ヘリコニア過去ログ1712

宇宙気流No.90

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月31日(日)21時37分3秒
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   本日、『宇宙気流No.90』(SFM同好会、平成29年12月10日発行)を拝受。ありがとうございました! 読むのが楽しみ(^^)

 

 

北野勇作「水から水まで」を読んだ

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月31日(日)00時08分26秒
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   北野勇作『水から水まで』(惑星と口笛ブックス、」17)読了。

 本書はKindle本です。とてもよかった。どこともわからぬ、しかし似ていなくもない、ポストアポカリプスぽい9世界の風景。同じ地点の9つの並行世界かも。
 まあ、大きくはいつもの北野ワールドなんですが、同じ北野ワールドでも、小説ではなく(流れていく)散文詩に近い。もっといえば、太古、焚き火を囲んだ人々に、夜毎語り部が語り聞かせていたような、そんな耳から聞こえる「物語」の感触。著者の文体が、そもそも描写じゃなくて「語り」なんですよね(落語とか演劇をやっておられたからでしょうか。筒井さんもそうですね)
 文字列を読んでいるのですが、それが「声」(音の連なり)として聞こえてくる、そんな文章なのですね。それが気持ちよいのです。
 この気持ちのよさは、「画像認識」的な速読的読書では得られないはずです。なぜなら共時的な画像認識では、通時的要素である「リズム」が抜け落ちてしまうから。文章を脳内で音に変換してこそ、その独特のよさが伝わってくる、それが著者の作風ではないでしょうか。
 そんな著者の特色がよくあらわれた作品集でした。
 あ、作品集で思い出したが、本書、「シングルカット」という副題が付いているのですが、私の感覚では、これはシングルカットじゃないですね。大体どこからカッティングしてきたのか(>おい)(^^;
 私は、本書はLP盤だと思いました。9曲が収められ、曲と曲の間は白紙頁が挟まっている。白紙頁はレコードの溝幅が広がっている部分です。大体30分から1時間弱で読み終わる分量なのもLP盤ぽい。
 又このような形式で出されるのでしたら、シングルカットではなく、「読むLP」みたいな惹句を検討してほしいですねえm(__)m


 

Re: ひさしぶりの部隊名

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月30日(土)20時40分58秒
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  > No.8320[元記事へ]

 かんべさん
 それは貴重なお話です。本書の著者は、よかったことは記録してても、あまり惨めだったりしたことは避けているように、読んでいて感じられなくもないので、そのようなエピソードも一緒に残しておくことができるのは、将来使うことがあるかどうか分かりませんが(まあないでしょう)、ありがたいです。
 しかし南京の夏は「猛烈に暑」くて雀もトタン屋根には止まらないそうです(焼き鳥になってしまうから。雀落炎暑という言葉があるらしい)。ことに南京予備士官学校は、南京城の中山門を出てすぐ、紫金山山麓に広がった広大な(擂鉢の底のような)盆地に建物も営庭も在り、盆地特有の猛暑の中で訓練が行われたようです。著者の218連隊同期生のひとりは栄養失症で亡くなったようです。
 著者は特別に頑健な身体の持ち主だったようですが(私も友人の親父さんだから見知っていますが、眉毛のきりりと濃い人で、恐かったことを覚えています)、普通の体力の人(しかも学徒)は殺されるような恐怖があったとしても不思議ではないように想像されます。

 かんべさんも、よいお年をおむかえください(^^)

 

ひさしぶりの部隊名

 投稿者:かんべむさし  投稿日:2017年12月30日(土)17時05分1秒
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  南京の金陵部隊。何十年ぶりにその名前に接しました。広告マン時代、あるクライアントの年配次長が雑談で、戦争中の話を懐かしいという雰囲気でしだしたら、一緒に出向いていたフリーのカメラマン(当方よりぐっと年長だが、その次長よりは若い人)が、「金陵部隊ですか。私にはあそこは地獄でした」とマジで言い、それで次長も話をやめたことがありました。だから、金陵部隊イコール南京士官学校だったのなら、次長は多分、そこに所属していた下士官で教育する側。カメラマンは下記自伝の著者と同じく、命令一本で放り込まれてしごかれた若者だったのでしょう。終戦と同時に家々に「青天白日」旗がひるがえり、衛兵に立たされたカメラマンは、銃は持てず木銃(銃剣術の稽古用)で立ったとか。そこへ石をばらばら投げられたとか。そんな話だったと記憶してます。ちなみに、金陵は南京の別称だと聞いた覚えもあります。御参考までに。では、良いお年を!!
 

軍曹襟章を大空に投げ捨て、茲に学徒士官誕生す

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月29日(金)23時52分28秒
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  > No.8316[元記事へ]

 二泊三日の船旅で南京埠頭着。これから7か月教育訓練を受ける南京士官学校[金陵部隊](総軍直轄の教育隊)に旅装を解く。
 5月1日入校式。陸軍伍長に進級。ここに入校できるのは未来の将校ですから、訓練は厳しかったにせよ(体力のない者は落伍していく。殊に真夏の南京)、ある程度自由でもあった(というか南京市内を大威張りでのし歩いています)。中華料理のコースを食べに行ったりしています。一兵卒と将校の何という身分差。
 6月中旬の蒸し暑い夜、ふと目覚めると、目の前に、蓮塘で目をかけてもらっていた上官の姿が。しかし吸い込まれるように消える。その時は気にしなかったが、後日(卒業して原隊復帰したとき)、上官がその日戦死していたことを知る。
 8月1日、陸軍軍曹に進級。そんなこんなで7か月が過ぎ、12月20日卒業式。襟に金筋星3つの曹長の階級章をつけ、その上に軍曹の襟章を留め(右腕に将校勤務の章をつけ)て式典に臨む。最後に卒業する候補生がお互い向き合って乾杯と同時に互いに襟に留めてあった軍曹の襟章を「おー」という掛け声とともに剥ぎ取って空中高く投げ捨て、ここに名実ともに晴れて学徒士官が誕生したのでした!

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月29日(金)20時37分50秒
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   元記事

 

年賀状

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月29日(金)20時08分29秒
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   年賀状、個人関係分を完成させ、本局で投函してきました。7時15分位だったのですが、集荷時間19時頃となっていた。間に合ったかどうか微妙。投函した音の感じはやわらかくて、ポストの中に残っている感じでしたが。
 去年は92歳の老父が交通事故に逢っていろいろ大変で、年賀状にかまけている余裕がなく、かなり間引いたのですが、どう間引いたのかはっきり覚えてないのです。とりあえず今年届いたのを参考にしながら宛名書きをしましたが、保管もきちんとできていなかったみたいで、毎年送ってくれてる方のが見当たらなかったり。まあ正月に届く賀状を見ながら、出し漏らしをチェックすることにします。

 ということで、あとは仕事関係です(ーー;

 

甲幹候補生となり、再び長江を下る

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月29日(金)02時29分8秒
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  > No.8296[元記事へ]

 蓮塘での厳しい訓練が続く中、年も変わって昭和19年1月中旬、学徒兵の幹部候補生試験が連隊本部であり、著者はめでたく甲種幹部候補生(甲幹)に合格、3月1日付で陸軍上等兵に進級。4月1日付で陸軍兵長に進級。
 通例なら内地の予備士官学校に進むことになるはずが、海上交通事情が悪くなっている(制海権の喪失)ところから、急遽支那派遣軍総司令部直轄の南京予備士官学校に入校するように変更となります。
 こうして4月15日、著者ら甲幹候補生一同は4か月半の初年兵訓練を受けた蓮塘に別れを告げ、再び揚子江を下る。
 一方218連隊も、その10日後、警備していた南昌を離れ、未曾有の大作戦「湘桂作戦」(大陸打通作戦)の一翼を担って最前線へ出動し、蓮塘で別れを告げた直属の上司(教官)たち全員が、その2か月後には湖南湘江の露と消えていたのでした。
 ところで、この初年兵訓練の描写では、彼らは常に腹を空かせています。ある作戦で出動した著者は二日分の弁当を一日で食べてしまう。さあ困った。しかし、
「今朝の朝食の分まで食ってしまっていたので又、米を探してきて朝食を取った」
 一体どこから調達したのか。当然、現地民の所から、なんでしょう。強奪したのか、頼み込んで分けてもらったのか。でも頼み込んで、だったら、それを面白く書くのではないでしょうか。
 別の場面では、成っていた西瓜を貪り食っていて、それは見つかるのですが、しかし怒られないどころか、その大食いを賞賛される。
 こんな軍隊、他国でもそうなんでしょうか。
 いやそれはないんじゃないか。ドイツ軍でも(公的な接収とかは別にして)そんなことは許されなかったのでは?
 しかしその元は、若い兵隊が極度の空腹状態に置かれていたということで、この段階の日本軍は、すでに「戦争」を継続する組織としての要件を備えていなかったんじゃないでしょうか。

 

「たべるのがおそい」読・・

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月28日(木)23時09分20秒
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  > No.8313[元記事へ]

