機会があったら参加したいです
私も参加したい!! 参加者の年齢層ってどんなもの? 私くらいの人も参加されてましたか?

ところで、こちらに「茅花(つばな)照る」の感想が(^^)。
こちらの日記は、非常に的確な、納得させられる感想が載るので毎日拝見しているのですが、この「茅花(つばな)照る」評も、いやあよく判っていらっしゃるです(ついでにいえば火浦功評も同感(^^;ゞ)。


おつかれさまです。 投稿者:Y 投稿日: 8月23日(月)23時03分25秒

私も乱歩展とSF大会のハシゴという疲労の極地に達していますが
どちらも楽しかったです。
乱歩展は平日で初日だったので、空いていてゆったり見られました。
(21日の佐野洋講演会に後ろ髪を引かれていましたがSF大会へ)
東京でお会いできるとよかったですね。


こんなレポートを書いてみたのでよろしければ。
http://www.usiwakamaru.or.jp/~yamas/SUPE10.htm

ラジオドラマの「通り過ぎた奴」、詳細が決まったらぜひ公表してください〜。


東京見物 投稿者:管理人 投稿日: 8月23日(月)22時02分43秒

無事帰阪しました。
雑用で、結局予定していた石原豪人展には行けず。
土曜の名張人外境池袋大宴会は、出席者20人以上の大盛況でした。ほとんど初対面の方でしたが、とても楽しく歓談させていただきました。そういえば本多正一さんに「虚無は読まなきゃ」とたしなめられてしまいました。すみませんドグラマグラも黒死館も読んでない不届きものです(汗)

初対面といえば、大橋博之さん@[空想少年]にお会いできたのが最大の収穫。いろいろ興味深いお話をうかがうことができました。今度SFジャパンで連載が始まるそうです(^^)。第1回は「秋元文庫」とのことで、お聞きしていると、とても面白い連載になりそうで、いまからとてもたのしみ(^^)

大阪の宴会では田舎在住のため途中で帰ることが多い私ですが、今回は泊まりですから全然平気、ドーンと来いという感じで、カラオケも最後まで残って歌いまくりました!!(最初こそ遠慮してましたが、最後の方は一人で入れて歌っていたような、そんなとおい記憶が(^^;ゞ)

日曜は10時に東武百貨店で「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」。着いてみたら、開店前の入り口に長蛇の列が。いや乱歩人気はすごいです!
展覧会の内容も充実しており、これは一見の価値があると思いました。お近くの方はぜひ行ってみて下さい。ただし期間は明日までなのでご注意下さい。

ぶらぶら見ていたら、南湖さんや大江十二階さんも登場、11時をすぎ、10名ほどで南湖さんを囲む昼食会へ。
南湖さんの会の筈が、乱歩展実行委員長でR大学教授のW先生を囲む昼食会になってしまいました(^^)
いや先生のご専門関係の貴重なお話が伺えて儲けものだったんですが。

もっともその後、(W先生が乱歩展に戻られ)地下街の喫茶店でようやく南湖さんを囲む茶話会となりました。

ここで南湖さんの東京公演の告知をしておきます。
8/29(日)に、第4回『幻の南湖』〜上方講談ニューウェーブ〜 *旧江戸川乱歩邸公開記念興行*がお江戸両国亭にて開催されます。詳細はこちら→正直南湖
お運びいただければ幸いです。

12時半頃、南湖さんが本牧亭のお仕事で退座されたのを機に、私もおいとまさせていただきました。
とても楽しい二日間で、リフレッシュいたしました(^^)

車中さしたることもなく、往路は畑正憲『深海艇F7号の冒険』、復路で平岩弓枝『椿説弓張月』を読了しました。感想は追々。


明日は東京 投稿者:管理人 投稿日: 8月20日(金)21時09分10秒

大橋さま
集合場所に着いたら、携帯に掛けさせていただきます、よろしくお願いします。例のコピー持っていきますので、お楽しみに〜。

眉村さん情報。

<鴉>19号(鴉の会、04年1月19日発行)に、「渡辺先生のこと」が掲載されていました。
 当号は渡辺啓助追悼号で、総勢七十余名による追悼録。眉村さんの当該追悼文にあるように「日本のSFの大先駆者」らしく、矢野徹、石川喬司、今日泊亜蘭らが寄稿しています。*ご自身も一文(「鴉と黒鳥、永遠の少年たち」)を寄せておられます本多正一さまよりコピーを送っていただきました。本多さん、ありがとうございました。

