『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書、02)の再読に、ようやく本腰が入ってきました。現在3分の1程。
私は読むときは、邪魔なカバーや帯ははずしてしまいます。本書もそのようにして寝転がって読んでいました。ちくま新書はカバーを外した本体の表紙の上部にアルファベットで<CHIKUMA SHINSYO>と記載されています。それにふと目を止めた私は愕然としました。ええ!? と私は思わず叫んでしまいました。
ああ、なんということでしょう、老眼が進み、かすんだ目は、それを<OHKUMA SHINSYO>と読んでしまったのでした。哀号。
閑話休題、
いやあこれはやはり名著というべきですね。実に筋道が通っていて説得力がある。面白いです。いたるところで内容に触発されて妄想が、わが裡から引っ張り出されてきて、ちょっと読んではいつの間にか立ち止まって空想に耽ってしまい、なかなか進みません。まさに読書の悦楽ここに極まれり。チョチョイとつまみ読みするつもりだったんですが、方針を変更してじっくりと読みすすめることに。
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