 残りのエッセイの類を読む。皆川博子が抜群に読ませる。あたりまえか。
 てことで、『たべるのがおそいvol.4』(書肆侃侃房、17)読了――
 ――と言いたいところなんですが、木下古栗作品を途中棄権したので、読了とはならないのです(>自分ルール)。よって読了リストにも記録できない。いつか古栗作品を読んだ時点で、記録となります。その時点が来るかどうか(>おい)。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月28日(木)01時22分45秒
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   元ツイート

 

「短歌」を読んだ

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月26日(火)21時36分39秒
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  > No.8310[元記事へ]

『たべるのがおそいvol.4』収録の「短歌」を読みました。
 歌人4名の作品が掲載されています。
 私は、伊舎堂仁の歌集「IN IN in」が面白かった。三十一文字の定型は守られているものの、その「刻み方」が独特で、インパクトがありました。たとえば、

  さすまたは無いんですか、にさすまた? と訊かれ描いたら「ない」と言われる

 ケレンがあるからいいのですよね。これをふつうにさらりと、
                          
《さすまたは 無いんですか、に さすまた?と 訊かれ描いたら ないと言われる》

 では、平凡とまではいいませんが、印象が薄まってしまうような。「にさすまた?」にまず目が釘付けになります。???と。毒々しいくらい強い(笑) その意味では米朝ではなく枝雀(^^;

 前に戻りますが、「刻み」というのは私の造語かも分かりません(私が知らないだけで、定まった用語があるんじゃないでしょうか)。ポピュラー音楽で気がつきました。同じメロディでも、刻み方で印象がガラリと変わってしまうのですね。
 山下トリオの「寿限無」や「砂山」、「うさぎのダンス」がそうなんですが、私はそれ以前に、吉田拓郎のメロディへの歌詞の乗せ方でそれを意識しました(拓郎はボブ・ディランの影響かもしれませんが)。
 歌詞の乗せ方(刻み方)は拓郎以前と以後で大きく自由度が上がりました。あと90年代のミスターチルドレンの刻み方もびっくりしました。これは(私のような)昔の音楽で育った人間には絶対無理だな(発想できないな)と思った記憶があります。ミスターチルドレンも後発者にすごい影響を与え、あの刻み方が一般化してしまいました。
 あ、その伝で言えば、そもそもチャーリー・パーカーがそうですよね。それ以前のスイングジャズからすればナンジャコレ?な刻みが新鮮で、以後のジャズが変わってしまった。

 この歌人は短歌でそういうことをしようと思っているのではないでしょうか。いやまあ短歌なんか全然知らないので、そういう流れというか流派があるのかもしれませんけど。

  寄せ書きのおつかれさまでした。とかも込みで国旗になった日本

 も強烈です。
                                ニッポン
《寄せ書きの おつかれさまで した。とかも 込みで国旗に なった日本》


 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月25日(月)22時47分3秒
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 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月25日(月)22時42分26秒
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「マルレーン・ハウスホーファー集」を読んだ

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月25日(月)18時42分28秒
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  > No.8302[元記事へ]

『たべるのがおそいvol.4』より、「マルレーン・ハウスホーファー集」を読みました。
 著者は1920年生れ。日本の第三の新人と同世代ですね(安岡章太郎と同い年)。また、いま読んでいる自叙伝の著者が大正10年(1921)生れですから、ひとつ年上。
 つまり「戦前」(1940)においてすでに成人になっている。戦前の伝統的な社会や階級の教育を受けて大人になった最後の世代といえるでしょう。そのことについては洋の東西は無関係です。
 掌篇が三篇収録されているのですが、どうやら私小説です。読むと、オーストリアの田舎の名士の家系の娘のようで、裕福かどうかは分かりませんが、決して貧しくはない。皆が皆、寄宿学校に入れるわけではないでしょう。
 伝統的な宗教的世界で育ったことは、特に第二話「雌牛事件」で、多分に因習的な(前科学的な)禁制が列挙されていることで分かります。
 しかしその禁制は、主人公によって破られていく。このへんは、第三の新人と同じく、戦前と戦後にまたがって、その変化を体現した世代であることも示しています。
 北杜夫が描いた幼少期の東京山の手の光景や旧制高校の世界が、読者を甘酸っぱい郷愁に導いたように、本集の三篇もまた「古きよき」(よくも悪くも)オーストリアのある時代の少女を活写していて(たぶんラノベとは正反対)、なかなかよかったです。

 ということで、『たべるのがおそいvol.4』の「小説」はほぼ読了(木下古栗は挫折した)。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月25日(月)01時53分44秒
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 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月25日(月)01時37分1秒
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元記事        


 「外部」との接触は人間の発達にとってとても大事な要素なんですよね。「異文化接触」も同様なんですが。
 しかしこの女児が使っているロボット(テクノロジー)が「米国の企業」で開発されたものなのは、つまるところ日本製では役に立たつものがなかったから、と必然的になるわけで、ロボットに限らず日本のテクノロジーや製造業は、どんどん世界から取り残されていっているみたいで心配になりますねえ。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月25日(月)00時55分37秒
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Re: 『日本SF傑作選3 眉村卓』(ハヤカワ文庫)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月24日(日)21時40分53秒
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  > No.8305[元記事へ]

 道南さん、お久しぶりです。

>『60年代SFベスト集成』巻末の編者コメントではないかなあと
 ご教示感謝です。あ、たしかにそれかも。そんな気がしてきました。確認しようと思ったのですが、私も、どこに仕舞い込んだのか皆目見当がつきません。
 とにかく、具体的な文言は薄っすらとしかおぼえていないのですが、その寸評の内容自体ははっきりと記憶しているんですね。眉村さんの異種生命体SFすべてに当てはまる、これほど適確な評言はないと思います。

 『日本SF傑作選3 眉村卓』の前半は、そんな異種生命体SFが集められているのですけど、特に私が好きな生命体は、<フニフマム>です(^^)
 まだ読み返してないので、40年前の記憶ですが、このフニフマム、時空的に制限された人間の側から見た姿って描写されていましたっけ。それはなかったように記憶しています。しかし、もし外部からその姿を見たら、単に石か岩のようにしか見えないんじゃないでしょうか(^^;

追記。筒井さんでは、「お紺昇天」が、とてもよい異種生命体SFでしたね。踏襲した作品が雨後の筍のように出たので一般化してしまって、いまはじめて読む人にはインパクトが薄いかもしれませんけど。オーネット・コールマンがそんな受容のされ方をされましたよね。オーネットの場合は私は後者になってしまいます(汗)

 

Re: 『日本SF傑作選3 眉村卓』(ハヤカワ文庫)

 投稿者:道南  投稿日:2017年12月24日(日)20時14分49秒
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  > No.8282[元記事へ]

今ちょっと現物を確認できないのですが、『60年代SFベスト集成』巻末の編者コメントではないかなあという気がしました。
「我がパキーネ」が収録されています。
 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月24日(日)17時34分47秒
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「フランス古典小説集」を読んだ

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月24日(日)01時37分58秒
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  > No.8293[元記事へ]

『たべるのがおそいvol.4』より「フランス古典小説集」を読みました。
 アルフォンス・アレー「風変わりな死」は、せっかくの幻想画風なゆくたてが最後の一言で無に帰される。しかしこれ、著者はわかってやっているのですね。読者が無意識に望む自動的な物語にはしないぞと。いかにもフランス人らしい知の勝った批評的コント。挿絵はマグリット風なのがよかったかな。
 マルセル・ベアリュ「小さな少女がパリにやってきた」は二枚のごく短いコント。ある意味残酷な話だが、日本人のように湿ってベタッとしないフランス人には笑えるんでしょうね。
 ここまで、フランス的笑話集かと納得しかけていたのですが、最後の話でびっくり。
 マルセル・シュオップ「眠れる都」は堂々たる幻想譚でした。いやこれは傑作。

 

Re:   

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月23日(土)16時25分1秒
返信・引用
  > No.8298[元記事へ]

 岡本さん

>Amazonトップのおすすめは、個人によって自動的に変わりますからね
 なんだ、そういうシステムなんですか。売上数かなと思っていました。ちょうどその時間帯あたりに大量に(但し当社比)売れていたもので(^^;

>過去にチャチャヤング関係や近いものを検索、購入した人は、新刊が出た時に表示される可能性が高くなると思います。
 それはありがたいですね。とりあえず出版すればするほど認知度が上がるシステムであることは私にもわかってきました。
 何はともあれどんどん出していきましょう! もちろん過去作だけではなく新作も(^^)

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月23日(土)16時10分45秒
返信・引用
   元ツイート


 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月23日(土)15時57分32秒
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   元ツイート
動画は元ツイートで        


 まるでブラッドベリの小説世界みたいですね。


 

Re:     

 投稿者:岡本俊弥  投稿日:2017年12月23日(土)14時50分1秒
返信・引用
  > No.8297[元記事へ]

管理人さんへのお返事です。

>

> 昨日、Amazonの一般書籍で「おすすめ商品」TOPに『チャチャヤング・ショートショート・マガジン』が紹介されていた(時間帯があった)との報告が雫石さんのブログに! ああ残念。見逃した
>