ところで、本多正一さん監修になる中井英夫オマージュ集が、来月出版されますので、お知らせいたします。
   ――――――
『凶鳥の黒影ーー中井英夫へ捧げるオマージュ』(河出書房新社)2004年9月17日刊行予定。予価2300〜2400円。

L'ombre noire d'un oiseau sinistre
―― Hommage a HIDEO NAKAI

【序文】
鶴見俊輔:「中井英夫のこと」

【短篇】
赤江瀑「歌のわかれ」、有栖川有栖「彼方にて」、北森鴻「銀河・1984」、倉阪鬼一郎「黒月物語」、竹本健治「黒の検閲」、獄本野ばら「流薔園の手品師」、津原泰水「ピカルディの薔薇」、皆川博子「影を買う店」、森真沙子「墓地見晴亭」、中井英夫「黄泉戸喫」

【エッセイ】
恩田陸「邂逅について」、笠井潔 「中井さんと遇うまで」、菊池秀行「彼は怒っているだろうか」、北村薫「彗星との邂逅」、長野まゆみ「蛻のから」、三浦しをん「残酷な力に抗うために」、山田正紀「『虚無への供物』への供物」

【あとがきにかえて:短篇】
本多正一「壁画と旅する男」

【年譜】

   ――――――

私は本多さんの「壁画と旅する男」をフライングで読ませていただいたのですが、これが素晴らしい!

 ――1989年6月25日、羽根木の薔薇が咲き誇る古い屋敷にふと紛れ込んだ若者が垣間見たのは……。それは現実の裂け目に一瞬すがたをあらわした反世界だったのか!?

こういうのを〈幻想私小説〉というのではないでしょうか。
来月が待ち遠しいです(^^)


お会いできることを楽しみに 投稿者:大橋 投稿日: 8月20日(金)07時56分45秒

管理人様

空想少年というサイトをやっている大橋です。
21日にお会いできるのを楽しみにしています。

その日は一日中、池袋にいると思います。
多分、どこかですれ違うことになるかと。


いそがしい!! 投稿者:管理人 投稿日: 8月19日(木)21時48分51秒

この土日に東京見物に行くために、いま四苦八苦しております。
土曜日は名張人外境の大宴会、日曜日は南湖さんを囲む昼食会に参加します。どちらも池袋。
どちらの会も当日参加大歓迎ですので、私の顔が見たいという奇特な方は、ぜひおいで下さい。

 ↓ 人外境だよりよりコピペ

学校法人立教学院創立百三十周年記念池袋大宴会

日程 8月21日(土)

集合 午後6時、八勝堂書店(豊島区西池袋5-2-10/西口二又交番先)

会場 立山(東京都豊島区西池袋3-29-3 橋本ビル1階/西口丸井裏)

 八勝堂書店の場所は「東京都豊島区西池袋5丁目の周辺地図」なかほどの赤い丸の地点です。

 立山の地図は「網走出身同窓会情報」のなかほどにあります。お店の簡単な紹介は「飲みましょ」のなかほどにあります。予約も何もなしの飛び込みになりますから、もしかしたら入れないかもしれません。その場合には例によって蔵之助になるかもしれません。蔵之助もいっぱいだったらどうしようか、などということは考えないようにしております。



旭堂南湖先生を囲む大昼食会

日程 8月22日(日)

集合 午前11時、東武百貨店池袋店本館10階催事場

会場 どこか適当なところ

 東武池袋では「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」を開催中です。ゆっくりご観覧ください。



「夢見る人の物語」より 投稿者:管理人 投稿日: 8月17日(火)21時02分55秒

「妖精族のむすめ」を読みました。
本篇には、めずらしく著者のリアルな感情が顔を覗かせています。それは反機械主義とでもいうべきもので、

機械は熟練工の持つ繊細な技術をすべて習得し、徐々に彼らの仕事を奪っていった。(74p)

