【掲示板】


ヘリコニア談話室ログ(2004年9月)


 ゛ わおー ゛ 投稿者:edger_ 投稿日: 9月29日(水)22時20分7秒

 
 凄いですね、先生とオフ会!
 いつかお邪魔してみたいものです。
 nhk.少年ドラマシリーズ、大好きでした。

 土田 様

 私のハンドルは変わっていないのですが、最初頃は大文字表記ではあったと思います、
パソ通ーみたいな、今はネット風に小文字ーみたいな・・。
 


「夕焼けの回転木馬」 投稿者:管理人 投稿日: 9月29日(水)01時51分31秒

黒田藩プレスさんのHPが更新されて、完全版『夕焼けの回転木馬』新書とハードカバーどちらも購入できるようになりました。→こちら
ハードカバー版は100冊限定(シリアルナンバー付)、著作者のサイン入りですよ(^^)。

edger_さん
年に一度、眉村先生を囲んでオフ会を開いています。来年の1月に予定していますので、ぜひどうぞ(^^)

土田さん

>半年前に自分が感想を書いた本さえ
>それを読んでもイメージが浮かんでこないことがあります
以前も書きましたが、本当は「あらすじ」を書いて残しておくのが一番良いんですよね。

>『砂漠の惑星』が面白かったような
私もいちばん面白かったです。「ソラリス」は凄いんだけどややだるいですね。

>デビューは1993年の横溝正史賞で9冊の著書があります
ありゃありゃ、もはや中堅どころですね。失礼しました(^^;。


記憶はあてになりません。 投稿者:土田裕之 投稿日: 9月28日(火)23時56分54秒

大熊さん

>こうなるともはや初読同然でしょうね。
最近記憶が怪しくて半年前に自分が感想を書いた本さえ、
それを読んでもイメージが浮かんでこないことがあります。

レムは「ソラリス」含め5,6冊の読書だと思いますが
泰平ヨンは苦手で、『砂漠の惑星』が面白かったような。
2巻目に予定されている評論は難しくて読めないかも。

ところでゴンブローヴィッチを訳されている工藤幸雄氏ですが
大分前に国書から出ていた「サラゴサ手稿」の完訳を出すという話があったのを思い出しました。
どうなっているのかな。

>打海文三の『ハルビン・カフェ』
デビューは1993年の横溝正史賞で9冊の著書があります。
『ハルビン・カフェ』は2002年の大薮春彦賞でした。

>それにしてもPF、今でも一定の領地をミステリ国に確保しているんでしょうか?
PFというと田中光二を思い出す私。
角川文庫の内容紹介でPFの表現が多かったもので。
いまや死語かもしませんけどね。


edger_ 様

拙HPにおいでいただいたことがおありになるということで
ありがとうございます。
申し訳ございません。分かりませんでした。
たいへん失礼とは思うのですがハンドル名変えられていらっしゃいますか?


 ゛ やっぱ御礼状出すことにします ゛ 投稿者:edger_ 投稿日: 9月28日(火)20時31分17秒

 
 御指摘のように、と同時にジャンルは違うけれど、後残りの2冊の小冊子詩集と
私的小説集も同封して・・。
 いえ最初はお忙しいだろうから返ってそのままにしようかなあとも。
 でも、結構眉村先生に会っていらっしゃる方がいるんですね、びっくり。
 管理人さんは常連さんなのでしょうか、羨ましいー。

 幻想文学館さん発見ー、もうお忘れでしょう私のネットの最初頃、
お邪魔したことがあります。
 


「幻想博物館」 投稿者:管理人 投稿日: 9月28日(火)20時28分23秒

土田さん

>多分20年ぶりくらいにキャプテン・フューチャーを読み始めました。
おお(^^)
私もそのうち続こうと思っています。私の場合は30数年ぶりということになるんですが、こうなるともはや初読同然でしょうね。

>『ファファード&グレイマウザー』
の既刊3巻は、実はほんの数年前に読んだばかり、なかなか好かったです。
なので4巻目から買うつもり(^^;。

>国書から出た完訳版『ソラリス』
これも30数年ぶりで、その間一度も読み返してない。
そのわりにはよく感想文を書くときに引きあいに出しています。それだけ初読時のインパクトが強かったわけですが、おそらく今や完璧に「私の脳内のみに存在するソラリス」と化している筈なので(汗)、脳内ソラリスと完訳ソラリスの対決がいまからとてもたのしみ!

>ゴンブローヴィッチ
『バカカイ』は文字通り馬鹿かい?な短編集なので、とても楽しめました。
『コスモス』もそのようなスタンスで読めばよかったのに、難しく考えすぎたのかもと、いまは思っているのですが、今度出た『トランスアトランティック』はどうなんでしょう? ちょっとネットの評価をききたいですね(^^;

>打海文三の『ハルビン・カフェ』
面白そうですね。しかしまったく知らない作家さんです(汗)。
三津田信三(「作者不詳」待機中(^^;ゞ)といい、ここ数年ミステリ畑の新しい作家は全然追えていないなあ。
それにしてもPF、今でも一定の領地をミステリ国に確保しているんでしょうか?