Amazonトップのおすすめは、個人によって自動的に変わりますからね。一番買いそうなものをおすすめするAmazon AIのたくらみです。誰でも同じものが見えるわけではありませんが、過去にチャチャヤング関係や近いものを検索、購入した人は、新刊が出た時に表示される可能性が高くなると思います。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月23日(土)13時15分59秒
返信・引用
   昨日、Amazonの一般書籍で「おすすめ商品」TOPに『チャチャヤング・ショートショート・マガジン』が紹介されていた(時間帯があった)との報告が雫石さんのブログに! ああ残念。見逃した→コメント欄

 元ツイート
※動画は元ツイートで     


 

Re: 自叙伝に復帰

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月23日(土)03時39分32秒
返信・引用 編集済
  > No.8292[元記事へ]

 上海に到着した一行は、鉄道で南京。南京から船で揚子江をさかのぼり、九江。そこから再び鉄道で南昌。上海南京間は普通の客車だったが、このあたりになると最前線近しの感を呈してくる。ワム型貨車一両に70〜80名つめこまれ、朝出発して翌夜半南昌駅着。漢江にかかる木製の南昌大橋(橋の所々に爆撃か砲弾で穴が開いている)を渡って218連隊第一大隊本部着。
 そこで一行は、第一大隊に配属される者は南昌、第二大隊は尚甚村、第三大隊は羅家墟、大隊本部歩兵砲・通信は連隊本部の所在地蓮塘へと、それぞれ別れる。主人公は歩兵砲中隊に配属され、蓮塘へ向かう。
 ここで主人公を待っていたのは、過酷な訓練に次ぐ訓練でした(特に乗馬)。

 エピソードをひとつふたつ。
 深夜とつぜん叩き起こされ、何もわからないまま行軍させられ、とある村の郊外に着く。そこで今回の目的が、敵の便衣がその村に侵入したとの情報による作戦であると明かされる。初の敵地突入である。照明弾が打ち上げられ喚声を上げながら突入。着剣したまま各家々を検索して回る。
 或る家を探索中、主人公は美しい蒔絵を施した手頃な壺が寝台の下にあるのを見つけ、立派な芸術品だろうと、持ち帰る。
 実はそれは、夜中に姑娘が使う便器だったという笑い話なんですが、訓練途中の新兵が勝手に持ち帰られるものでしょうか。やはり突入の際それを許可する言葉が上官からあったればこそでしょう。
 この作戦は(書かれていませんが)おそらくホンモノではなく訓練の一環だったんだと思います。村人こそいい迷惑ですが、中国人部落からは何を盗ってきても問題にされなかったことがわかりますね。こういうことは、やっていた者も内地に帰れば善良な市民なので)大抵黙ってしまって伝わらないのですが、ここでは笑い話として思わず書き残されてしまったものと思われます。

 和歌山で入隊以来一緒だった槌野は京大出らしく左がかった思想の持ち主で、訓練も怠けがちだった。本人一人が怠けるのはいいが、軍隊では連帯責任になる、ということで主人公は意見したこともあるのだが、聞く耳持たない。主人公も説得を諦める。そんな彼が「明日も砲の演習があるが、そのとき、反転移動の際車輪に足を突っ込むから、俺の足を轢け」。複雑骨折したら片輪になるので内地に送還され除隊するのだという。それは翌日が雨で訓練が中止になって有耶無耶になるのですが、諦めない槌野はくすねてきた注射器に泥水を詰め、膝に注射する。必ず関節炎になる。これは実行され野戦病院に入院する。しかし一ヶ月後治ってしまって部隊に復帰させられてしまうのでした。
 どちらも(著者の描写も優れていて)まるで戦争映画の1シーンみたいですね。

 

ネトウヨあほ列伝

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月22日(金)18時40分22秒
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参考に

※   ※   ※       

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 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月21日(木)22時15分50秒
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宮内悠介「ディレイ・エフェクト」を読んだ

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月21日(木)20時56分20秒
返信・引用 編集済
   宮内悠介「ディレイ・エフェクト」(『たべるのがおそいvol.4』所収)を、満足して読み終えました。
 劈頭に主題を道破すれば、懐かしい!! まるで70年代のSFマガジンを読んでいるような感慨(^^; いやホンマですよ。じっさい誌面をみながら錯覚しかけました。いま手にしているのは、もしかしてホントにSFマガジンではないのか、と(^^;

 時は2018年。正月早々異変が起る。東京じゅうで人々の目に、二重写しに別の風景が見えるようになる。
 別の風景とは、1944年正月同日の東京の風景なのでした。それからは現在と72年前の幻像が、同じ速度で進んでいく。つまり1月3日には72年前の1月3日の風景が、1月4日には72年前の1月4日の風景が、という具合に。うまいことに(なのか?)2018年も1944年も閏年なので、2月29日で1日ずれることもなく、異常現象は1年以上続いていきます。
 この現象はディレイ・エフェクトと名付けられます。これはエレキギター等電子楽器のエフェクターの用語で、訳せば「ヤマビコ効果」です。
 で、その事実が意味するのは、翌年の3月9日になれば、現代の東京の人々は、否応なく東京大空襲を目の当たりにするということなんです!
 主人公の妻は、一人娘にそんな惨劇を見せたくないので「疎開」しようといいますが、主人公は煮え切りません。実は娘に「体験させたい」と考えているのでした。そのことで夫婦の関係はギクシャクしていき……

 そうなんです。まるで小松左京(の初期)作品かと思わせる内容なのです。この2018年に発現したヤマビコ効果、その発現の原因は最後まで解明されませんが、「上位者の意図」もほのめかされ、この辺も小松らしさを感じさせますね。(しかも、具体的な過去描写は広瀬正を髣髴とさせるんですよね!)
 このような外枠の大きな設定がある一方で、この現象によって夫婦間に亀裂が入り(というよりも顕在化し)、主人公は自己のこれまでの生き方を内省する機会を与えられる(実は妻の方も)。この内枠は小松作品では(ないとはいいませんが)あまり顧みられないものではないでしょうか。
 かかる外からに加えて、それに拮抗する内からのアプローチのあることが、本篇の小松SFの亜流ではない独自性であって、そのことによって本篇は小松SFよりも焦点が読者に近く、読者に「同時代性」を強く印象づける作品となり得ているように思います。
 いや面白い(^^) 小松左京を挙げましたが、むしろディレイ・エフェクトというアイデアで料理する手法は、まさに福島正実が定式化した(日本独特の?)SFのそれといってもいいような(懐かしさもそこからくるのかもしれません。社会的には2018年以降も現政権が続いているようで、2017年の今年よりもさらに人々が窮屈に生きづらくなっていっている描写は、著者自身の思いが篭められているんでしょうね)。
 そのような意味で「日本的に正統な」本格SFであるといえます。私が70年代SFマガジンかと懐かしく感じたのも、そんなに的はずれではないと思います。
 しかしこんなガチなSF作品が(直木賞でもなく)芥川賞候補になるなんて……。世の中は確実に変化してきているんですねえ(>しみじみ)

追記。校正もれ?
13p 現任 → 原因?
17p 山そのもの → 山彦そのもの?

 

Re: 自叙伝に復帰

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月20日(水)21時58分2秒
返信・引用 編集済
  > No.8289[元記事へ]

「11月19日夕刻、我々が乗った輸送船デンマーク丸は再び朝鮮西海岸の木浦を出港して、朝鮮半島西海岸に沿って航行して行った」
「朝鮮西海岸沖を航行し、渤海湾沿いに黄海を中国大陸に向かっている様であった」
「日本を離れてより二、三日(……)輸送船は順調に中国大陸東岸に沿って航行して行った」
「輸送船は海面が黄色くなった海域に入り敵潜水艦の脅威も薄らぎ、デンマーク丸は南へ南へと進路を取って居た。支那大陸の大河大揚子江の影響であろうか」

 え???
 とつぜん揚子江が出てきて私はびっくりしました。
 黄河じゃないのか……著者の書き間違い?