機械は「魂」を持たず、機械文明によって成立しているものはすべて「醜い」(=魂がない)という感情です。従ってマンチェスターを思わせる工業都市に厄介払いされ、もとの妖精に戻りたいと願った主人公が、「(魂のない仕事をしていても)貧乏人はみな魂を持っている」(75p)といわれ、「金持ちを見かけると目を凝ら」すのは、当時の「金持ち」のうちの、工業生産によって財をなした金持ちは、「魂を持っていない」とダンセイニ自身が考えていたからではないでしょうか。

そういうわけで、まさに産業革命の申し子というべき都市バーミンガムを領する伯爵夫人には「魂」がなかったのです。

このような反機械主義的思想は、レイ・ブラッドベリにも強くみとめられるもので、確かにブラッドベリのファンタジーとダンセイニのそれはある種似通った面を感じます。本篇は特にブラッドベリとの近しさを感じたのでしたが、

大きな川を渡るときには星から星へと飛び移り(81p)

といったダンセイニならではの詩的表現もまた、ロケットの噴射でつかの間の夏が訪れると表現したブラッドベリのそれによく似ており、ダンセイニを海の向こうで承いだのはラブクラフトではなく、ブラッドベリこそ魂の直系の継承者だったのではないでしょうか。
編集済


眉村さん情報 投稿者:管理人 投稿日: 8月16日(月)21時05分55秒

きのう今日と、夜風に乗って、かすかに盆踊りの音頭取りの声が聞こえてきます。いや、いいもんですね。
昔は、あちらこちらから江州音頭が聞こえてきて、むしろうるさいくらいでしたが、最近はとんと寂しくなりました。
中心となる若者が少なくなり、高齢化で盆踊りをやめる村がふえたのでしょう。
とはいえ、年寄りになったら盆踊りに興味がなくなるものでしょうか。むしろ年寄りの方が、盆踊りに対する愛着は強いのではないか。
ならば高齢化で盆踊りをやめるというのは本末転倒かも、とふと思いました。もっとも実働部隊がいなくてはどうしょうもない、ということかも知れませんが。
そのうち音頭取りのできる人すら絶えてしまうのでしょう。

眉村さん情報です。
9月26日(日)11時15分からNHKラジオで「通りすぎた奴」がドラマ化されるそうです。
AMなのかPMなのか、第1放送なのか第2放送なのか、今のところ不明なのですが、とりあえずそういうことです。詳しいことが判りましたらお知らせします。

「V・R・T」(2)を掲載。今回は半分冗談です(^^;

ダンセイニは「バブルクンドの崩壊」を読みました。これも絶品!


「夢見る人の物語」より 投稿者:管理人 投稿日: 8月16日(月)01時11分50秒

「ウェレランの剣」を読む。
くー、酔いますねぇ。まさに上質なウィスキーの味わい。芳醇でコクがあって、、、


「V・R・T」 投稿者:管理人 投稿日: 8月15日(日)21時14分27秒

「V・R・T」の(1)を掲載しました。
とりあえず気づいた点を列挙。相矛盾することを書いているかも知れませんが、解釈の前段階ということで。

しかし考えすぎ(慣れないことで)で頭が重くなってしまいました(たんなる風邪だったりして)。
明日は『夢見る人の物語』でも拾い読みして、リフレッシュしようかな。


「ケルベロス第五の首」は 投稿者:管理人 投稿日: 8月15日(日)13時22分48秒

読めば読むほど面白い。第一部、読み落としがあったので補足しました。→チャチャヤン気分

先日、第一部以外は作品として自立していないと書きましたが、読み返していたら、決してそんなことはないような気がしてきました。たしかに自立性は構造上弱いのですが、これらはこれらとして、きっちり小説としての厚みをそなえています。読めば読むほど立体性(?)を増してきました。

昨日は畸人郷。そんなに酔ってなかったのに今朝起きたら、ふつか酔いでちょっとびっくりしました。会合では暴言を吐きまくっていたような(汗)。告げ口しないでね(^^;ゞ