中井英夫『幻想博物館』(講談社文庫、81)読了。
ラストはこんな趣向だったんですね。全く忘れていました。ある意味ディック的世界といえるかも(^^;
殷賑たる70年SF国の首都から遠く外れた人跡稀なる僻遠の地に聳え立つ孤高の時間SF!
編集済


キャプテンフューチャーを読み始めました。 投稿者:土田裕之 投稿日: 9月28日(火)00時01分53秒

創元から文庫版全集が出たのを良い機会だと思い
多分20年ぶりくらいにキャプテン・フューチャーを読み始めました。

今のところ快調ではありますけど、
無邪気に楽しむにはちょっと年を感じてしまっているところです。

良い機会といえば来月くらいから出る『ファファード&グレイマウザー』
国書から出た完訳版『ソラリス』も読み返すのは良い機会ですね。
(もっともライバーは未読ですけど。
過去の少ない経験から言うとハワード以外のヒロイックファンタジーはちょっと苦手。)


ゴンブローヴィッチは『コスモス』を読んだ気でいたのですが
サイトを検索して感想を見ても覚えが全くないため読んでいないのかもしれません。
記憶が全くあてになりません。
大熊さんご推薦の『バカカイ』は読んでいないのが確実なのですけど。

打海文三の『ハルビン・カフェ』を読了。
自らが語りたい物語を組み立てるために、近未来の福井県に架空の都市を設定した作品。
昔ならポリティカル・フィクションとか呼ばれたかもしれません。
多視点を章ごとに分けてストーリーを収斂させていく手法をとっています。
このためややストーリーが錯綜している感があり、ちょっと丹念な読みを要求はされますが
収束はうまく出来ていてなかなか面白かったです。
こういう作品をノワールと呼ぶのかもしれませんが
ミステリー色が強いことでSF読みの人が見逃すのも勿体無いような力作でした。
編集済

http://www.02.246.ne.jp/~pooh


探偵講談ハブ娘 投稿者:管理人 投稿日: 9月27日(月)21時50分14秒

本多正一さん
>《『凶鳥の黒影』特別対談》
> 「虚無」という美酒に酔って:皆川博子 津原泰水
お知らせありがとうございます。「新刊展望」11月号ですね、書店で探してみます。

現在、『幻想博物館』読み中です。今夜中には読み終えるでしょう。
私の場合、中井の短篇というのは、通常の小説がそうであるようなストーリーの展開を楽しむ類のものではなく、また作者の主張や内的論理をたどる類のものでもなく、むしろ名工の手になる精緻な細工物であるとか、名人の彫った人形であるとか、あるいは丹精を籠めた薔薇などと同様、読者の眼前のそこにある、日本語を素材に彫琢された小体なその「かたち」そのものを、上記の物をめでるのと同様の手つきで楽しむ、まさに撫で回してその出来上がりを味わう、そういう類の「こしらえもの」の感が強い。工芸品といいますか。
再読していて、あらためてそのように感じております(^^)。

石川誠壱さん
ありがとうございました。早速「最新情報」に掲載いたしました。

Yさん
>ラジオ聞きました
それはよござんした。私は聞けませんでした(泣)

>BGMもあって、ドラマと朗読の中間のような感じでした。
BGMが入るとかなり雰囲気が出るでしょうね。

>アナウンサーの真面目な声と眉村作品の真面目な人物は似合っているかも。
なるほど(^^;

昨夕は、旭堂南湖さんの探偵講談会「名探偵ナンコ」の日だったので、ラジオ聞けなかったのでした。
二ヶ月に一度の会をつづけて2回欠席しましたから、すでに半年のブランクとなってしまっており、これは万難を排しても行かないわけにはいきません。
今回の演目は、まずは古典講談・難波戦記より「真田の入城」(後編)。昨年の11月に口演された前編のつづき。やはり古典のリズム感溢れた語り口はよいですね。
つづいて講談紙芝居「原子怪物ガニラ4」(作画・左久良五郎)。サブカルに疎い私にはピンとこない出し物。
そしていよいよ探偵講談「琉球奇聞 ハブ娘」。これは貞淑薄幸の美少女が実は稀代の毒婦であったという転換が面白いのですが、その転換後の展開がいささか駆け足気味でやや消化不良。あとで聞くと、実は後半「飛んで」しまっていたそうで、さもありなん。実録物として書かれた明治の探偵講談に、最近とても興味が出てきました。先回の松林伯圓作「噂高倉 一名阿政暴殺」(うわさのたかくら いちめいおまさころし)なんか、ドストエフスキーですよ(^^;ゞ

終会後、打ち上げに参加。阪和線の終電がいつの間にか1時間遅くなっていることに最近気づいて、昨日は初めて散会まで付き合いました。各駅停車との待ち合わせもスムーズで、これならノープロブレム。これから安心してゆっくりできるぞ。


聞きました 投稿者:Y 投稿日: 9月26日(日)23時25分7秒

ラジオ聞きました。
BGMもあって、ドラマと朗読の中間のような感じでした。
アナウンサーの真面目な声と眉村作品の真面目な人物は似合っているかも。


「虚無」という美酒に酔って 投稿者:本多正一 投稿日: 9月26日(日)09時03分12秒

 たびたびお邪魔いたします。本多でございます。
 管理人さま、ありがとうございました。『凶鳥の黒影』は執筆者の皆さん、それぞれ力作をお寄せくださったのですが、小説執筆での最年長者と最年少者の対談が実現しました。来月発売の「新刊展望」11月号にて、

 《『凶鳥の黒影』特別対談》
 「虚無」という美酒に酔って:皆川博子 津原泰水
 
 が掲載される予定です。是非本屋さんでゲットしてください。どうかお楽しみに!

http://www.tsuhara.net/toppl.html


女性自身の記事 投稿者:管理人 投稿日: 9月25日(土)21時39分27秒

石川誠壱さん
眉村さんの記事、届いていました。
ありがとうございました。お手数お掛けしました。
ところで投稿が削除されているので、もういちど教えていただきたいのですけど、この記事が掲載された「女性自身」は何月何日号ですか?
もう捨ててしまわれてわからないでしょうか。


「凶鳥の黒影」 投稿者:管理人 投稿日: 9月25日(土)20時52分30秒

本多正一監修『凶鳥の黒影』(河出書房、04)読了。
よかった! とりあえず津原泰水が傑作でした。あと皆川博子もいいけど、これは中井オマージュというよりもM・Mのオマージュでした(^^; 個別の感想は後日。
いまから『幻想博物館』を読み返すかも(^^)

ラジオ「通りすぎた奴」は明日10時15分からですよ。お聞き逃しなく。→最新情報
そういう私は聞けない可能性大(ーー;


ようこそ! 投稿者:管理人 投稿日: 9月24日(金)20時08分42秒

edger_さん
ようこそいらっしゃいました。
なになに、眉村先生にお会いになったとですか?