 上の引用文を読まれて、皆さんはどういう航路をイメージされていましたか?
 やっぱりその航路だったら(黄色い海面という描写と相俟って)黄河を思い浮かべますよね。私は朝鮮半島西岸北上→黄海南道に突き出した長山串岬あたりから渡海→山東半島北岸西行→黄河(→天津?) そんな航路をイメージしていました。

 しかし――
「翌11月21日、広大な黄色の海域の帯の中を、輸送船デンマーク丸は悠々進んで行った(……)支那大陸の海岸線が見えてきた海面は、益々黄色くなってきていた。前方に沢山の高層ビルが林立しているのが見えてきた。「上海だ!上海だ」」

 うーむ。やはり上海に到着したのでした。
 今書き写していて気がついたのですが、「デンマーク丸は南へ南へと進路を取って居た」となっていますね。見落としていました。

 しかし上海が目的地なら、五島列島あたりから一気に東シナ海を渡ったらいいはずです。
 なぜそんな遠回りをしたのか。考えられるのは、
1)そのコースを取るつもりだったが、敵潜水艦の攻撃を受けて逃げ回るうちに木浦まで行ってしまい、仕方なく上記のコースに変更した(但し山東半島南岸を西行→南行)。
2)東シナ海の制海権は連合国に既に奪われており、直進コースは不可能だった。つまり上記のコースを取ることは最初から決まっていた。
 このどちらかではないでしょうか。
 上引用文を見返しますと、「輸送船は海面が黄色くなった海域に入り敵潜水艦の脅威も薄らぎ」と書かれています。大陸沿岸や渤海湾の制海権はまだ奪われていなかったようです。とすれば、2)が正解だったのかもしれませんね。


 

ネトウヨあほ列伝

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月20日(水)20時42分26秒
返信・引用
   元ツイート

※ ※ ※       


 元ツイート
 元ツイート

>実際その戦略は功を奏して長期政権になっている
 まさにこの↓漫才の最後の一言ですね。視聴は元ツイートで。
 元ツイート



 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月20日(水)00時04分27秒
返信・引用
   元記事

「有機物」が表面から剥がれて、地球に落ちてきた可能性はないんでしょうか?(^^;

 

自叙伝に復帰

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月19日(火)21時31分2秒
返信・引用
  > No.8244[元記事へ]

 自叙伝に復帰。昭和18年11月、主人公は輸送列車で深夜下関に到着。連絡船で門司に渡る。
 翌日、待機していた川崎汽船所属の輸送船デンマーク丸約3千トン(すでに船底には弾薬砲弾、軍馬が満載)に逐次乗船。蚕の棚のように仕切られた船倉の一角に芋虫のように潜り込んだときは夕暮れになっていた。
 夕暮れの中、満載のデンマーク丸は僚船8隻とともに船団を組んで荒天の門司港を出帆。
 大時化でなかなか寝つかれないでいると、真夜中頃、突如ブーブーという警報が鳴るとともに電灯が消え真っ暗闇となる。「潜水艦警報!」。
 救命胴衣をつけ身動きもできない船内で不安に心細くなっているうちに寝てしまう。
 目覚めるとエンジン音が聞こえない。昨夜と打って変わった静けさ。
 甲板に出ると、点々と島影が見え、陸地は赤茶けた岩山が連なっている。
 船は朝鮮木浦沖に停泊していたのだった。
 昨夜、完全に灯火管制をしながら大時化の玄界灘を、蛇行を繰り返しながら敵潜水艦の攻撃を逃れ、ようよう木浦港に逃げ込んだとのこと。

 うーむ。昭和18年11月時点で、既に玄界灘の制海権も、日本軍は失っていたみたいですねえ。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月19日(火)21時00分33秒
返信・引用
   元記事

 それにしても昨日の接近遭遇映像はビックリでしたよね。
 もう一回アップしておきましょう。

 

 

ネトウヨあほ列伝

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月19日(火)20時42分21秒
返信・引用
   元ツイート

 こんな思い込みばっかりですよね、ネトウヨって。
 いったい何なんですかね。頭のなかにとつぜん浮かんでくるんでしょうか。電波が飛んで来るんでしょうか(ーー;

 

Re: 『江戸城 御掃除之者!地を掃う』読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月19日(火)01時47分30秒
返信・引用
  > No.8285[元記事へ]

 平谷さん

>3月には3巻目の刊行。現在、執筆中です
 楽しみにしております(^^)
 伝奇味の濃い『鉄の王』の続編もぜひ!!

 

Re: 『江戸城 御掃除之者!地を掃う』読了

 投稿者:平谷美樹  投稿日:2017年12月19日(火)00時15分51秒
返信・引用
  > No.8281[元記事へ]

拙著の感想、ありがとうございました!
帯にもあったように、3月には3巻目の刊行。現在、執筆中です(笑)
1話目を書き終えて、2話目に入っています。うまくいけば年内に脱稿です。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月18日(月)23時13分33秒
返信・引用
   元記事

 オウムアムアからやってきたのかな?(>おい)(^^;


 
 
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 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月18日(月)22時27分30秒
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   元記事


 元記事
  

 

『日本SF傑作選3 眉村卓』(ハヤカワ文庫)

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月18日(月)21時31分29秒
返信・引用 編集済
   『日本SF傑作選3 眉村卓』(ハヤカワ文庫)を著者よりいただきました!
 第一部は「異種生命SF」、第二部は「インサイダーSF」が収録されています。

 そういえば筒井さんが、「奇妙な異種生命を描かせたら眉村さんは天下一品」、みたいなことを何かに書いておられたと記憶しているのですが、あれは何の書評でしたっけ。

 


 

『江戸城 御掃除之者!地を掃う』読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月18日(月)20時50分13秒
返信・引用 編集済
   平谷美樹『江戸城 御掃除之者!地を掃う』(角川文庫、17)読了。

 江戸城の御掃除を担当する(目付配下の五役のひとつである)御掃除之者たちの活躍を描く第二集です。

「楓山秘閣御掃除御手伝之事」は、紅葉山御文庫が舞台。
 紅葉山御文庫(又の名を楓山秘閣)は現代に擬えれば図書館です。もともとは将軍の書庫ですが、或る位以上の者は自由に借り出しすることができます。司書みたいな者が御書物奉行以下居て、貸出の帳面も付けている。
 ところが、御文庫から書物が三冊(うちニ冊は金瓶梅の続編の官能小説)紛失していることが判明する。折悪しく年に一度の曝書つまり虫干しの日が近づいていて、このとき棚卸しするので、紛失していたらたちどころにバレてしまう。将軍の蔵書ですから、担当者はハラキリモノなのです
 そこで、前巻で難事件を数々解決している山野小左衛門以下山野組の面々に出動要請が下されるのでしたが!!

「浜御殿御掃除御手伝之事」は、浜御殿(現・浜離宮)が舞台。当時(吉宗の頃)浜御殿は火災で焼け、吉宗の緊縮財政もあって再建はされず、採薬使の実験農園や、象の飼育場(前巻参照)になっていました。狩の好きな吉宗の狩の遊び場でもありました。
 浜御殿には、海の水を引き入れた潮入の池・御泉水が作られていたのですが、急激に魚が減少していることが判明します。有毒な藻が繁茂しているのかもしれないということで堀浚いすることになり、御掃除之者も駆り出されることに。しかし毒藻だろうかと首をひねる小左衛門。他に原因があるのではないかと、それとなく組の者に調べさせる……

「中奥煤納め之事」 年末恒例江戸城の大掃除、今年の山野組は「中奥」の担当となる。
江戸城は表、中奥、大奥に分かれています。表は幕府の政庁。大奥は言うまでもなし。で、中奥ですが、ここは将軍の生活や執務の場なのです。百畳ほどで、細かく区画されていてなかなか複雑な構造のよう。
 でも私「え、たった百畳?」と思っちゃいました。将軍の生活場所ですよ。私の記憶違いでなければ、堀さんのご実家には百畳の大広間があったはず。そんな(たしかに百畳は広いですが)将軍の居所としてそんなものなのかなあ。
 お話戻って、この話は二部制で、もうひとつは盗賊が、江戸城の抜け穴を発見します。じつはこの抜け穴、八代吉宗の頃にはその存在が忘れられてしまっていた抜け穴なんですね。盗賊たちはこの抜け穴を通って江戸城に侵入し、御金蔵のお宝を頂いてしまおうと、半蔵門近くの平河天神に開いた秘密の入り口から、どんどんと抜け穴に潜り込んでいきます。
 ところでこの抜け穴、実は中奥の使われていない納戸に通じていたのです。
 折しもその納戸の煤払いを担当していたのは、その日が御掃除之者としての初仕事である小左衛門の息子左馬之祐なのでした!!

