【掲示板】


ヘリコニア談話室ログ(2001年6月)


RE:続きです 投稿者:管理人 投稿日: 6月30日(土)18時37分53秒

Y店長

なるほど。
ウーム、{かわいい→(←)差別}論はやはり無理がありますか(^^;。

私が思うに、主体Sが対象Oに対して「かわいい」と感じるのは、やはりSの側の「思い入れ」であるように思います。なぜならある主体S1が、カエルを「かわいい」と感じるからと言って、別の主体S2にとっても同様に「かわいい」かといえば、それは確定できないからです。ここにあるのは、ただS→Oという一方的な思いです。

一方的な思い込みですから、実体とは違う場合もままあるわけで、その思い込みが事実に裏切られた時のSの反応は、当然Oの側からすれば理不尽なものとなりがちです。

映画版のスパイ大作戦(の古いほう)ではジム・フェルプス(でしたっけ?)が実は逆スパイだったという設定でしたが、TV版を熱心に見ていた私は非常なショックを受けました。裏切られた感が強く、不愉快でした。けれどもそれはお門違いなのであって、制作者は私の(観客の)「思い入れ」を逆手に取ったのです。

「準B級市民」には、かかる<事実に裏切られたときの人間の反応>が描かれているように私は思いました。どういう事実か、といえば、それは「ロボットは、自分たち(人間)の下僕(しもべ)ではなかった」という(小説内)事実です。

私の深読みでは、この世界の人間の前提的意識(自然的態度)は、「ロボットは人間に奉仕する機械であり、決して人間と等価な存在ではない」というものだったのではないでしょうか。
そしてさらに深読みすれば、そういう認識慣性が形成されたのは、ここまで精巧に進化する以前のロボットが、動きもまだぎこちなく滑稽で、おそらくそれを見る人間にとって「かわいい」ものとして映じたからではないでしょうか。

と、ここまで書いてきて今さら気づきましたが、どうやら私の「かわいい」理解には、<優越意識>が契機として含まれています。このあたりにYさんは違和感を持たれているのかも知れませんね。

>忠実なものにかわいらしさを感じます
>ヒトに、ではなくプログラムされた行動原理に忠実な機械たち。

Yさんの「かわいい」は、<実直>とか<忠実>といった言葉に含まれている人間の「よき側面」を二重写しに見ておられるように思いました。
おそらくハインラインの「宇宙の孤児」に出てくる(名前は忘れましたが)双頭の怪物(と書くとちょっと違うのですが、便宜上)なんかも「かわいい」んでしょうね(^^)。私はかわいいというより「男気」(あ、ちょっと違うかも(^^;)をかんじるのですが、志向する内容は同じでしょう。

あるいは北杜夫「白きたおやかな峰」のポーター(?)の老人とか、遠藤周作はこの手の作中人物の造型が上手いですね。
<職人>という言葉にも近いイメージがあるかも知れません。思えばロボットってこういう観念を付与するに打ってつけのものですね。
このようなキャラクターは私も大好きです。かれらは、寡黙で裏切らず、自分の任務を全うして死んで(壊れて)いくのです。

ロボット塾の発言者の「かわいい」に私が違和感を感じたのは、そこにロボット(の現状)に対する「優越意識」を感じたからだったように思われます。その優越感が差別につながっていくのを無意識に感じていたのかも知れません。


復刊ドットコムと銀河大戦 投稿者:管理人 投稿日: 6月30日(土)16時52分13秒

Y店長
>復刊ドットコム 
>眉村特集が行われています
見てきました。
こんなHPがあるのですすね。とりあえず「引き潮のとき」に一票を投じてきましたが、票数が100に達したらこのHPの管理者が復刊交渉してくれるのでしょうか?