>先生は気さくに応じて下さいまして、握手も写真撮影も
>頂くことが出来ました
おお、それはよかったですねえ(^^)
先生はよく散歩などで外出されているそうなので、タイミングが良かったですね。先日私がアポなしで伺ったときはご不在でしたから(^^;。

>例えそのことを覚えておられたとしても、ネットの私のことまでは
>多分御存知無いかと思います
そうですね。住所をご存知ならば、お礼のハガキをお書きになったらよいと思いますよ。edger_さんのお名前もばっちり覚えて下さるのではないでしょうか。

>先生はネットもされているのでしょうか
残念ながら、ネットはなさらないです。原稿も専用の原稿用紙に万年筆で書いていらっしゃいます。
ですが身内の方がたまにここを覗いて下さっていて、その方が適宜眉村先生に情報を伝えて下さっているようですので、edger_さんのことも、そのうち先生のお耳にはいるかも知れません。

ご同行の長女さんがおいくつなのか判りませんが、あのときの先生の本だよ、とジュブナイルを何冊か貸してあげたらいかがですか? 自分が会ったことがある作家の小説というのは特別な感じがあると思います。きっと眉村ファンになってしまうのでは(>眉村ファン増殖計画)(^^;。それとも既に眉村先生の愛読者でしょうか。

何はともあれ、ご来信ありがとうございました。これからもお気軽にお立ち寄り下さいね。

さて、いよいよ『凶鳥の黒影』に着手しました!


 ゛ 初めまして ゛ 投稿者:edger_ 投稿日: 9月24日(金)13時07分13秒

 
 ゛眉村卓先生を検索してこちらに流れて参りました。
 先日、大阪に行くことがあったので是非にと、
先生のお宅を近くから拝見にとこっそり?伺ってみました。
 ところが、偶然にも先生が玄関先にいらっしゃって、
何と出て来られたので失礼を承知でお声を掛けてしまいました。

 先生は気さくに応じて下さいまして、握手も写真撮影も
頂くことが出来ました、とても嬉しかったです!感動でした。
 同行の長女もびっくりして喜んでいました。 ゛

 前に私の小冊子を出版社さん宛てに送付して、同封の葉書に
サインをおねだりしていたので、御住所が解かっていたのでした。
 例えそのことを覚えておられたとしても、ネットの私のことまでは
多分御存知無いかと思います、先生はネットもされているのでしょうか。
 

http://homepage1.nifty.com/edger_s/


「怪談 牡丹燈籠」読了 投稿者:管理人 投稿日: 9月23日(木)17時55分55秒

いやこれは傑作。280pの長篇ですが、途中ダレ場は一切なし。また夜更かししてしまいました。そんなことをしている場合ではないのに。
しかし巷間伝わるあの怪談が、実は物語の前半の、重要だが枝葉のエピソードにすぎず、しかも実際萩原新三郎はお露の幽霊にとり殺されたのではなかったとは……。
ウルフばりの夢と現実の境界定かならぬ描写が素晴らしいですが、全体としてみれば、これはいわゆる怪談というよりも、馬琴の流れを汲む伝奇講談というべきものでしょう(もちろん落語だから笑いを取るところも随所にありますが)。
円朝、他の作品も読みたくなりました。もう少し詳しい感想文を、後日チャチャヤン気分に書きます。
編集済


女性自身 投稿者:管理人 投稿日: 9月22日(水)20時18分27秒

石川誠壱さん
先月の池袋宴会で、大橋さんとふたりで石川さんにお会いしたいなあ、と話しておりました(^^;
さて、毎度お気に掛けていただき、ありがとうございます。
その女性自身の記事は全く知りませんでした。
送っていただけるとのことで、楽しみにしております。
いずれどこかでお会いできたらいいですねえ(^^) 
ではでは、今後ともよろしくお願いします。

三津田信三『ホラー作家の棲む家』
藤野恵美『怪盗ファントム&ダークネス』
どちらも読了しているのですが、感想文を書く余裕がありません。そのうちに書きます。

で、いまは三遊亭円朝・作『怪談 牡丹燈籠』を読み中。時間がとれないのでまだ3分の1ですが、この面白さ、ハンパじゃないです(^^) 正直ここまで面白小説(小説ではなく口演の速記ですが)とは予想していませんでした。並みのエンタテインメント小説などはるかに凌駕してますね。ビックリ(^^;


Re:『凶鳥の黒影』  投稿者:管理人 投稿日: 9月20日(月)21時19分55秒

本多正一さん
まずはおめでとうございます。素晴らしい本をありがとうございました。
本書で中井英夫を知った若い読者から、新しい中井ファンが現れてくれたらいいですね。
そのためにも、試し読みできるサイトは、とてもありがたい試みだと思いました。とにかく、どんどん評判になって売れてほしいですね。