 いや面白い。著者のウンチクが楽しいのはいつものことなんですが、このシリーズ、ちょっと中村主水に掛けていて、小左衛門は女房に頭が上がらない。そればかりか、二人の息子も父の仕事をバカにしているという設定なんですね。
 今回、ようやく長男のほうが、家業を継ぐ気になったわけです。こちらの展開も気になりますねえ(^^;

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月17日(日)14時19分42秒
返信・引用 編集済
   元記事

 

『御掃除之者!地を掃う』に着手

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月16日(土)20時39分24秒
返信・引用
   


《恒星に近い惑星は遠方の惑星よりも小さく岩が多いという理論を裏付ける新たな証拠でもある》というのが、好ましいです。
 この理論は、おそらく80年代に松井孝典が言い出した理論に連なるもので、太陽系を一つの系としてみた場合、最初は混沌と星雲状に回転しているうちに、まず太陽が凝り固まり、太陽の周りを星間物質が回転する段階になる。
 その混沌たる星間物質も回転しているうちに、質量の重い物質はどんどん下(太陽方向)へ落ちてゆき、軽い物質は高いところにとどまる。つまり一番下に金属、次に岩石。次にガス状物質という層状を形成する。
 その状態で次第に凝り固まっていき、惑星ができる。残った星間物質もそれらの惑星の重力に引きよせられ、惑星間がすっきりと何もない空間となる。こうして太陽系が誕生するわけですが、そう考えると、水星には金属が多く、木星以遠の惑星はガス惑星である事実を説明できるわけです。
 ブルーバックスで松井理論を読んだときは、「これや、これしかないわ!」(by 莫山先生)と膝を打ったものだったんですが、その後21世紀になって、ホット・ジュピターがごろごろ発見されて、あれ?松井理論は違っていたのかな、とがっかりしたのでした。
 しかし、《恒星に近い惑星は遠方の惑星よりも小さく岩が多いという理論を裏付ける新たな証拠でもある》ということは、松井理論的な考えは否定されたわけではなかったということなんでしょう。
 としますと、今度はホット・ジュピターの形成理論が気になってきますねえ。

 ということで、平谷美樹『江戸城 御掃除之者! 地を掃う』に着手しました。

 

無料キャンペーン始まる

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月16日(土)17時07分58秒
返信・引用
   チャチャヤング・ショートショート・マガジン4号(通巻6号)の無料キャンペーン開始しました
  →こちら


 元ツイート


 

「夕焼けのかなた」読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月16日(土)00時18分12秒
返信・引用
   眉村卓『夕焼けのかなた』(双葉文庫、17)読了。

 本書集中の白眉は、巻末の35頁の(50枚ちょい? 本集では一番長い)短篇「峠」。主人公が、もろに著者と重なります。
 その主人公である老作家「映生」に、著者は、これまで書いてきた自作を3期に分類させています。
 第3期は、妻を亡くして以降の心境によって生れた作風で、本書もその第三期の作品となる。映生はそれを「モーロク小説」と名付けています。
 ちなみにこれを現実と対応させますと、第2期が「私ファンタジー」に当たるのだと、現在の私はそのように考えています。第1期は「司政官」以前の作風。
 第3期の始まりは2003年に当HP「とべ、クマゴロー!」に掲載した中篇「エイやん」であるのは間違いありません(のち『新・異世界分岐点』(出版芸術社、06)に収録)。
 ところで、みなさん覚えていますでしょうか、この中篇「エイやん」の主人公である老作家エイやんの本名が「浦上映生」だったことを!
 この一致に著者の意図を読み取るのは、あながち深読みではないと思います。
 本篇のタイトルである「峠」は、主人公映生の意識の上では、Q市と「外の世界」との接点(出入り口)として認識されています。
 老作家の作家以前の会社員時代、Q市の工場から本社に転勤になったとき、「峠」を越えて、外の世界へとつながる鉄道の駅へ向かう主人公の背中から、「分身」が、するりと抜け出してQ市へ戻っていきますが、この印象的なシーンは、もし主人公が作家(ごく一般的な市民像からすればややはみ出した存在)にならなかったら、かなりの確率でそうなっていた筈の(既に半ば取り込まれかけていたわけで、転勤がなければ取り込まれてしまっていたであろう)作家とは対蹠的な後半生の、象徴的な空間としてQ市が、老作家の内宇宙に位置づけられていたことの表現だと思います。
 だからこそ、映生はある意味定期的に、何10年かのスパンでこのQ市を訪れ、自分とQ市の(内的)位置関係を「再確認」せずにはいられないのですね。
 しかし80歳になった老作家が訪れたQ市は変貌しています。しかしそれは老作家の内面も同じ(作品傾向で言えば3期にわたって変貌している)であったことに、映生は思い至る。
「もう、いいのであった」の心境になっていることに気づく。対立的構造は解消していたのです。
 著者眉村さんの「現在」の心境が、なんの内的束縛(第1期のような)もなく、素直に述べられている「私小説」で、読み応えがありました。

 あとがきを読みますと、どうやら著者は、『短話ガチャンポン』『終幕のゆくえ』と本書『夕焼けのかなた』を一連の作品集とみなしているようです。
 たしかにこの三冊は、それ以前の著書と比べて、著者の「私」性が小説世界を強く覆っていて、もはや「私ファンタジー」ではないです。「私小説」そのものではないにしても、私ファンタジーというよりは私小説と呼んだほうが妥当な感じがします。
 しかし前二冊に比べれば、本書の収録作品群は、たしかに老人小説であるという意味では統一性がありますが、「峠」以外は、その老人に著者自身の成分が占める割合が比較的には減じている作品が多い印象を持ちました(そういう意味では『終幕のゆくえ』が一番重かったような感じがしています)。
 たとえば、「花野とガラケー」は7頁の掌篇ですが、全く著者の私性が脱色されて、「水」のような無色透明感に充ちた傑作で、震えました。
「弁当」は、主人公以外誰も乗っていない無人のモノレール(自動運転なので運転手もいない)という状況設定が秀逸。停止してしまったモノレール、窓外は漆黒の闇でどのあたりなのかまったくわからない。おれは死んだのか? ふと隣のシートに弁当がおかれているのに気づく。賞味期限は24時で、まだ大丈夫。急に空腹に捕らえられた主人公は……しかしヨモツヘグイを思い出してしまう(笑)
「通過駅」は、特急が黙殺する小駅のプラットホームで遭遇した不思議な出来事。童話的な語り口がマッチしてとても印象的でした。
「触媒さんのご襲来」こ、これは、紛れもないクトゥルーもの! 北山氏は南山氏かな。

 主人公が全員老人であることを除けば、いろいろな意味でバラエティにとんだ作品集で、楽しく読みました(^^)。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月15日(金)21時01分11秒
返信・引用
   元ツイート

 

チャチャヤング・ショートショート・マガジン4号(通巻6号)をKindle本にしました

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月15日(金)17時28分41秒
返信・引用
   先日、《チャチャヤング・ショートショート・マガジン5号(通巻7号)》をKindle化したばかりですが、本日、《チャチャヤング・ショートショート・マガジン4号(通巻6号)》(2017年3月刊)もKindleで電子書籍化しました(→こちら)。
 つきましては明日12月16日(土)午後5時より12月21日(木)午後4時59分迄の正味5日間、無料セールを実施いたします。
 この機会にぜひぜひ。

 
 

「夕焼けのかなた」読み中

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月14日(木)22時36分21秒
返信・引用
  > No.8267[元記事へ]

『夕焼けのかなた』は180頁まで。半分強くらい。
 ここまで、7頁の掌篇「弁当」が好いです。主人公以外誰も乗っていない無人のモノレール(自動運転なので運転手もいない)でよもつへぐいの危機(^^;

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月14日(木)20時57分48秒
返信・引用
   元ツイート

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月14日(木)19時26分1秒
返信・引用
   元ツイート

 ときどき見に行くのですが、#ネトウヨアホ列伝て、本当に面白いです。鬱々としているときに見ると、ゲラゲラ笑えてすっきりします。傑作選を編んで発売されたら買ってしまうかも(笑)

 

Re: 映画雑誌

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月14日(木)17時55分41秒
返信・引用
  > No.8270[元記事へ]

 雫石さん
 SFマガジンの編集部って、どうも、SF小説よりもSF映画のほうが好きな人が多いんでしょうね。
 海外SF小説の動向(端的にはヒューゴー賞やネビュラ賞)を日本のSFファンにいち早く伝えたい、みたいな気持ちが希薄なんでしょうね。そんなんどうでもいいやん、と考えているんでしょうね。困りましたねえ(^^;

 と、さらに怒りに油を注いでみました(>おい)(^^ゞ

 

Re: 映画雑誌

 投稿者:雫石鉄也  投稿日:2017年12月14日(木)13時52分13秒
返信・引用
  > No.8269[元記事へ]

雫石さんが、またご立腹されるでしょう。
そんなに怒るのなら買わなきゃいいのにね。

http://blog.goo.ne.jp/totuzen703

 

映画雑誌

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月14日(木)13時47分24秒
返信・引用
   元ツイート
 半年ぶち抜きか。すごいね。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月14日(木)02時14分46秒
返信・引用
   元ツイート


 

「夕焼けのかなた」に着手

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月13日(水)22時05分28秒
返信・引用
   眉村卓『夕焼けのかなた』(双葉文庫)に着手。3分の1くらい読みました。
 ここまで僅か7頁の掌篇ながら「花野とガラケー」がとんでもない傑作。あまりにすごすぎて、思わずブルっと震えてしまいました。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月13日(水)20時15分2秒
返信・引用
   元ツイート

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月12日(火)23時30分27秒
返信・引用
   元ツイート

 

Re: 獺祭

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月12日(火)18時26分39秒
返信・引用 編集済
   雫石さん

