ヘリコニア過去ログ1709


Re: チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月30日(土)18時15分3秒
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  > No.8073[元記事へ]

 雫石さん
>来期は、もう1軒、料理屋をオープンさせるつもりです
「もう1軒」てことは、せんべろ屋も継続するわけですね。それはいい考えです(^^)
 この世界の雫石さんがどんな仕事をなさっているのかわかりませんがたぶん大富豪ではないと思います(>おい)(^^;、当然給料日前は懐が寒かったりするわけです。そんなときはせんべろ屋へ。給料が入ってほくほく顔のときはちょっと上等な料理屋へ。そんな風に使い分けするんでしょうか。楽しみです(^^ゞ

 コピーしてきました。初刷は寄稿者分です。10人各3冊で30冊分、4丁取りのB3で両面コピー25枚(200/8)x30=750枚コピーしました。B3用紙750枚はさすがに重かったです。そして作業時間が正味2時間。疲れた。
 ということで、とりあえず今日は1冊だけ作ってみようかと思っています。

 

Re: ゲーム差変わらず

 投稿者:雫石鉄也  投稿日:2017年 9月30日(土)14時47分51秒
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  > No.8075[元記事へ]

はい。来期は、もう1軒、料理屋をオープンさせるつもりです。
せんべろ屋よりも上等なお店にするつもりです。
酒はビール(エビスだけ)、日本酒、ウィスキーしか置いてません。
料理は、和洋中だいたいできます。
マスターの名前は本屋敷といいます。
これで、わたし、バー海神、せんべろ屋、2018年春オープンの新しいお店と、
3軒の飲食店を経営する実業家になりました。

http://blog.goo.ne.jp/totuzen703

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月29日(金)22時23分14秒
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Re: ゲーム差変わらず

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月29日(金)21時58分49秒
返信・引用 編集済
  > No.8074[元記事へ]

 堀さん
>「料理」シリーズもあるかな
 ああそれはグッドアイデアですね(^^)しかしそうするとなりますと、せんべろ居酒屋ではまずいですよね。毎回唐揚げと枝豆では話になりません。
 来期はちょっと格を上げて、魚料理屋さんあたりを舞台にオダをあげてほしいですね〜、などと勝手なことを言うております(^^;

 ということで阪神−DeNA戦をまた観てしまいました(^^;
 パソコンを立ち上げてスポーツニュースを見ると、7回だったかで6対1。今日はスポナビ無料ライブはなかったので、ユーチューブを捜したら、やってました(^^;
 
 ユーチューブのライブは、削除されるまで何回もリピートするので、まだ観れると思います。しかしこれ、堂々と公開されていますが違法ですよね(元はスカパー)。

 それはさておき、今日DeNAが勝ちましたので、本日時点で阪神が74勝61敗。DeNA70勝64敗です。両チームとも4試合残しており、DeNAが2位になるためには、阪神が残りゲーム全敗、DeNAが全勝してはじめて、阪神74勝65敗4分、DeNA74勝64敗5分となり、勝率でDeNAが上回ります。
 ちょっと、どころか限りなく難しい数字です。しかしですね、阪神は巨人と2試合(と中日2試合)、DeNAは広島と2試合(と中日2試合)残しています。この対戦相手が面白い。広島はもう優勝していますから主力を出してくるかどうか。出してきたとしても本人らに通常ゲーム並みの闘志があるとはとても思えません。
 一方巨人は、まだCSに滑り込めるチャンスがあります。目の色を変えて阪神戦に臨んでくるはず。となれば……。
 いやーまだまだ分かりませんよ〜(^^ゞ

 

Re: ゲーム差変わらず

 投稿者:堀 晃  投稿日:2017年 9月29日(金)09時18分7秒
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  > No.8071[元記事へ]

> トラキチが集まってうだうだしゃべるという設定

ここに書くべきことではないかもしれませんが、
雫石さんの得意な「料理」シリーズもあるかなと思いました。
鯨料理、川魚(鯉)料理、鳥(燕)料理、飲み物にヤクルトと、色々バリエーションがありそうですが、龍は爬虫類みたいで不気味だし、巨人というのは煮ても焼いても食えませんしねえ。
 

Re: チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 6日(水)18時57分49秒
返信・引用
  > No.8022[元記事へ]