今度は、名張でお会いできるでしょうか。お会いできたらいいですね。
今日はご来信ありがとうございました。


『凶鳥の黒影』 投稿者:本多正一 投稿日: 9月20日(月)15時40分53秒

 失礼いたします。話題(?)の『凶鳥の黒影』監修の本多正一でございます。
 おかげさまで無事刊行となり、編者としてホッとしているところでございます。執筆者のひとり、津原泰水というのが学生時代の旧友でして、今回『凶鳥の黒影』公式サイトというのを立ち上げてくれました。収録作品の冒頭部を試し読みできますので、よろしかったら一度ご覧になってみてください。
 また管理人さまご指摘のbk1の不手際につきましては、某東雅夫氏に善処していただくようお願いいたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

http://www.tsuhara.net/toppl.html


そうそう 投稿者:管理人 投稿日: 9月19日(日)18時32分6秒

昨日の畸人郷である方から指摘があったのですが、bk1で「凶鳥の黒影」を注文しようとすると、検索欄に「まがとりのかげ」とひらがなで入力するか、「凶鳥(まがとり)の黒影(かげ)」という複雑奇怪な表記で入力しないと、当該のページに辿り着けないようです。
そうだったのか、だから私はなかなか気づかず、結局東さんのブログからしか行き着けなかったのですな(本当は早くに登録されていたにもかかわらず)。
おそらく10人が検索したとして、これでは8人は該当ページを発見できないのではないでしょうか。
もっともその8人がどうするかといえば、「凶鳥の黒影」でかんたんにヒットするamazonで注文するだけの話なんで、読者も著者も、また出版社も何の不利益を被ることはない、とは思うのですが、みすみす売上を減らすに違いないbk1はちょっと考え直した方がよいかも知れません。まあ私自身はアマゾンで既に購入済みなので、どうでもいいんですけどね。


腸捻亭日乗 投稿者:管理人 投稿日: 9月19日(日)16時52分19秒

先日来顔面の左半分を押さえると痛い。風邪のせいならん。腎臓のシクシク感はやゝ収まる。
本多正一編『凶鳥の黒影』巻末の「中井英夫年譜」をツラツラ眺めるに、三島由紀夫の中井英夫に宛てた私信が公開されており、次のような文言に深く共感す。
 
 世の中すべて気に入らぬことばかりであります。

まことに世の中気に入らぬことばかりなれば、フト思い立って図書館に赴き『断腸亭日乗』など借り出して摘読す。
夕方<畸人郷>出席の為梅田へ。些か少人数の会となれり。今宵も日頃の鬱積せる不平不満をばぶちまけたりて、会員諸兄には端迷惑にてまことに是申訳無きことなれど、こちらはスッキリスッキリ。言うだけ言うてほろ酔い加減上機嫌にてご免被るなり。
0時過ぎ帰宅。レコードなど聴かんと欲するも面妖奇ッ怪にして聴くあたわざるなり。レコードに針をばのせたるところ、ふと目をあけるとこはいかに朝日目に入りたり。なンともかンとも8時間ほどの時間抜け落ちたりて朝になりぬべし。狐狸の仕業ならんかふしぎふしぎ。なわけないか。
編集済


「怪奇・伝奇時代小説選集2」   投稿者:管理人 投稿日: 9月17日(金)22時48分40秒

を、掲載しました。  


「らっぱ亭奇譚集」 投稿者:管理人 投稿日: 9月17日(金)19時30分9秒

な、なんと国書刊行会からゴンブロヴィッチが出るらしい!→『トランスアトランティック』
短編集『バカカイ』がとても面白かったので、これは読まなきゃ、なんですが……長篇ですか……私に読めるだろうか(「コスモス」挫折中)。むう(ーー;

アレクすてさん
「らっぱ亭奇譚集」ですね、面白いですよ〜(^^)
また感想を聞かせて下さいね。
そういえば、私も読み残しがあったはず。読もう読もうと思いながら後回しになっていたのでした。はやく完読しなければ(^^;

「ボウリング・フォー・コロンバイン」、テレビで放映されたのですか、気がつきませんでした。
私はビデオで見たのです。とても面白かったです。同じ銃社会なのになぜカナダとアメリカでは違うのか、という問いかけをムーア監督はしていたと思いますが、奴隷制以来の白人の過剰な防衛意識というか「こわがり」(といっていたかどうか定かではないですが)にその因を求めていたと思います。その理屈は、最初見たときはいまいちピンと来なかったのですが、だんだんと私の中に浸透していって、いまはなるほどその通りかも、と思うようになっています。
「華氏911」も楽しみなんですが、ロードショーで見ることもあるまいと、ビデオ落ちするのを待っています(^^;


みなさん、こんばんは! 投稿者:アレクすて 投稿日: 9月16日(木)23時27分51秒

みなさん、こんばんは。メールでらっぱ亭さんにたのんでいた
「ラファティ」が届きました。
らっぱ亭さん、ありがとうございます!<(_ _)>

(あと、テレビでマイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」
をみました。コロンバインで起ったトレンチコートマフィアを自称する
高校生の銃乱射事件をめぐる銃社会を告発したドキュメント映画でしたが
見終わった感想は、まるで、ディックかジョージ・オーウェルのようでした…)。


「ソーニャとクレーン・ヴェッスルマンとキティ」(2) 投稿者:管理人 投稿日: 9月15日(水)21時40分4秒

を、掲載しました。


「ソーニャとクレーン・ヴェッスルマンとキティ」(1) 投稿者:管理人 投稿日: 9月14日(火)21時50分0秒

を、チャチャヤン気分に掲載。

Yさん
今考えると、サイン本が出るまでは、新書版が買い控えられると、黒田藩プレスさんは予想したんでしょうね。だから更新もしなかったということかも。
たしかにハードカバー版の情報が確定してはじめて、どっちを注文するか決めることができるわけですから、私はいらんお節介をしたのかも(汗)
編集済


「凶鳥の黒影」 投稿者:管理人 投稿日: 9月14日(火)20時08分11秒

幻妖ブックログ情報ですが、ようやくbk1でも『凶鳥の黒影』が注文できるようになった由。遅い!