 下の書き込みで安易にリツイートしてしまいましたが、ここを読むと、酒造メーカーが卸し先を特定業者に絞っているのも、その一因のように思えますね。
 これって、大昔の松下の販売先管理・価格管理と構造は同じのような。向きは反対ですが。
 千林の中内さんが、門真の幸之助さんによるこのような上流からの統制構造に反発して、ガルブレイスのいう「対抗力」として「価格破壊」を実行したことは、つとに城山三郎『価格破壊』に描写されていて、胸を熱くしたものでした。
 話は飛びますが、現イオンの元の名称ジャスコは、ジャパン・ユナイテッド・ストアーズ・カンパニーの略だったんですよね。またそのイオンに吸収されてしまいましたが、ニチイ(マイカルの元社名)の西端さん(元教師で真宗大谷派門徒)は、ジャスコの連邦制に対して協業制を唱えて創業し、大阪船場に本部を立ち上げたのでした。いずれも弱小の小売店が集合することで販売力を高め、当時の巨大製造業の上からの価格支配に対抗した。
 その最大の手法は「正札販売」(という言葉は江戸時代の三越からありましたが)。ここでいう正札とは、メーカーの「定価」(メーカーが小売店に強制した価格)を明示してそれからどれだけ安いかを表示すること。スーパー以前は店舗が勝手に「5割引き」とか書いても、それは何の根拠もない架空の数字だったんですね。そこをスーパーは改めた。メーカーの強制的な数字を逆転活用したわけです。
※これはもちろん当時の話で、今はどうなのかと言われても困ります(>おい)(^^;

 とくだくだしく書いてきたのは他でもありません。
 小売店にメーカー希望価格を守らせようとする酒造メーカーの態度自体は、私はやはり駄目だと思うのです。販売価格の設定は販売店サイドにあるべきです。
 だからいくら高く売ってもよろしい。
 ただし販売店は、「定価これこれですが、当店の販売価格はこれです」という「正札販売」を必ず守らねばならない。
 ですから獺祭を1万円で売ってもかまわない。ただし「定価(メーカー希望価格)4千円のところ」という表示を義務付ける。
 上記リンク先では、消費者の価格無知につけ込む弊害を酒造メーカーの社長が危惧しての広告のようで(返金等の実被害もあったわけですが)、それは理解できますが、ここを先途と販売店を管理囲い込むことで価格支配を強化するつもりならば、それには反対なんですよねえ。

追記。しかしスーパーも4千円のものを4千円で売ってるんだとしたら、自らの存在価値を自ら否定しているわけで、そりゃスーパーが廃れていくはずですね。

 

Re: 獺祭    

 投稿者:雫石鉄也  投稿日:2017年12月12日(火)09時49分49秒
返信・引用
  > No.8260[元記事へ]

獺祭、わたしは南神戸イオンで4000円ほどで買いました。
適正価格だと思います。
確かに美味しい酒でした。
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/30c27df087aaab0c333736a73fa6fc8e

http://blog.goo.ne.jp/totuzen703

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月11日(月)21時45分36秒
返信・引用 編集済
   
 牽強付会のそしりを免れえませんが、近年のアホなネトウヨを大量に産み出しているのは、教師のこのような教育が遠因としてあるのではないでしょうか。
 近頃、ネトウヨの特性として、1)知識がない。2)すでに在る規範を鵜呑みにする。この1)と2)が合力されて、3)トンデモ偽史を捏造する。ことがかなり一般的に認められてきましたが、かかるネトウヨの特性が、幼少年期のこのような教育に起因しているような気がします。
 そういえば、これは中学時代ですが、(あ、以前にも書いたかも)「富士山(だったかどうか忘れましたが、仮に富士山にしておきましょう)の山頂が、登山客の増加でゴミだらけになっている。これを改善するにはどうしたら良いか」という問題を国語の教師が出し、生徒に紙に書かせて提出させるということがありました。
 私の解答は、「富士山を立ち入り禁止にする」でした。
 すると授業の後だったか後日だったか、教師に呼び出されて、これはどういう意味か、と訊かれた。どういうことかって、設問はゴミをなくすにはどうすればいいかだから、立入禁止にしたらゴミも出ないじゃないですか、と答えたのでした。
 教師は、「ゴミを捨てない(持ち帰る)、そういう自然に対する優しさを皆がもつようになろう」というような倫理的な解答を期待していたことは明らかで、私の解答はそれからは180度離れた解答だったので、思いもよらなかったのですね。
 でも私の説明に、納得はしなかったようですが、設問に対する答えとしてはXではないことは理解したようです。
 上に曳いた子供のように、三人で取り囲んで「正しい」解答を強要することはなかった。
 少なくとも私の頃までは、教師はそんな感じだったように思います。
 あ、それで今卒然と思い出しましたが、小学校のとき作文を提出したことがあった。ちょうどクラス替えで教師も変わった(のでおそらく5年かな)からでしょう、その作文に前の先生のほうが好きだったかよかったか、そんなことを私は書いて提出したようです。
 小学校で特徴的なのは、教室の教師の机に、休み時間など、(お気に入りの?)女子が集まっているじゃないですか。その一人の女子がやってきて、あんたあんなこと書いたらあかんやん、と言う。何のことかと思えば件の作文だった。
 たしかにそう言われてみれば、書かずもがなのことを書いてしまって、先生を傷つけたかもなあ、とちょっと反省したのですが、先生からことさらそれについて問われることはなかった。
 少なくとも私たちの時代の教師は、上記のような教師はいなかったかごく少なかったんでしょう。
 だいたい教師自身が、お上に対して反抗的でした。校長より生徒の方をもつ教師のほうが多かった。
 これは中学ですが、あるクラスの生徒と別のクラスの生徒が喧嘩したとき、なんとそれぞれの担任が介入してきて、はてはその担任同士がつかみ合いの喧嘩を始めたことがありました(^^;
 まあ今の教員にはありえない(信じられない)風景でしょうね。
 それらを考えるに、やはり当時の教師は左翼崩れの避難場所の面があったことも関係しているような気がします。
 翻って昨今の教師は、一種(社会にも人間にも興味がない)おたくの避難場所になっているのではないか。
 いつからそうなったのか、調べたら面白いような。バブル崩壊以前は教師なんて選択は普通の学生はしなかった。社会に出ていきたくない学生が教師になったものですよね。
 つまりわれわれの世代(ポスト団塊世代、しらけ世代、新人類)が左翼壊滅後の教職界に流れ込み、彼らが育てた生徒が、いまやネトウヨとして幅を利かせ始めているのではないでしょうか。
 え、そんなことはない? 論理が雑すぎる? 失礼しました(^^;

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月11日(月)21時00分2秒
返信・引用
   元ツイート

 元ツイート

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月11日(月)18時34分32秒
返信・引用
   元記事

 

Re:

 投稿者:段野のり子  投稿日:2017年12月10日(日)20時02分26秒
返信・引用
  髪の色につき、男性と女性では異なるとは思いますが、「気にする」方は、それなりに頻度にてそのようにされます。生え際の部分とか、結構目立ちます。それを一気に解決なされたのでしょう。
「白髪」にする」「染める」なかなか難しいところであります。
生で拝ませて頂き、「美しいな」と思ったのは、香淳皇后≠フお妹様に当たらせる大谷様でありました。(あのようには到底なれない)
 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月10日(日)02時26分56秒
返信・引用
   元ツイート

 

Re:     

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月10日(日)00時57分52秒
返信・引用
  > No.8251[元記事へ]

 昨日リンクしたこの記事↓

  いざ本番というとき、それまで白髪だった藤本義一さんの頭が真っ黒になっている。

 読んで、なるほどそうだったのか、と得心したのでした。
 真っ黒な髪だった藤本さんが、ある日突然、きれいな総白髪になってテレビに現れ、へえ、と驚いた記憶が残っています。
 でも考えてみたら、ある日を境に黒髪が白髪に一気に変わるはずがありませんよね。NHKの登坂アナのように、染めていた髪の毛がなくなるまで、だんだんと白くなっていくんです。
 藤本さんの髪の毛の変化は、だから疑問として残っていたのですが、とはいえそれを深く追求することはなかったんです。
 で、上記の記事を読みました。
 なるほど! 藤本さんも染めていたのを、あるとき染めるのをやめたのです。で、だんだん白くなっていく間は、テレビ局で、毎回すぐに落ちる墨みたいな染料で黒く見せていたのですねえ。
 そして完全に白くなった段階で、それをせずにテレビに出演したということなんですね。
 これはおそらくその頃話題になったんだと思いますが、私は子供でしたからあるがままに受け入れてしまい、詮索することもなかったんでしょう。で、今頃納得しているわけです。
 と書いていて、ここではっと気づく。
 私は昨日それに気がつき、なんかすごい秘密が明らかになったような気になっていたのですが、当時それが話題にならなかったはずがありません。つまり一般のテレビ視聴者でその種明かしを知っている人も多かったのかもしれませんね。なーんだ。


 

Re:     

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 9日(土)22時05分16秒
返信・引用
  > No.8246[元記事へ]

 元ツイート

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 9日(土)21時47分23秒
返信・引用
 
 ストロングゼロは麻薬? 福祉? 虚無の酒? 貧困が生み出した新たなる文化の香り……

 


 

Re: 「雀と五位鷺 推当帖」読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 9日(土)01時23分58秒
返信・引用
  > No.8252[元記事へ]

 平谷さん

>カバーイラスト、大人の男性が買うには抵抗があったと思いますが
  

 あ、ぜんぜん問題なしです。こういう絵は大丈夫なんです。
 私が受け付けないのはこのたぐいの絵なんですよねえ。あの目がキライ(^^;