ひきつづき 投稿者:管理人 投稿日: 8月13日(金)21時26分10秒

「ある物語」の(2)を掲載しました(いちおう完結)。→チャチャヤン気分


「ある物語」 投稿者:管理人 投稿日: 8月13日(金)16時36分35秒

第2部「ある物語」の解釈を掲載しました(途中)。→チャチャヤン気分


RE:ケルベロス 投稿者:管理人 投稿日: 8月12日(木)21時31分54秒

らっぱ亭さん

ご来信ありがとうございます。
さっそく読ましていただきました

>幼少時から麻酔療法検査を施して、いかなる情報が得られるのだろうか、

こうは考えられないでしょうか。

>「船」のシーンのような経験していない筈の経験
ウルフはそんなに科学的(?)な人ではないようで、クローンというものは記憶も共有する。催眠療法で無意識を探ればオリジナルの記憶が引き出されるという設定になっているのだと思います。

マーシュの説がそれで、クローンを完全な同一体と考え、父は(「わたし」も)そうではなくヴァリエーションが現れると考えますね(91p)。
父は、そのどちらが正しいかを「わたし」を被験者に研究していたのではないでしょうか。

そして「わたし」にとっては「経験していない筈」の「船のシーン」ですが、オリジナルはおそらく父親と「写真」の母親とに連れられて地球からこの星に移民してきたのではないでしょうか。そのときの「記憶」では? オリジナルの経験が、実験の影響で「わたし」の夢に甦った、ということなのではないでしょうか?
191pのブラント夫人の聞き取りは、その布石なのではないかと思われます。

>「あまりにも少なすぎる、あるいは多すぎる」
なるほど! たしかに柳下訳該当部分は、首をひねった箇所です。もうすこし考えてみますね。

>第一部はウルフの最良の短編のひとつとして私を魅了しましたが、
>第二部・第三部は第一部をより楽しませるための仕掛けとしての機能が大きく、
>連作としての「ケルベロス」は完成度が高い傑作と思いますが
>私的なオールタイムベストからは外れてしまう作品です。

わたしも全く同感です。おそらく単独作品としての第一部を書いているうちに、いろいろ波及的なアイデア(第一部的にはほとんど遊びの)を思いついてしまい(^^;、第2部以降を書かずにはいられなくなってしまったのではないでしょうか。

>オービット10初出時のケルベロスでは、ケイト・ウィルヘルムおよびヴィンジの本についての記載はなく
これも「ウルフ」にすることを、後に思いついてから書き加えたのではないでしょうか。

<補足>
読み落としていました。
   ↓
>三つの狼の首を持つ鋼鉄の犬の像(100p)

素直に読めば「狼の首を持つ犬の像」とは矛盾ですね。この文で、著者は「狼」とはまさに「ウルフ」(Wolfe)であることを種明かししているんだと思います(^^)
    ↑
オービット10ヴァージョンではこの部分はどうなっていますか? もし「ウルフ」が後付のアイデアなら、オービット版ではそのような表現はしていない可能性があるのでは。

ウルフの短篇収録のダン&ドゾワ編『魔法の猫』がブックオフにあったので、思わず買っちゃいました(^^)
編集済


ケルベロス 投稿者:らっぱ亭 投稿日: 8月12日(木)05時00分5秒

らっぱ亭です。

「ケルベロス」解釈、愉しみに拝読させていただいております。
長篇「ケルベロス」と中篇「ケルベロス」は別作品として鑑賞するべき、というご意見は私も同感です。

つられまして、私も簡単ながら私見を綴ってみました。

ところで、ヴァーナー・ヴィンジの短編集については、
1972年当時、未刊行だった短編集との意見がありますが、
私は森下一仁さんが示唆されているように(こちら)「グリムの世界」(1969)説を採りたいところです。
この連作長篇の第一話(七百年の幻想:SFM '82/11)は、オービット4が初出であり、おなじ「オービット仲間」のヴィンジにエールを送ったものかと。
(ちなみに、オービット10初出時のケルベロスでは、ケイト・ウィルヘルムおよびヴィンジの本についての記載はなく、長篇ケルベロス刊行時に追加されています)