bk1シンパの私は、アマゾンに注文をあげずに待っていたのでしたが、やれやれこれで注文できるぞと、これも「凶鳥」と一緒に注文するつもりで(配送料節約のため)ガマンしていた藤野恵美さんの『怪盗ファントム&ダークネス EX−GP1』とを注文しようとしたのですが、なんとbk1は別配送になると個々の荷物に配送料がかかるらしい。アマゾンはかからないのに。

ということで結局アマゾンで注文してしまった。こんなことなら最初からアマゾンにしときゃよかった(とほほ)。

「凶鳥の黒影」→bk1 amazon
「怪盗ファントム&ダークネス EX−GP1」→bk1 amazon
<例によって君もしくは君のメンバーが上のリンクから注文したとしても、当局は一切関知していないのでそのつもりで。成功を祈る!>
編集済


出たんですね 投稿者:Y 投稿日: 9月14日(火)19時59分49秒

>ラジオ文芸館
……しまった、よそ事をしていて聞き逃しました。来週こそ。
当日も聞き逃さないようにしなければ、と心に刻んでおきます。

>夕焼けの回転木馬
もう新装版出てるんですか。加筆されているというのも気になります。
そしてサイン本、すごいですね!
黒田藩プレスのサイトから見られるようになったら、こちらにも
リンクしたいと思います。


「夕焼けの回転木馬」 投稿者:管理人 投稿日: 9月14日(火)18時55分22秒

黒田藩プレスさんに問い合わせしてみました。いただいたメールをコピペします。

  ――――――――

ご連絡ありがとうございます。
「夕焼けの回転木馬」の件、お問い合わせいただき大変ありがたく存じます。
申し訳ありません。
当社HPの更新が遅れておりまして、大変ご迷惑をおかけしております。近日
中に整備する予定ですので、今しばらくお待ち下さい。

お問い合わせの件ですが、発売日は新書版はすでに発売しておりますが、ハ
ードカバー(サイン入り)は今月末の9月25日予定です。
定価は新書版1500円(+送料400円)です。
購入方法は以下のようになります。

Eメールにて、氏名、住所、電話番号、希望タイトル、冊数、支払い方法(銀
行、または郵便口座)をご連絡いただきます。
mshibata@kurodahan.comまでお願いします。

折り返し、当社より確認メールをお送りします。


ぱるる     株式会社インターカム
17470-63377301
郵便振替口座  黒田藩プレス
01770-5-129573

福岡シティー銀行・天神支店
普通口座 1847123
株式会社インターカム


いずれかの口座に金額をお振込いただき、確認が取れ次第、発送いたします。

眉村先生の加筆も含めた素晴らしい出来上がりになっております。この機会に
是非色んな方にお手にとっていただければと思っております。
今後ともお力添えをいただければ幸甚に存じます。

よろしくお願いします。

  ――――――――


というわけで、新書版とハードカバー版(^^)の2種類で発売される模様です。
さてこのハードカバー版(サイン入り)ですが、限定100部(しかも通し番号入り)の豪華版だそうで、これは見逃せませんよ(^^)。
ハードカバーは、売り切れご免ということになるはずですので、お早めに手を打って下さいね!

ということで、「夕焼けの回転木馬」最新情報でした。


J 投稿者:管理人 投稿日: 9月13日(月)21時54分12秒

>ネフィリム
岡本さんの解釈だと、JはジーザスのJではないか、とのこと。なるほど! 
しかし聖書ネタになってくると、私としてはお手上げですなあ。

Yさん
ラジオ文芸館、いかがでしたか。
それにしても「全国学校図書館協議会集団読書テキストB32」(ーー;
それでしか読めないんですから致し方ありませんが、何だかなァです……。

さらっと読み流してしまっていて、気がつかなかったのですが、SFMウルフ特集号の編集後記(塩)氏の発言は聞き捨てなりません(^^;
鼎談も対談も、
>今後の小説が向かうべき方向はこのあたり
なんて示唆も言及もしてないじゃないですか。あまりにも牽強付会すぎませんか?

だいたいウルフの直喩を使わずあくまで隠喩で表現しようとする筆法は、平明で平板なラノベ文体とは対極に位置するものでしょう。ラノベ読者が突然ウルフを読んで直ちに理解できるあるいは鑑賞できるとは思われません。
いまケルベロスを読んで評価している人の大半は、30代なかばから40代50代ではないでしょうか。これはネットのケルベロス評を巡回していて感ずるところです。それ以下の若い人はどう読んだらいいのか困惑している人が殆どのように見える。

けだし我々の世代は、10代20代にニューウェーブの洗礼を受け、知らないうちに訓練されて、そのような読み方を自然に体得しているのに対して、10代20代をラノベで育った世代はそのような小説の読み方があることさえ判らないのではないか。

とまで書くと偏見がすぎるかも知れませんが(汗)、ウルフ人気をSFMへのラノベ導入のダシにされてはたまらないという気持ちがします。


ラジオ 投稿者:Y 投稿日: 9月12日(日)21時25分57秒

ラジオドラマ、決まったんですね。
この番組は他の作品もおもしろそう。これから聞いてみます。
ドラマと言うよりはアナウンサーによる朗読っぽい?


