期待しております。
先の投稿、言葉足らずのところを汲み取っていただき、ありがとうございます。
>実はですね、本書に共感する直接の契機となったことがあって、つい最近ミクシイのあるコミュで、管理人の人(学生らしい)が載せた意見に対して理路整然たる、併しかなりきつい言いようのレスが載ったのです。私は管理人がどんな反論をするか楽しみにしていたのですが、なんとこの管理人、何の反論もせず突然管理人を辞めてコミュから抜けてしまったのですよ。がっかりです。レスした人もびっくりしたのではないでしょうか。私思わずああ今の若い奴はと呟いてしまいました。
実はですね(笑)、先日、僕も9歳程年下の、最近の友人を切れさせまして。その友人が、肥満している女性を罵倒するようなことを自分のブログに書いていたので、ちょっときつく注意したのですね。反論に反論したあたりで案の定、切れられまして、「もう見ないでいいですよ」「嫌いなら放っておいてくれればいいのに」と、その後も書き綴られました。
喧嘩するつもりはなかったので、どうしたものかと頭を抱えたのですが、その友人、だいたい3日後に頭が冷えたのかその罵倒的な言説を全て削除し、私には何事もなかったかのように接してきたのですよ。
>1)すぐ音を上げて逃げる若者、2)「キレた」「オチた」「真っ白になった」といえば許されると思う若者、3)自信がありすぎたりなさすぎたりする若者、4)自分のことしか考えられない若者、5)簡単に傷つき過ぎる若者
なるほど、確かにこれらだいたい当てはまるようで、僕も「最近の若い者は」と思わないでもありませんでした。しかしながら、僕には釈然としない思いが残りましたが、こちらの言っていることは伝わって、反省もした模様だったので、別にいいかと思っておりました。それが1月の半ば。
で、ついさっきその友人とひさびさに色々とおしゃべりをしてたんですけど、途中でふと真顔になり、
「今更ですが、あの時はすいませんでした」
おせえよ、と思いつつもほっとしました。
若いです、未熟です、弱いです、確かにダメです。でもこの友人はそう捨てたもんでもないし、僕ら年長者が辛抱強く接すれば、変わる事だってあるんじゃないかという思いを抱きました。
香山氏の言説の誤謬を指摘する場合、「印象論」である、というのがまず思いつく指摘であります。ただ実際に経験則に照らすとそういう事例ばかりであった、というなら、わからないでもありません。
しかし、今回の著作の扇情的なタイトルも含め、もはやそもそも「印象操作」のために書かれているのではないか、という疑念までもが拭えないんですよね。
最近、まだ若者なつもりだけど、もっと若い奴なんていくらでもいるという中途半端な歳になりまして、だからこそあまりあっさりと「若者は……」なんて言う気にはなれないでいます。
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