さて、エドモンド・ハミルトン『星間パトロール 銀河大戦』深町真理子訳(ハヤカワ文庫)読了。
本書は1929年にウィアード・テールズ誌に連載された<星間パトロール>シリーズものの長編で、ハミルトン25才(デビュー後3年目)の作品であります。

巻末の森優解説にあるように、E・E・スミスの<銀河パトロール>シリ−ズに、9年も先立って書かれた元祖的作品なのですが、残念ながら面白さでは<銀河パトロール>シリーズに遥かに及ばない。知名度・人気に於いて後塵を拝したのも当然と思われます。

その理由は、上に書いたように、デビューしたての若書きのせいか、いまだ小説の体を成していない点です。主人公の独白体で話が進行するのですが、語り口が非常に単調。主人公に延々と粗筋を語らせているの感が強い。

一応地球人の主人公にアンタレス人の金属人間とスピカ人の甲殻人間のトリオがメインキャラクターなのですが、同じキャラ構成を持つのちの<キャプテン・フューチャー>シリーズ(キャプテン・フューチャー、ロボットのグラッグ、アンドロイドのオットー)に見られる自在な会話のやり取りの軽妙さはまだ現れていません。

ラストの蛇宇宙人(これはなかなかよい)の最終兵器を破壊するため、ガス状生物のアンドロメダ人の太陽移動光線で星団の星ぼしが一個に凝集して燃え上がる場面は、なかなかに壮大でしたが。


続きです 投稿者:Y 投稿日: 6月30日(土)15時48分15秒

「かわいい」について。
女子高生と年齢が近いとは言い難い私も「かわいい」は連発しています。つい言ってしまうんですよね。
電脳SFでは忠実なものにかわいらしさを感じます。ヒトに、ではなくプログラムされた行動原理に忠実な機械たち。「けなげさ」とも見えるかもしれません。
SQ1も本郷令子もHAL9000も雪風もラジェンドラも(以下略)、みんな「かわいい」。
勝手なイメージの投影――その通りなのですが。神林作品はこのイメージを機械の方が拒否してるみたいな話です。つれない。
 ま、AIBOは愛玩用に開発されているし……。

「準B級市民」について。
人間に近い「ロボット」が人間より良い地位を占めるようになったら……やっぱり人間としては気持ちが良くないですねえ。この就職難のご時世ではなおさら。ただ、その差別は「かわいい」感とはあまり関係ないような気もするのですが。

末筆ですが、いつも大阪新聞ありがとうございます!
このコーナーの記者の文体は独特の味があって効果倍増。


復刊ドットコム 投稿者:Y 投稿日: 6月28日(木)20時49分30秒

から案内が来ました。眉村特集が行われています。よろしければ覗いてみてください。

特集名:眉村卓
http://www.fukkan.com/group/?no=116

「準B級市民」はもうちょっと考えてから書き込みますね。
ああ、でも私の語彙の中での「かわいい」はちょっと世話女房とはちがうかも。
そのへんもいずれ。

 「雪風」、続編より一冊で終わってほしかったなあ。と現時点での感想です。
でも機械らしい機械とのつきあい方の話だと思いました。


準B級市民 投稿者:管理人 投稿日: 6月27日(水)19時48分32秒

Y店長

>ぐ…(^^;) 耳が痛い。私もこっち派の考えだったりします。SFの中で、ですが。
その反応、実は予想しておりました(^^;。
私の下の文章ですが、書くとき念頭にあったのは「準B級市民」なんです。

眉村さんの初期作品「準B級市民」は、人間と変わらないレベルまで進化したロボット(アンドロイド?)が人間に迫害される未来社会を描いたSFですが、なぜロボットが人間によって迫害されるのか、その歴史的経緯は説明されておりません。しかしその理由が感情的な(いわれなき)差別意識であることは容易に見て取ることができます。

「はっきり言うとね、われわれはそんなことには構わないんだが、きみのクラスにふさわしい地位や職を与えると、下の人間が黙っていないんだ。(・・・)自分たちが作った生物に、なぜ使われなくちゃならんのだ、とね。」