「怪奇・伝奇時代小説選集1」 投稿者:管理人 投稿日: 9月12日(日)20時36分40秒

を、チャチャヤン気分に掲載しました。

下にリンクしましたように、ラジオドラマ(朗読?)「通りすぎた奴」は、9月26日(日曜)午後10時15分〜10時55分、NHK第1放送で放送されます。お聴きのがしのないように。


ラジオ文芸館 投稿者:管理人 投稿日: 9月11日(土)22時07分46秒

 通りすぎた奴


チャチャヤン気分「ネフィリム」の 投稿者:管理人 投稿日: 9月11日(土)15時43分25秒

アレクすてさんのコメントに、レスを付けました。

最近聴きまくっているのが、「パリ・ミュゼットVOL.1」(1990)というCD。
ミュゼットというのは、1920年代からパリの下町の酒場で演奏されていたアコーデオンをメインにしたコンボ演奏。基本的に3拍子のワルツ形式のダンス音楽とのこと。

これが実に哀愁があってよろしい。古き良きフランス映画の情景が目に浮かぶようです。
ただこのミュゼット、もともとパリに移民できた人々の民族音楽のエッセンスを取り入れて発展してきたもので、最終的にはジャズを取り込んでいるようです(ロックが出てきて廃れたらしい)。

このアルバムにもジャンゴ・ラインハルトが(1曲だけですが)参加したりしていて(というかジャンゴ自身はミュゼットからジャズシーンに飛び込んだ人らしい)、アルバムの後半かなりジャズ色が強まる。わたし的には前半の素朴なワルツやタンゴ曲が好ましいです。このマイブーム、しばらく続きそう(^^;
編集済


訂正 投稿者:管理人 投稿日: 9月10日(金)22時06分48秒

すみません、まだ発売になってないようです。早とちりでした。
でももうすぐみたいです。なんかすごい企画があるらしい(^^)


(無題) 投稿者:Y 投稿日: 9月10日(金)22時01分34秒

すっかり涼しくなりました。

>「夕焼けの回転木馬」
おお、出たんですか。より多くの人に読んでもらえるといいですね。


「ネフィリム 超吸血幻想譚」 投稿者:管理人 投稿日: 9月10日(金)21時39分6秒

を、チャチャヤン気分に掲載しました。


「名犬クランキー」 投稿者:管理人 投稿日: 9月10日(金)19時47分39秒

チャチャヤン気分に掲載しました。

Yさん
「夕焼けの回転木馬」、出版されたようですよ。黒田藩プレスはまだ更新されていませんが。
明日にでも詳細を掲示します。
(後記)すみません、まだ発売になってないようです。早とちりでした。でももうすぐみたいです。なんかすごい企画があるらしい(^^)
編集済


ケルベロスは勘定に入れません 投稿者:Y 投稿日: 9月 9日(木)22時39分0秒

結局注文しました。楽しみです。

>臼田さん
ご覧いただきありがとうございます。間違いなどありましたらぜひコメント欄でも
指摘いただければ幸いです。
田舎でほそぼそと読んでいると、好きな作品についてなかなか話す機会がないのです。
古本もそれほど集めていませんし、新しい作家も追いかけていないので今ひとつ居場所が(^_^;)

こちらにおじゃましなければ眉村先生の作品も語る場所がありませんでした。
どうぞよしなに。


「ショウガパンの館にて」 投稿者:管理人 投稿日: 9月 9日(木)21時36分8秒

チャチャヤン気分に掲載しました。

Yさん、臼田さん
確かに濃いセレクションですね。
わたしが読んでいるのは、わずかに8篇。
濃いばかりか、広い。天城一から鯨統一郎まで(^^)

「ネフィリム」読み中。あと50p。
難儀やなあ、昼休みが午後休みになってしてしもたがな。
「あかん、読み終わってしまう!」
と、吸い付いて離れない視線を、なんとかページからひっぺがして喫茶店を出ましたが、昼休みに読んではいけない本でした(^^;ゞ
編集済


興味深い選択です。 投稿者:臼田惣介 投稿日: 9月 8日(水)23時01分27秒

Yさん

突然で失礼します。
「50音の短編集」リスト拝見しました。
ミステリお好きなんですね。
かなりマニアックな選択で感心しました。
面白そうです。是非お続けください。


(無題) 投稿者:Y 投稿日: 9月 8日(水)22時27分30秒

うーん、「ケルベロス」注文してしまおうかな……

日記システムは自分でhtmlを書かなくてよいし、検索やデータベース化も自動で
できるのでいろいろな利用の可能性があるのではと思います。
自前で設置してカスタマイズできればもっといいんでしょうけど……。

「読書メモ」はミステリについても語りたくなったので作ってみました。
新刊や最近読んだものではなくて、昔から愛読しているものについて、
なので古いものばかりになります。ときどき見ていただけるとうれしいです。


「ラファイエット飛行中隊よ、きょうは休戦だ」 投稿者:管理人 投稿日: 9月 8日(水)21時40分11秒

を、チャチャヤン気分に掲載しました。

Yさん
ありがとうございます。全く大丈夫です。地震で、高いところに並べてあったウィスキーの空瓶が落ちてきたくらいです(^^;

ケルベロスは面白いですよ。いろいろ推理できますが、名探偵の謎解きがないので、真相はまさに藪の中です(^^;。魏志倭人伝の何百文字をみんなが勝手に解釈してあーだこーだ言っている邪馬台国論争に似ていますね。だから面白いんでしょうね。

「kichineの読書メモ:50音の短編集」拝見しました。また壮大なことを始められましたね〜(^^)。完成まで何ヶ月? 楽しみです!


