> No.1887[元記事へ]
>
ファン活動があったればこそ保存、蓄積されてきた情報というものが確実に存在しますよね。 >
雑誌や新聞に載ったきり単行本に収録されることのないエッセイの類いがそうで、60年代、70年代にはチェックした人もいたかもしれませんが、日本SFも半世紀経過した現在、そういったものは今さらどこをさがしたってないどころか、存在した事実さえ失われています。 >
ところが、それがファンジンやファン個人のファイルの中にひそかに保存されていたりする場合があるわけです。これぞ本来のファン活動の意義だと思います(SF祭りで踊る〈踊らされる〉だけがファン活動ではありません)。 >
でもそれは、見方を変えれば「死蔵」でもあるわけです。ただし貴重な死蔵ではあります。 >
そういうのを発掘し日の目を見せさせることは、私はとても大事な仕事だと思います。
まったくその通りです。 SF大会で酒盛りして、コスチュームショーして、浮かれているだけがSFファン活動ではありませんね。 眉村さんに関しては、管理人さんの仕事や、星群がやって来た仕事が、こういう本当の意味でのファン活動ですね。星群の仕事では「司政官の世界」から、児島冬樹の「司政官制度概観」が創元文庫版に転載されました。 このようにしてみると、各作家のファンクラブはある意味宝庫ではないでしょうか。 星新一「エヌ氏の会」小松左京「コマケン」半村良「半客会」などなど。
http://6823.teacup.com/kumagoro/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Ftotuzen703 |