 反古紙でためしに作ってみました。
 

 この画用紙しかなかったのですが、青系、寒色系は合いませんね。
 暖色系の薄い色のがよさそうです。

 

Re: チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 6日(水)18時57分49秒
返信・引用
  > No.8022[元記事へ]

 反古紙でためしに作ってみました。
 

 この画用紙しかなかったのですが、青系、寒色系は合いませんね。
 暖色系の薄い色のがよさそうです。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 5日(火)22時56分18秒
返信・引用
   元ツイート



 
 

Re: チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 5日(火)20時15分3秒
返信・引用
  > No.8021[元記事へ]

 《チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)》の「扉」を作成しました。

 

 前号に引き続いてカンディンスキーです。
 そんなの使って大丈夫なのか?
 大丈夫なのです。カンディンスキーは1944年没なので、すでに70年以上たっており、著作権フリーのパブリックドメインなんですね。
 乱歩の本が、近年狂ったみたいに出版されていますが、この現象も、数年前にパブリックドメインに移行して、著作権が消滅したからで、出版社は著作権料を払っていないのです。

 ところで、私はこのカンディンスキーの作品を、実は加工していまして、そうなりますと、今度は私に著作権が発生するらしい。
 ですから、カンディンスキーを利用するのは自由ですが、私のこのカンディンスキーを流用するのは、著作権違反なんです。面白いですねえ。

 

チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 4日(月)21時24分49秒
返信・引用
  柊さんの原稿も校了となりましたので、これで今号用の原稿はすべて揃いました。
ということで、仮の目次を作ってみました。

◇目次

     蔵出しセール・十四品 ◇深田亨 50枚
     銘銘伝 ほか       ◇柊たんぽぽ 30枚
     週末は終末         ◇雫石鉄也 30枚
     猫の王                 ◇岡本俊弥 30枚
     マカオ                   ◇岡本俊弥 30枚
     見習                    ◇篁はるか 45枚
     ラストコンタクト      ◇深田亨 20枚
     音                       ◇大熊宏俊 10枚
     リンちゃんの鉄塔   ◇和田宜久 35枚
     蝋石の夢      ◇服部誕 ※蝋は正字 60枚

計340枚

この並びで版下データも一応作ってみました。
扉、目次、白紙ページを含めて197頁になりました。
今号も200頁近いボリュームで、自立する本が作れそうです(^^;
寄稿してくださったみなさん、ありがとうございましたm(__)m


 

Re: 中篇版「霧に沈む戦艦未来の城」読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 3日(日)15時11分36秒
返信・引用
  > No.8019[元記事へ]

 堀さん
 たしかに「物語がたどりにくい作品」ですよね。よくいえば融通無碍、夢の論理を辿っていくような覚束なさがありました。当時はこういうのが反リアリズムとしてもてはやされたされた時期だったんでしょうか。
 夢の論理なら、安部公房の初期作品がそういう感じなんですが、本篇は夢と現実を行ったり来たり(夢の城国⇔夢の城社)で読む方はなかなか構えるスタンスが定まりません。まあそれが本書のオリジナリティで、その世界観を予め知ってないと、なかなか浸れるところまで行けないかもしれません。

>エドムンド・クーパーの「アンドロイド」は訳されていて、SF用語としても普通に使われてました。
 そうでしたか。だとすれば小松さんとの雑談の中でもふつうに出てきていた用語かもしれませんね。

>お化け煙突
 私は高校まで福島区に住んでいて、社宅のアパートの4階に住んでいたんですが、南のベランダから見る西方向は当時高い建物が全然なくてはるかに見通せて、現在は大阪ドームに隠れてしまってますけど、大阪ガスのガスタンクが3つ並んでいるのがはっきり見えていました。
 ですからお化け煙突も、もうちょっと長く壊されずにいたら、その巨大なモニュメントも見えたはずで、おそらく印象深く記憶に残ったんじゃないかと思います。

 

Re: 中篇版「霧に沈む戦艦未来の城」読了

 投稿者:堀 晃  投稿日:2017年 9月 3日(日)10時16分18秒
返信・引用
  > No.8018[元記事へ]