ご無事ですか? 投稿者:Y 投稿日: 9月 7日(火)21時39分33秒

地震や台風など続いていますが皆様ご無事でしょうか。
オフ会盛会のようでなによりです。
河本さんにもいつかお会いできる日を楽しみにしています。

「ケルベロス」気になるのですが近所で売ってません。
ぱらぱら見てから買いたかったんですが。いろいろ推理できる作品の
ようで、話を聞いては挑戦したいなと思っているのですが。

大熊さんが楽しそうなので私も一つ日記システムを借りてみました。
日記は書かないんですが、1編づつ日本の短編ミステリを紹介しようという
ちょっと無謀っぽい試みです。挫折するかもしれませんが。
(ハンドルは適当に付けたので気にしないでください)
http://d.hatena.ne.jp/kichine/

>読売ウイークリー
よく考えたら近所の図書館にありました。
先日行ったときは貸し出し中だったのですが、入手できますのでご心配なく。


「アメリカの七夜」 投稿者:管理人 投稿日: 9月 7日(火)20時23分52秒

を、チャチャヤン気分に掲載しました。

アレクすてさん
オフ会、お疲れさまでした。最後までお付き合いできず済みませんでした。
あれから地震の時刻まで続いたんですって? 盛会でしたね(^^)

さて、今年のジュニア冒険小説大賞を受賞された藤野恵美さんの新刊が出ますので、お知らせいたします。↓
『怪盗ファントム&ダークネス EX-GP1』(カラフル文庫)

9月10日発売だそうです。たのしみ〜(^^)


ご迷惑をおかけしております2<(_ _)> 投稿者:アレクすて 投稿日: 9月 7日(火)11時35分40秒

みなさま、おとついのオフ会に参加したアレクすてでございます。
人生の師匠、大熊さん!とても楽しかったです!ありがとうございました。
(考えたら大熊さんとの出会いがなければ、このオフ会に参加することもなかったし
小林さんにあい、サイン本を手にする機械もなかったわけで…
↑現金な私)

では、失礼いたします<(_ _)>


ご迷惑をおかけしております 投稿者:管理人 投稿日: 9月 6日(月)20時23分6秒

河本さん
オフ会、とても楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました(^^)

>大変失礼な
??? 何か失礼なことをされましたか。俄には思い浮かばないのですが(^^;
こちらこそ言いたい放題、放言の数々で呆れ果てられたのではないか、参加のみなさんの顰蹙を買ってしまったのではないかと、今更ながら心配しております。

とはいえ、(居直るわけではありませんが)これは私としてはいつものことなのであって、それはアレクすてさんがよくご存知です、ていうかいちばん被害にあっておられるのがアレクすてさんでして(汗)、そうだ、この場を借りてアレクすてさんにも謝っておきましょう。いつもご迷惑様です>アレクすてさまm(__)m

てなわけで、どうも最近、オフ会というと私が最年長であることが多くなり、みなさん敬老の精神にとんでいらっしゃるのか、はなから相手にされていないのか(どうもこちらの方が正解みたいです)、誰もたしなめてくれない。けっか私の放言癖はますますエスカレートしているような気が、私自身でもしているのです。気を付けなければ・・

そういうことですので、今回にこりず、今後もオフ会の末席に連ねさせていただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。

代理さま
上の次第、どうぞ河本さんにお伝え下さいますよう、お願いいたします。お手数おかけしますがよろしくお願いします。


大阪オフ 投稿者:河本 代理 投稿日: 9月 6日(月)11時40分57秒

河本の代理で書かせてもらっています。
管理人さんオフでは河本が大変失礼な事をしたようで申し訳ありませんでした。
前日Yさんとの事で失敗したばかりですのに、この様な事になってしまい本人も反省しているようですので、今後とも今までどおりのお付き合いをお願いできたらと思います。

河本 代理


記事見つかりました 投稿者:Y 投稿日: 9月 4日(土)21時44分9秒

私信にお借りしてすみませんでした。
最近初対面の人や5年ぶりぐらいに会う人に間違いなく会えていたので、
なんとなく大丈夫な気がして連絡手段を確認しなかったのが申し訳なかったです。
またいずれ大阪オフにも参加してみたいと思います。

ああ、これですね。>週刊新潮
たしかに広告と一緒にめくってしまったので見つかりませんでした。
いい写真です。


眉村さん情報 投稿者:管理人 投稿日: 9月 4日(土)19時39分33秒

Yさん
河本さんに会えませんでしたか。それは残念でした(あちらの掲示板を見ました)。
しかしお気になさらなくてよいと思います。もともと彼は遅刻常習犯ですので(汗)。私が東京で会ったときも30分以上(いや1時間近くだっけか)待たされましたし、別のオフ会では彼だけ30分早く設定されていたと記憶しています(^^;。

実は4時過ぎに、河本さんから、会えないので電話番号を教えてほしい、という電話があったのですが、仕事場だったので私も教えられなかったのでした。いずれにしても4時過ぎでは手遅れでしたね。昼過ぎにも掛かっていたらしいのですがこれは私が気がつきませんでした。
お気分を害されたかも知れませんが、ご病気で休み休みでなければ行動できないせいもあるので、どうかこらえてつかあさい。

>会われる方がいらっしゃいましたらよろしくお伝え下さい
了解しました。明日お会いしますので(^^)

>「週刊新潮」買いましたがどこに載っているのか見つけられません(^_^;)
いやこれは分かりにくいですね(^^; 
雑誌独特の(中綴じというのでしょうか)ホッチキスで止めたページ、つまり丁度真ん中のページの次のページです。

紙質のよい、いわば広告のページの間で、ページ番号は付されていませんが、86pに相当します。紙質の関係か、パラパラめくっているとちょうど指がすべって通り過ごしてしまう部分ですね。私もコンビニで、見つからずに5分くらいページをめくっていました。

ということで、<週刊新潮>9月9日号「新潮人物文庫――マイエナジーシーン(48)」に、
 癌の妻へ、一日一話の祈り
という見出しで、インタビューの構成記事が掲載されました。
今回、ご自宅近くでしょうか、写真がすごくよく撮れています。眉村先生は笑顔が似合う作家ですね(^^)
ショートショートの原稿の山を前にして、「継続は未練なり」と呟いている眉村さんの姿が目に浮かびました(^^;ゞ

>「現在は大人向けのSF長編に取り組んでいます
これは朗報!! 刮目して待ちたいです。
編集済


伝言のお願い 投稿者:Y 投稿日: 9月 4日(土)18時00分28秒

今日、河本さんと待ち合わせしていたのですがお会いできませんでした。
こちらで会われる方がいらっしゃいましたらよろしくお伝え下さい。
大変申し訳ありませんでした。また機会がありましたらお会いしましょう。
(これが掲示板本来の利用法……?)