 こんなLPだって持っていますよ。愛聴盤です(^^)
 

 ただし機械のほうがだめになってもう聴けません。こっちで聴いています。
 

>今月も1冊。来年1月は1回休みで、2月に1冊、3月に2冊出る予定ですので
 了解しました。ぼちぼち遅れながらついていきますね(^^;

 

Re: 「雀と五位鷺 推当帖」読了

 投稿者:平谷美樹  投稿日:2017年12月 9日(土)00時34分33秒
返信・引用
  > No.8250[元記事へ]

ひねくれ者の平谷です(笑)
感想ありがとうございました。
カバーイラスト、大人の男性が買うには抵抗があったと思いますが、お買い上げありがとうございました。
時代考証をしっかりとして描いてくれていて、著者としてはとても嬉しいイラストでした。
今月も1冊。来年1月は1回休みで、2月に1冊、3月に2冊出る予定ですので、そちらもよろしくお願いします(笑)
 


「雀と五位鷺 推当帖」読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 8日(金)23時33分11秒
返信・引用 編集済
  > No.8244[元記事へ]

 平谷美樹『雀と五位鷺推当帖』(ハルキ文庫、17)読了。
 外読み本として読み始めたんですが、3日で読破してしまいました。ゆっくり読むつもりだったのに、後半は気がつけば一気(^^)。面白いから当然ではあるのですが、物語自体がどんどん先へ先へと進んでいくのです。
 服部半蔵(ただし三代目。石川五右衛門や風魔小太郎を捕縛したのはこの三代目らしい)の正体が、雀と五位鷺にあっという間に見破られてしまうのはちょっとあっけなかった。
「この男、服部半蔵の話になると表情を殺す。/もしかして――」
 と雀がふと思い当たるのですが、ところがこの男が「服部半蔵の話になると表情を殺」したのは、後にも先にもそのときだけなんですね。大体半蔵の話題になったのはその十数行前から。「服部半蔵の話になると表情を殺す」と言うためには少なくとも2、3回はそのような場面が必要ではないでしょうか。そこを強引に進めてしまうわけです。
 スルスル読ませるのはいうまでもなく著者の筆力なんですが、と同時に時代小説の読者はこれくらい展開が早くないとついてこない(と編集部は考えている)ということなのかも、と邪推してしまいました(汗)。
 というのはまあ、時代小説を殆んど読まない私の仮説と言うか思いつきに過ぎませんが、先日まとめ読みした(時代小説の嚆矢の一つとされる)銭形平次なんてもっと強引に話が進んでいきますからねえ、そういう筆法が時代小説のデフォルトなのかもと思った次第。
 もっと伏線を張っておいて次第に正体がバレていく方が私の趣味なんですけど、そんなことをしていたらあっという間に500頁を超えてしまうわけで、一読者の趣味をこと更に述べ立てても仕方がないですねm(__)m
 さて、この服部半蔵、本書の段階ではまだ殆んど明らかになっていない江戸城内の権力闘争(本多正信と大久保長安?)で、配下の伊賀者に裏切られ追い出されていたのだが、南組奉行(この頃はまだ南町奉行所はなかった)土屋権左衛門(これも一筋縄ではいかなそう)に拾われる。そして同様に西方(大阪方)の大名についたため失業していたのを土屋が密かに召し上げた甲賀忍群の頭目に抜擢されるんですね。
 いやこれは愉快愉快。甲賀衆を率いた服部半蔵と伊賀忍群との闘いは、次巻で読むことができるのでしょうか(笑)。
 こういう変な設定は、いかにもひねくれ者の著者らしくてよろしいなあ(>おい)。
 続巻が楽しみ!!

 

眉村さんの最新刊

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 8日(金)17時43分14秒
返信・引用
   帰宅したら、眉村さんの1年ぶりの新作『夕焼けのかなた』(双葉文庫)が届いてました。ありがたや。
 1年前の前作のタイトルは『終幕のゆくえ』でしたが、今作は『夕焼けのかなた』ですか!
「あとがき」もなかなか(^^; 冒頭部分お見せしますね。
 発売日は12月13日。すでにAmazonでは予約受付が始まっています。

 いま読んでいる平谷さんのを読了したら着手します(ていうかすでに読了しているのですけど)(^^)
 

 

今日はジョン・レノン忌

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 8日(金)13時12分29秒
返信・引用
 
呆然とするほど愚かな戦争だった

開戦記念日

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 8日(金)01時16分50秒
返信・引用
   元ツイート
 元ツイート

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 7日(木)21時36分42秒
返信・引用
   元ツイート


 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 7日(木)02時42分5秒
返信・引用
   .

 

「雀と五位鷺 推当帖」に着手

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 6日(水)22時43分11秒
返信・引用 編集済
   下の書き込みのとおり、友人の親父さんの自叙伝を読み始めたのですが、これが予想以上に面白い。戦前の大阪の下町の様子がまざまざと浮かんできます。いやこれは大阪もの小説のネタの宝庫ではないですか。なんか私でも書けそうな気がしてきました(^^;
 サイダーやビールのコック(樽等からジョッキへ注ぐ注ぎ口のこと?)を市電の線路においてぺしゃんこにする遊びが出てきますが、これ、別の大阪小説で読んだ記憶が。誰の何という小説だったか思い出せないのですが。
 昭和天皇即位のとき、市電の線路を花電車が走り、夜は色とりどりの電球をつけた市電が夜の町を走ったなんて記述は本当に目に浮かぶようです。
 とりあえず小学校卒業あたりまで読みました。
 ところがこの本、めちゃくちゃデカイ。A4ハードカバーで厚み3センチ(700頁弱)の超豪華本なんですね。当然めちゃくちゃ重い。ちょっと外に持ち歩く気にはなりません※。

 ということで、外読みは別の本にすることにしました。平谷美樹『雀と五位鷺推当帖』を選択。外読みはやっぱり文庫本にかぎりますね。
 平谷さんの最新刊です。あ、更に新刊が出たのでもう最新刊ではないのかな。平谷さんは、出すとなると機関銃のように出し始めるので、その癖は何とかならんかなと思いますね。最近本を読むのがどんどん遅くなってきて、そんなに矢継ぎ早に出されても対応しきれません(^^;
 てことで第一章を読みました。
 1606年、家康が江戸に開幕して3年、大阪にはいまだ豊臣家が君臨しているそんな江戸最初期が舞台です。
 まだ吉原に遊郭が集められておらず、各所に傾城屋が乱立しています。
 柳町扇屋の五位鷺太夫は美貌とは裏腹に性格が悪い(これ、なかなかユニークでは?)。それで五位鷺の身の回りの世話をしている(後の振袖新造にあたる)雀は日夜苦労しているのですが、二人には共通の趣味があった。それは推当。つまり探偵趣味。今日も今日とて、前夜に起きた呉服問屋の主人の変死事件に興味を持った(安楽椅子探偵の?)五位鷺は、雀に、現場を調査してこいと言って外出させるのでしたが……
 長篇なので、これからどうなるのか、まだぜんぜん分かりません。
 ところで面白い設定なのが、五位鷺の喋る言葉で、このころはまだありんす言葉は創始されていません。
 五位鷺は自分では生れも育ちも京都と言って箔をつけているのですが、耳のよい雀は、その言葉がいろんなくに言葉の寄せ集めであることに気づいています。たとえば――
「なるほど――、気の毒なことでおましたなあ。あんなええ人が殺められるなんて、神も仏もあったもんやおへんなあ」
 これじゃまるで、明日泥棒のゴエモンやないですか(^^; 面白い面白い。
 どうせならありんす言葉ならぬ、ありおりはべり語で喋ってほしいなあ。
「わっち生国と発しますは京都でありおりはべりんす」
 なーんてね(>おい)m(__)m

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 6日(水)01時15分11秒
返信・引用 編集済
   .