なるほど、そんな話しでしたか……なんて、無責任な感想ですが、なにしろ読んだのが半世紀以上前で、しかも物語がたどりにくい作品でしたから。
中之島図書館の蔵書を燃料にするというのはインパクトが強くて覚えてます。
それに戦艦というのに戦闘シーンがなく、むしろ「出撃」した後の、大阪の寂寥感が印象に残ってます。
お化け煙突は(大阪をほとんど知らないこともあって)まったく覚えてませんでした。これは面白いですね。
中之島を船に見立てるのは東端の剣先が船の舳先そっくれだからだろう(これはNULL同人諸氏の一致した意見)と思ってましたが、「戦艦」にしたのは、お化け煙突が軍艦に似ているからかもしれませんね。写真を見てそう思いました。
跡地を訪問してみようと思います。
エイドロン……これは確かにアンドロイドの変形ですね。当時すでにエドムンド・クーパーの「アンドロイド」は訳されていて、SF用語としても普通に使われてました。
文藝は西長堀の中央図書館にもあるようですから、近いうち再読しようし思います。
この時期の編集長は確か伝説の編集者・坂本一亀氏のはずで、こんなのを巻頭に載せるとはさすがですね。

 

中篇版「霧に沈む戦艦未来の城」読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 2日(土)19時53分35秒
返信・引用 編集済
  > No.8016[元記事へ]

 中篇版「霧に沈む戦艦未来の城」(文藝1962年8月号)読了。

 こちらは、長篇版に比べればずいぶん安部公房よりの作風でした。つまりアレゴリー、寓話という感が強い。
 前回述べたように、一夜にして大阪が未来都市めいた姿に変貌しているのがまさにリアリティということではリアリティがない。もっともSF的に解釈すれば、寝ているうちに別次元の大阪へ移行したのだとも言えるのですが、それにしてはその後の展開がこっちの世界風でもある(市役所は存在庁になったはずなのに、後の会話の中では市役所と言っていたりする)。
 というか、主人公は窓の外の大阪を見た直後、部屋にエイドロン・ワイフのクサンチッペが入室してくるのですが、あとで主人公はクサンチッペの顔が、ずい分前に別れた女、阿寒令子とそっくりだったと気付く。これなど、この世界は主人公の内宇宙なのかもと疑わせます。
 会議で中之島商船化が話し合われ、結論が出ないままお開きとなり帰社した今一人の主人公の呉野円平(どちらも長篇版に登場しますが、職業その他からして同じ属性は認められない。名前だけ一緒の別人とみなすべき)は、社長(広告代理店未来の城社社長)から、スポンサーが付いたので、中之島商船化計画は一気に進むぞ、といわれる(この瞬間は、社長は未来の城国元首なんです)。
 さらに商船化など洒落臭い、戦艦にすることになったと戦艦にして東京に攻め込むのだと。
 この辺、因果関係が無効化されていて、やはり夢の中の出来事のようです。

 さて、社長が言います。「戦艦にするにあたって、西九条名物の九本煙突が不要となり取り壊されることが決まったので、この大煙突を主砲として日銀の円屋根に据え付け、紙幣を弾丸にして打ち込もう」

 西九条の九本煙突をぐぐりますと、たしかにお化け煙突と称された巨大煙突があったようです。取り壊されたのは1962−3年ですが、計画が決まったのは61年のようですので、本篇執筆時期に符合します(春日出発電所ファイナル)。

 画像元PDF

 これこそ軍艦島の威容ですね(^^;
 ところでこのお化け煙突、八本で、九本という記述は勘違いか、あるいは虚構であることをあらわすためわざと1本多くしたのかも。

 本篇では、この9本の煙突は上記の通り日銀円屋根上に、前方を向いて5本、中央公会堂に後部砲塔として4本据えられ、東を向いていたとなっています。

 そして中之島を出航させるのは、堀さんが仰言ったように、中之島図書館の蔵書70万冊(これで3年間十分保つとされています)これを燃料にして羽根を回す、舷側に満艦飾に取り付けられた1万5千台の扇風機!
「そのとき、彼は中之島が全体にわたって、ごく少しだが下流の方へ移動しているのを認めたのである。川に波が立ちはじめているようだ。暗くなったあたりを風が吹きおろした。夜のとばりが白く濁った霧をうきあがらせた。堀蔵人は、中之島の遊歩道の街路樹のあったあたりに、堀蔵人の会社のマークをつけた巨大なR・V型1号の扇風機が、数百となく列をつくっていっせいに白い煙をまわしながら、吹きあげ、吹おろしているのをみたのだ」(扇風機は電機会社に勤める堀が売り込んだのでした(^^;)