いそがしい 投稿者:管理人 投稿日: 8月11日(水)21時18分26秒

ヘテロ読誌2003年11月が掲載されました。「海を失った男」と「ららら科學の子」はわれながら読めていると思っているのですが、どんなもんでしょうか(^^;

盆前繁忙で時間がとれず、「ケルベロス」解釈のつづきを書く余裕がありません。明日以降ということで。
編集済


「ケルベロス第五の首」 投稿者:管理人 投稿日: 8月 9日(月)22時35分35秒

の解釈を書いてみました。→こちら


岡田は 投稿者:管理人 投稿日: 8月 8日(日)22時32分39秒

本当に学習しませんねえ。鳥谷がミスし、吉野でつけ込まれる。何回見た光景か。
事実を認識できないので結局パターンに頼ってしまうという、よく見かける無能な上司の典型。


「V・R・T」読了 投稿者:管理人 投稿日: 8月 8日(日)17時27分49秒

この第3部、ある意味「他国の死」(井上光晴)と同じテーマですね。
さて、最後になって、作者はどんどんヒントを書いてくれています。なるほど!
それらを手がかりに再読にかかる予定(でもそれは神巨戦観てからだ(^^;ゞ)。

ただ結局のところ長篇としての本作は、表題作の中篇の緊密な完成度を解体してしまったような気がします。ある意味中篇として独立してあったほうが幻想小説的な評価は高かったんではないでしょうか。

読み終わった段階で、第一話のいろんな場面、たとえば子供が売買されるサントクロアの風習とか、闘奴がいたりするポート・ミミゾンの独特の世界風景とかが、まったくその後に放り出されてしまっている。
そう感じるのは読了した段階でそのような謎めいたものが手がかりとして機能してないからです(つまりミステリ的にいえば無用なミスリ−ディングと感じてしまう)。

ところがそのようなミステリ的には不要な要素が、第一話を完結した幻想小説と見る場合、雰囲気を醸し出す要素としてきちんと機能しているからで、おそらくはこの第一部を独立して書き上げた後で、作者は第2部以降のミステリ的展開を思いついたんであろうと想像されるわけです。

だから本作が失敗だった、といっているのではありません。疑いもなくSFとして傑作なんですが、かかる傑作としての結構が、部分としての「表題作」の、幻想小説としての自立性を縛ってしまったような気がしたのです。
長篇「ケルベロス……」と中篇「ケルベロス……」は別作品として鑑賞するべきではないでしょうか。

お、そろそろラジオの中継が始まりますね。

ヘテロ読誌2003年10月が掲載されました。
編集済


ひきつづき 投稿者:管理人 投稿日: 8月 7日(土)18時12分28秒

「V・R・T」読み中。
や、間違えた、マーシュが監禁されたのは、サント・アンヌではなくサント・クロアですね。というわけでサント・アンヌ=サンタンヌ説は撤回(^^;
あかん、面白いのでどうもあせって早読みになってしまいますな、ゆっくりいきたいのに。
しかしこの調子でいくと、第1部のタッチが浮いてくるような。終わった段階で整合性が保証されるのでしょうか。

熱冷ましを兼ねて、阪神vs巨人を観ることにします。
編集済


ケルベロス第3部 投稿者:管理人 投稿日: 8月 7日(土)14時53分44秒

「V・R・T」読み中。

おおお、今度はヨーゼフ・Kのように逮捕されてしまったぞ。しかも逮捕を(令状もなく)執行したのは警官ではなく、公共事業部の土木技師と軍の信号手と鉄道馬車の御者なのだ!
しだいに色濃く見えてくるのは、不条理小説の枠組み?……。

「そんな人間が、なぜ警察みたいにわたしを逮捕しようというんだ?」
「それが我々のやり方にいかに無知かということだよ。地球では事情が違う、とわたしは聞いている。だがここでは、公務員はみなひとつの仲間なんだ。明日には、御者であるわが友人はゴミを回収しているかもしれないし――」