「週刊新潮」買いましたがどこに載っているのか見つけられません(^_^;)
ゆっくり読みます。


「女無宿人・半身のお紺(1)」 投稿者:管理人 投稿日: 9月 3日(金)21時26分39秒

笹沢左保『女無宿人・半身のお紺 お怨み申しません(光文社文庫、86)

3巻シリーズの第1巻。元版74年刊。
小説現代73年7月〜75年2月にかけて連載されたシリーズであり、ほぼ<地獄の辰>と同時期の作品である。つまり<峠>シリーズに開始される笹沢時代小説の、比較的初期の作品で、木枯らし紋次郎や地獄の辰並みのレベルを期待して読み始めたのだが、やや期待はずれだった。

いや面白いのは面白いのだ。描写される宿場宿場のリアルさは、前2シリーズに勝るとも劣らない。このお紺と平手造酒が歩く世界のどこかを、紋次郎や辰蔵が歩いていてもちっとも不思議ではない。そういう江戸末期の街道風景が活写されていてとてもたのしい。

問題は、お紺の設定なのだ。第一回でかなり複雑な人物設定をされているのだが、結局はただの(今のところ)惚れた男を客観的に判断できない通俗的な女のイメージそのものの設定となってしまっているのである。

さて、お紺は惚れた男(彼女を捨てて出奔した、どう考えても悪人としか思えない)善十という火消しくずれを追いかけて無宿の旅に出る。
それはいいのだが、読者の目(あるいは平手の目)には明らかとしかいうほかない善十の悪行が、このお紺には全く見えないのである。まさに愛は盲目を地で行く役回りで、読んでいていらいらさせられる。この感覚は、まあ私の個人的な視線の角度といえるかも知れない。一般の読者はこのようなお紺に共感するのかも知れない。

私の場合、この逆だったら楽しめるのだ。つまり男が騙されていたとも知らず、消えた女を追いかけて旅から旅を重ね、ようやく捕まえたかと思ったら、甘言にころっと騙されて不条理な目に遭い、その間に女はまた姿を消す……。いわゆる悪女もののパターンだけれど、そういう話はオッケーなのだ。しかし逆はなあ。

というわけで続きを読むかどうかは未定。しかしこのあからさまな設定は、それ故にちょっとアヤしいような感じもするのだ。じつは善十は、いま読者が見せられているような悪人ではないのかも知れない。最後であっと驚くどんでん返しがあるのではないだろうか?

新保さんの解説で、「お紺は確固たる目的があるお蔭で、物語全体に長編としての大きなプロットのうねりもある。その意味で『半身のお紺』は(…)『地獄の辰・無惨捕物控』(1972〜75初刊)全三冊と双璧と言っていいだろう」と書かれているのは、そういうことではないのかな。

ううむ、、悩むなあ。
編集済


週刊新潮に 投稿者:管理人 投稿日: 9月 3日(金)20時22分6秒

いま発売中の<週刊新潮>に「妻に捧げる1778話」の記事が載っているそうです。
みなさん、確保よろしくお願いします!
私も明日、購入します。


「夢見る人の物語」 投稿者:管理人 投稿日: 9月 2日(木)21時33分52秒

ロード・ダンセイニ『夢見る人の物語』中野善夫・中村融・安野玲・吉村満美子訳(河出文庫、04)読了してしまった!

全28篇、レシートによると8月14日に購入しているので、ほぼ平均1日2篇ずつ読んでいた計算になります。ちょっと早く読み過ぎました。
日課・一日1篇のつもりだったのですが、後半興がのってしまいどんどん読みすすんでしまったのが敗北の原因。あーもったいない。もっとゆっくり読んだらよかった(泣)

第2部の後半、「剣と偶像」あたりから独特のユーモア感が作品を包み込み始めます。「あとがき」にもあるように、このユーモア感覚が、『世界の涯の物語』に引き継がれ更にその成分量を増していくわけですが、それはある意味ダンセイニの「小説」的筆力が自在さ闊達さを増していった、ということであるとともに――

わたしの空想は、歳月を経るにつれ弱っており、夢の国を訪れることは、ますますまれになるはずだからである。(「ヤン川を下る長閑な日々」)

ということと相関するものではないかと思います。
「ヤン川」の次に「剣と偶像」が配置されているのはまさに象徴的。というよりもむしろ、おそらくダンセイニは、単純に執筆順に短編集を編んでいったのに間違いない。とそう推察されるのです。
個々の感想は後日、ていうかもう一回読み返すかも(^^;。
編集済


ファファード&グレイマウザーの新刊 投稿者:管理人 投稿日: 9月 1日(水)21時10分39秒

 宇宙の秘密を見いだしたこともありました。秘密が何だったかは忘れてしまいましたが。――ダンセイニ「ハシッシュの男」

>キャプテン・フューチャー
当地では全然見かけませんね。刷り部数が少ないのでしょうか。

東京創元社のサイトによれば、ファファード&グレイマウザーシリーズが復刊されるようです。→近刊案内
しかも「装いも新たに全五巻となって復活!」となっています。
これはどういう意味でしょうか?
既刊3巻の復刊、プラス新刊(第4巻、第5巻)が遂に出るということ?
もしそうなら、これはすばらしいニュース。F&Gの新作(日本語読者にとって)が読めるんですからね。いやー今日まで生きていた甲斐がありました(^^;
編集済


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