 ――と、いかに嫋々たる文章で書かれていても、目に浮かぶ絵はマンガですよね。しかしマンガはマンガでも、扇風機が一斉に回っている図は、ラピュタの空賊の飛行艇を彷彿とさせないでもなく、ちょっとスチームパンク的でなかなかよいではありませんか(^^;

 ところで、この中之島出航の場面ですが、実は社長がその話をしたわずか30分後のことなんです。時系列は完全に無視されていて、夢の中の出来事感が強いです。

 話の雰囲気も、前半はエイドロン人間が出てきたりして、ユートピア小説風の風刺小説で、乾いた作風なんですが、後半は内省的になって(中之島の描写でも分かるように)ウェットです。
 このあたりが安部公房ほど突き抜けてないように感じました。まあウェットになるのは小松左京もそうなんですけどね(^^ゞ

 下は毎日新聞の記事なんですが、会員限定記事なので、全文貼りつけます。

 

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 2日(土)13時24分17秒
返信・引用 編集済
   元ツイート

 元ツイート

      柴田X→芝田◯

 

中篇版「霧に沈む戦艦未来の城」読み中

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 1日(金)21時56分47秒
返信・引用 編集済
  > No.8010[元記事へ]

 半分読みました。長篇版とは全く違いますね。これを元に長篇化したのではなく、新たに構想し直して長篇を書いたようです。
 主人公堀蔵人は、未来の城国というのを作ったので名誉市民にならないかと誘われ、その住所に赴く。そこはキタのはずれで、場末の通りに「バア未来の城」の看板が。そこに入ったまでは覚えているが、次に気がつくと朝。高層階らしい窓の外を眺めた主人公は、中之島以外の、見渡す限りの大阪が、一夜にして50階の高層建築が林立する、さながら未来都市に変貌していて驚愕します。
 ところで、この未来の城国にはごく少数の人間しかおらず、労働階級は、エイドロン人間という、一種のアンドロイドなのです。アンドロイドをA(エー)ンドロイドと見做せば、アナグラムになっています。でも昭和32年時点で著者はアンドロイドなんて知っていたんでしょうか。
 私は別の見方をします。エイドロンは、エイッ!ドロン!じゃないでしょうか。エイ、ドロン、で人間になるのは狐か狸と相場は決まっています。主人公は化かされているのか?
 続きが楽しみ(^^;

 

チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 9月 1日(金)20時49分42秒
返信・引用
   昨日はチャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)の締切日だったんですが、日付が変わるちょうどその頃に、柊たんぽぽさんから原稿が到着していました! 40枚位?
 いやまあ、31日に送るとは連絡していただいていたんですけどね(^^;
 早速拝読しました。
 めちゃくちゃ面白い!! これはもはや、日本のラファティですなあ。
 そのうちの1篇「3階」はこんな話。
 病院に担ぎ込まれ、CCUから大部屋に移される。手術は10日後。看護師に成功の確率をたびたび聞く。聞くたびに違う答え。だがだんだん成功の確率は上がっていく。98%といわれる。しかし2%は失敗するのか。
 万が一とは1万分の1。0.01%だ。1%はその100倍。2%は200倍。やばい、やばいではないか。
 と悶々とする。
 そして死を思う。この部屋は3階で、窓は落下防止処置であまり開かない。下も上も見えない。窓外で見えるのは平行な空間だけ。つまり3階。
 3階の地図がほしいと思う。病院の3階の平面図ではない。下も上も見えないのだから普通の地図はいらない。3階だけを記した3階地図がほしい。
 だいたい死んだら霊魂になるが、霊魂は上下には移動できない。だから3階で死んだら、3階の高さでしか浮遊できないのだ。3階の地図がほしい。
 とこんな調子(^^ゞ
 ばらしていいのか。いいのです。これくらいばらしたって面白さは毫も減じないのです。
 みなさん、お楽しみにお待ち下さいね!


 

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