そして監禁されるのですが……そうしますと、監禁された独房は刑務所や拘置所のそれではないのかも。やはりサント・アンヌはサンタンヌなのでしょうか(^^;ゞ

いやあ、わくわくしてきました。つづきつづき。


ケルベロス第2部 投稿者:管理人 投稿日: 8月 6日(金)20時24分35秒

「『ある物語』ジョン・V・マーシュ作」を読みました。
うーむ、これはゴシックとは対極的なエスノロジック平屋建築(?)。熱い!
読み返したい気持ちをおさえて、とりあえず第3部へ突入。

森下さんの日記によると、畑農照男さんがお亡くなりになったようです。畑農さんの切り絵風のイラストは、SFMのイラストの中では異色で、とてもよかった。ご冥福をお祈りいたします。
編集済


「ケルベロス第五の首」 投稿者:管理人 投稿日: 8月 5日(木)20時03分18秒

集中、表題作を読みました。
うーんこれはすごい。めちゃ面白いです!
この小説、ある意味SFの素材で積み上げられた壮麗なゴシック建築ですね。読んでいる間、室温が数度下がっている感じがしました。涼しい、夏向き〜(^^;
非常に映像的で、私は(変な連想かも知れませんが)タルコフスキーの「惑星ソラリス」が思い出されてなりませんでした。
謎が収束しなかったんだけど、あとで回収されるのでしょうか。(直感>サント・アンヌはサンタンヌ病院か?)

つづき読も。
編集済


未来の文学 投稿者:管理人 投稿日: 8月 4日(水)21時26分14秒

Yさん
「黒い秘密兵器」や「8マン」「丸出ダメ夫」「紫電改のタカ」はよく覚えているのですが、よく覚えているといっても、絵柄や雰囲気で、ストーリーは全く記憶していません。というか小学低学年ではストーリーを理解する能力がまだなかったのかも。
一番鮮明なのは「紫電改のタカ」で、主人公の名前が滝某(ジョージだったか丈太郎だったか)、得意の戦法が「逆タカ落とし」ということまで覚えています。しかし「キャプテン」というのは、それこそ全然思い出せませんねえ(^^;

「ケルベロス第五の首」が届いてました。装丁が素晴らしいですね、ハヤカワも奇コレも見習ってほしいところ(^^;
ところで「未来の文学」全5巻のしおりが挟んであって、思わずうなってしまいました。

 ワトスン「エンベディング」
 スタージョン「ヴィーナス・プラス・X」
 ラファティ「宇宙舟歌」
 ディッシュ「アジアの岸辺」

未来の文学という双書のことは、いろんな所から漏れ聞こえてはいたのですが、こんなすごいラインナップだったとは!
ラインナップ中わたし的一番の期待は、「アジアの岸辺」ですね。これはおそらくディレーニイが逐語的解釈を試みて本文より長い評論を書いたといわれる当の作品では? ディレーニイの当該評論が巻末に付されているのでしょうか? 楽しみです〜!!

さあ読も。


藤田茂氏 投稿者:Y 投稿日: 8月 3日(火)21時14分14秒

ありがとうございます。漫画自体に疎いので私はあまりぴんと来ないのですが、
この作家もそれほどメジャーではないんでしょうか。
乱歩展で上京する際にその人と会うので、もう少し詳しい情報がもらえるかも
しれません。

短編検索を手直ししていて、古いリストを読みに行っていたことに気づいた(汗。
今は大丈夫なはずです。


RE:漫画原作? 投稿者:管理人 投稿日: 8月 2日(月)22時53分54秒

Yさん
いやあ、すごいすごい(^^)
検索してみました。これだけあった→藤田茂 漫画

ここを見ると、「黒い秘密兵器」や「8マン」「丸出ダメ夫」「紫電改のタカ」(おお懐かしい)と同じ号なんですね。
だとしたら、小学3年生の私、ひょっとしたら読んでいたかも知れません(^^;
編集済


漫画原作? 投稿者:Y 投稿日: 8月 2日(月)21時03分19秒

もう一つ失礼します。知人がコピーを送ってくれたものですが、
眉村氏原作の漫画のようです。ロボット漫画とのことです。
単行本にはなっていないようです。
この藤田茂氏という漫画家についてもわかりません。

http://www.usiwakamaru.or.jp/~yamas/img/captain.jpg
(週刊少年マガジン昭和39年連載:これは第11回)