 

岡本俊弥「にせもの」を読んだ

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 5日(火)21時17分41秒
返信・引用
   岡本俊弥「にせもの」(sway)を読みました。
 もちろん(縦読み派の)私自身は、swayの文字データを一旦 txt文書に落として無色化し(と同時に折り返し設定でぶつ切れになっていたのを解除し)縦書きに直してePub化→mobi化してKindle for PCで読んだのでしたが。
 これまでも縦書きでpdfに変換してKindleで読んではいたのですが、pdfですと、縦書きなのに、頁が(横書きのように)右方向へ移動していくのです。もちろんすぐ慣れるので問題はないんですが、問題はその直後で、つづけてふつうの縦書きKindle本を読み始めた場合、今度は正常に左へ頁めくりしていかなければいけないのに、混同してしまうんですよね(^^; それが解消されました。
 あとmobiはKindle専用文書なので、検索や引用機能が使えるようになります。したがってKindleで読むならpdfにするよりmobiにしたほうが何かと便利です。
 ただ、Kindle for PCでは読めるのですが、これをタブレットに飛ばすことができないというより、その方法がまだわかっていません。
 以前はAmazonに非Kindle文書用の無料クラウドがあって、そこに送ればタブレットで読めたのですが、有料になってしまったので使っていません。
 ところが面白いことに、実は今でも非Kindle文書を「クラウドに送る→端末に落とす」ことは可能なんです。しかしそれを(用済みになったからといって)クラウドから「削除」することは出来ないんですねえ(その結果、私のAmazonクラウドにはゴミみたいな文書が3、4残っていて目障りで仕方がありません)。
※ついでにいえば、Dropboxのようなクラウドからタブレットに文書を送ることはできるのですが、それをKindleに入れ込む方法がわかりません。以前はやっていたはずなんですが、暫くそれをやっていなかったらやり方を忘れてしまいました(ーー;

 前置きがどんどん長くなって、これでも途中なんですが、それはまた別の機会にということで、「にせもの」です。「機械の精神分析医シリーズ第3弾」です(このシリーズ、眉村さんの「ビッグタレント」や「産業将校」が登場する未来社会ものが思い出されて、いいですねえ)。

 社長の口利きでCTO募集に応募してきた紳士を、ヴァーチャルで面談した人事部長は、紳士が人当たりもよく採用に問題はないと考えていたところ、それはAIだというタレコミが。そこで機械の精神分析医である主人公楳木の登場となる。紳士は生身の人間なのか優秀なAIなのか。調査を深めていくほどに、生身の人間(ほんもの)とヴァーチャルなAI人格(にせもの)との境目が曖昧になっていき……

 読み終わって、このような問題意識は日本独特なのかも、とふと思いました。イーガンなどは多分ここをすっ飛ばしていますよね。はじめからほんもの・にせものという区別は等閑視されています。
 というか、イーガンにはこのような問題は見えていないのかも。そんな気がしてきました(汗)


 

「ゲームの王国(上下)」読了

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 5日(火)01時56分38秒
返信・引用 編集済
  『ゲームの王国』下巻読了。
 上巻がカンボジア現代史に材を取った、熱気に溢れた色彩豊かな物語だったのに対し、下巻は一転、そのような地域性具体性からどんどん離れてゆき、色彩が失われてゆき、抽象的な対話劇の集積のような構成になってゆきます。まるで白黒の不条理映画を見ているよう。
 そして最後には、本書が(相をワンレベル上昇して見おろせば)太陽神と水浴神の(ゾロアスター教のような善悪二元論ではないけれど)、上記二神の対立→合一の神話物語だったことが明らかになります。
 神話物語であったことを得心しさえすれば、読中ずっと気になっていた、主要登場人物が皆不思議な能力を持ち合わせているという不自然さ(つまり合理的説明がなされない)も、神話世界の物語なんだからそれも当然と納得させられます。なぜなら彼らも神々の一人ひとりなんですから!

 ということで、小川哲『ゲームの王国(上下)』(早川書房、17)読了。
 いや〜面白かった。大満足でありました!

 

Re: 藤野恵美さんドラマ化

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 4日(月)12時57分34秒
返信・引用
  > No.8239[元記事へ]

>再放送しないかなあ
 12月10日8時まで、こちらで無料視聴できるようです。

 

藤野恵美さんドラマ化

 投稿者:段野のり子  投稿日:2017年12月 4日(月)10時36分43秒
返信・引用
  めちゃくちゃ遅い話題ですいません。昨日3日午前10時からABC系で「ハルさん〜花嫁の父は名探偵?」というスペシャルドラマが放送されていました。約1時間50分でした。
気が付いた時にはとっくに放送が終わっていた時間でした。再放送しないかなあ。
 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 4日(月)00時30分55秒
返信・引用
   
 
 0時現在。

 ううむ。ちょっと停滞ぎみか。あと二日でどれだけ伸びるか。

 

実現したイミジェックス装置

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 3日(日)22時12分14秒
返信・引用
   昨日は小学校同級生たちと忘年会。もう10年以上続いています。最初は4、5人で始めたのでしたが、だんだん増えて今年は12名。奇しくも先般眉村さんを囲む会で利用したホテル阪神地下の同じ店でした。
 N君のお父さん(96歳)が自叙伝を自費出版した。息子が読んでもなかなか波乱万丈で面白かったというので、1冊送ってもらうことに。
 面白かったらKindleで出版してあげるといったら喜んでいました(どうもKindleで出版したい病を患ってしまったようで)(^^;
 ただし原稿がワードか一太郎だったら、ですけど。Nの上のお兄さん(多分研究者だったはず)が作ったというから、手書き原稿で入稿したものではないと思います(もし手書き原稿だったら難しい)。
 最近各所でガラケーが廃止になるのでガラスマに乗り換えという話を聞きます。ガラスマってなんやとぐぐったら、ガラスマホらしい。いやガラスマホと言われても何のことやらですが。
 そういうITに詳しいH君にきいたら、ガラケーでだいじょうぶとのことでほっ。ガラスマよりこれやで、と腕を突き出してくる。なんと腕時計型のスマホが手首に巻かれてました。アップルウォッチというらしい。
 そんなのが売られているなんて、ぜんぜん知りませんでした。どんどん社会から置き去りにされていきますなあ(ーー;
 しかしこれ、眉村さんの『幻影の構成』に出てくるイミジェックス装置が腕時計型じゃなかったでしたっけ。眉村さん、半世紀以上前に予言していたことになるのでは? これは将来書かれるかもしれない日本SF通史には忘れず記述しておいてほしいですね(^^;

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 3日(日)18時20分25秒
返信・引用
   元ツイート

 元ツイート


 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 3日(日)15時48分26秒
返信・引用 編集済
   元ツイート
元ツイートの返信コメントも参考になります。


 元ツイート


 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 3日(日)01時12分17秒
返信・引用 編集済
   最終の各駅停車で帰着しました。


 
 
 1時AM現在。

 

    

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 2日(土)14時10分57秒
返信・引用
   元ツイート

 今日は忘年会につき、今から出発します。帰宅は遅くなるかも。

 
 
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無料キャンペーン開始

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 2日(土)00時16分2秒
返信・引用 編集済
   さて、無料キャンペーン第一日目が終わりました。
 と言ってしまってはおかしいですね。
 第一日目7時間経過しました、でしょうか。
 0時現在の状況をお知らせしますと、「無料タイトル」というくくりで230位。「無料タイトル」の内、「小説・文芸」という小区分で、87位でした!

 
 

 乱歩「赤い部屋」の上で、安吾「白痴」の下。日本文学の錚々たる作品に挟まれちゃいましたけど、この順位、どう解釈したらいいのかよくわかりませんね。(^^;

 

Re: 『日本SF傑作選3眉村卓』がAmazonで予約開始

 投稿者:管理人  投稿日:2017年12月 1日(金)12時18分20秒
返信・引用
  > No.8230[元記事へ]

 日下さん

 わっ、早速にありがとうございました。

>ご支援のほど、よろしくお願いします
 微力ながら、宣伝につとめさせていただきます!
 よろしくお願いします。

 

Re: 『日本SF傑作選3眉村卓』がAmazonで予約開始

 投稿者:日下三蔵  投稿日:2017年12月 1日(金)02時28分25秒
返信・引用
  管理人さんへのお返事です。

>  『日本SF傑作選3 眉村卓』がAmazonで予約受付中になっていました。→こちら
>  ようやく(^^)
>  でも「もくじ」が出てない。
>  購入の意志決定に収録作品の情報は必要不可欠と私は思うんですけどねえ。
>
>  <IMG SRC="https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51cRBCl5q1L.jpg">
>
>


日下です。

収録作品は、以下の22篇となっております。
ぜひ、ご支援のほど、よろしくお願いします。

 第一部
  下級アイデアマン「SFマガジン」61年10月号
  悪夢と移民   「高二時代」73年8月号
  正接曲線    「SFマガジン」65年2月号
  使節      「SFマガジン」64年5月号
  重力地獄    「SFマガジン」66年8月号
  エピソード   「NULL」10号(64年1月)
  わがパキーネ  「SFマガジン」62年9月号
  フニフマム   「SFマガジン」70年2月号
  時間と泥    「SFマガジン」65年7月号 ←「宇宙塵」78号(64年4月)
  養成所教官   「SFマガジン」68年9月増刊号
  かれらと私   「SFマガジン」71年2月号
  キガテア     廣済堂文庫『異形コレクション15 宇宙生物ゾーン』00年3月
  サバントとボク  光文社文庫『異形コレクション17 ロボットの夜』00年11月

 第二部
  還らざる空   「SFマガジン」64年9月号
  準B級市民   「小説現代」64年10月号 ←「宇宙塵」59号(62年9月)
  表と裏     「中二時代」66年夏休み増刊号 ←「宇宙塵」85号(64年11月)
  惑星総長    「SFマガジン」65年9月号
  契約締結命令  「オール関西」67年1月号
  工事中止命令  「SFマガジン」67年2月号
  虹は消えた   「SFマガジン」68年7月号
  最後の手段   「SFマガジン」69年8月号
  産業士官候補生 「高1コース」69年12月〜70年2月号

 


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