ケルベロス 投稿者:管理人 投稿日: 8月 2日(月)20時19分36秒

Yさん
>なおしました
お手数でした。
 
>もっとエレガントに表示したいのですが、
いや十分ですよ。

>修行しだいということで
私も自分のリストを改良したい気持ちはあるのですが、HTMLの知識もないのに見よう見真似で作ったのが今や災いして、ちょっと手をつけあぐねております(汗)

>ケルベロス
森下先生の今日の日記で話題にされていますね。
うーん、なんかいろいろ深読みできる小説のようで、たのしみたのしみ(^^)
でも、ウルフって読んだことがないんですよね。予備知識もほとんどなく、白紙同然です。どんな傾向の作品を書くのでしょうか?

創元のファンタジーシリーズは積読だし、唯一『ラヴクラフトの遺産』所収の「黄泉の妖神」くらいではないでしょうか、読んだのは。
でもこれは凄くよかった(^^) なのでわたし的にウルフは好感度たいへん高いのです。感想文→ヘテロ読誌2000年10月

ともあれまったく白紙状態で読むことになるので、なんかより一層たのしみ!

そういえば、「ヘテロ読誌」久しぶりに更新しました(汗)→2003年8月、9月
まだまだ追いつきませんが突如やる気になり、10月、11月、12月、04年1月まで纏めました。すでに管理人の中さんに送付済みですので、おいおいアップしてくれるでしょう。もっとも中さんはこの頃公私にわたって大変忙しいので、気長にお待ち下さい>ヘテロ読誌読者の方(いるのか)。


なおしました 投稿者:Y 投稿日: 8月 1日(日)23時08分18秒

たびたび失礼します。
うわ、本当ですね。すみません。直してみました。
他にもいろいろ間違ってそうですが……。
もっとエレガントに表示したいのですが、修行しだいということで。

乱歩の蔵公開、私も行ってみようと思っています。
SF大会が近いので日帰りです。
(どっちも何十年に1回だろうに何で重なるかなあ……)


RE:短篇検索 投稿者:管理人 投稿日: 8月 1日(日)21時59分53秒

Yさん
早速試してみました。これは便利です〜(^^)
大変な作業だったのではありませんか。ご苦労様でした。
ともあれ良いものを作って下さいました。助かります。ありがとうございます。

で、遊んでいてひとつ気がつきました。
「時のオデュセウス」が「時のオデッセウス」となっているようです(短編集タイトルと収録作品名も)。『帰らざる空』収録分は正しくなっていますので、検索すると別々にソートされますね。
とりあえずご報告いたします。

なお、SF大会はあきらめて、東京の乱歩祭りのほうに参加すると思いますm(__)m


短編検索 投稿者:Y 投稿日: 8月 1日(日)21時37分52秒

おじゃまします。前にお知らせした短編検索ですが
暫定的に公開しました。
http://homepage3.nifty.com/wondertea/

なにしろ全文検索型なので表題作を検索すると収録作が全部引っかかって
きてしまうのが難点ですが、借り物cgiを使うスキルしかありませんので
お許しを。

前に八犬伝の話が出て気になったのでなんとなく「忍法八犬伝」(山田風太郎)を
買ってしまいました。


なるほど 投稿者:管理人 投稿日: 8月 1日(日)18時39分19秒

こんな感想を書いていたようです。→斎藤貴男『カルト資本主義』
編集済


何を読もうかな 投稿者:管理人 投稿日: 8月 1日(日)16時46分14秒

『ケルベロス第五の首』を注文しました。
たぶん火曜日に届くので、時間のかかるものはパス、ということで、いったん手に取ったレッシグ「コモンズ」を戻し、隣のバラード「クラッシュ」に手を伸ばしたのだけれど(柳下訳ということで掘り出してきてあった)これも2、3日で読めるはずがない。

ということで、岩波新書が続くのですが、見田宗介「現代社会の理論」を選択。
下の「安心のファシズム」の管理社会論に欠けているのは、管理化と同時進行する<消費化>の評価ではないか。消費資本主義が人間をどのように変容させたかを、アカデミズムがどのように整理しているかを知りたいところ。


inserted by FC2 system