どうしてこの世界は、このような事態に立ち至ったのでしょう。なぜこの世界では、人間とロボットは<共生>できなかったのでしょうか。
その理由こそ、「かわいい!」だったのではないか――そう私は想像を逞しくしてみたのです。

「かわいい!」とはいったいどういうことでしょうか。
よく考えてみると、この「かわいい!」という言葉は、「かわいい!」とされたその対象物の本質とは基本的には無関係であることに気づかされます。なぜならそれは「かわいい」と言った人が対象物に付与したイメージにすぎないからです。

これは実に、「準B級市民」の人間たちが、ロボットに対して抱く「感情的な(いわれなき)差別」と(方向は逆向きですが)根っ子は同じではないでしょうか。
つまりプラスかマイナスかは違っても一方的に付与されたイメージである点において、両者は同類なのです。

その意味で「かわいさ余って憎さ百倍」という言葉は示唆的です。「かわいい」が容易に「憎しみ」に転化しうることを示しています。
この思い付きを小錦=ペット説(通時的な方向は逆ですが、構造は同じです)に託して説明してみたのですが、、、やっぱり私の考えは「ちょっと変わっている」でしょうか(^^;ゞ。

> 今、神林長平を読んでいるのですが、これも機械と人間の関係を考えさせられます。
すみません。神林は実は1冊も読んでないのです。別にふかい理由はないんですが、なんとなく読む機会を逸してしまっていました。でもそういうテーマなら読んでみようかな。おすすめは「雪風」ですか?

>神林作品の場合、ヒトより圧倒的に強い戦闘機などが個性を持っているのですが、
>それでもなんとなく「かわいい」感を持ってしまいます。私の体質なんでしょうか。
ふーむ。Yさんは世話女房タイプなのかな(^^;
読んでもいないのにあれですが、神林SFにおける戦闘機とヒトの関係は、「準B級市民」のロボットとヒトの不幸な関係とは正反対の、まさに<共生>と言える理想的な姿なんでしょうか?

> ――大熊さんの論旨と全く違うことを書いてしまいました。
なんのなんの。こちらこそ貴重なご意見をありがとうございました。
河本さんへのレスでも書きましたが、異なる意見大歓迎です。私への気兼ねなどなしにして、どうぞ自由に書き込んで下さいね。
それに、だいたいが書きながら考えるタイプなので、今回も単なる思い付きを書き殴っているだけです。私の中でも固定化したものではありません。いろんなご意見を聞くことでこれからどんどん変わっていくに違いないのです。願わくば深化していってほしいですが(^^;。


畠山さん
ようこそお訪ね下さいました。さっそくHPを覗かせていただきました(^^)。
ところで、残念ながら眉村先生はインターネットをなさいませんので、当然このHPもご覧になっておられません。
適宜、更新内容をプリントアウトして、先生にはお送りしていますので、畠山さんの投稿も先生の目に触れることになるかと思いますが、PC上で貴HPを見られることは(現状では)ないと思います。悪しからずです(^^;ゞ  


見て下さい! 投稿者:畠山 滋 投稿日: 6月27日(水)18時10分09秒

卓さん、HPつくりました。
来てみて下さい。

http://www2.ocn.ne.jp/~soujin/


ロボットと人間 投稿者:Y 投稿日: 6月26日(火)21時30分09秒

卓ちゃん人形見ました!動いていると感動しますね。
「ロボット塾」いかがでしたか? と書こうとしたらご報告がありましたね。

>高校生のひとり(女子)がロボットに対して「かわいい」と一種ペット感覚の発言
ぐ…(^^;)耳が痛い。私もこっち派の考えだったりします。SFの中で、ですが。
実物のロボットは身近に接したことがないので、実感がわかないんです。

 今、神林長平を読んでいるのですが、これも機械と人間の関係を考えさせられます。
神林作品の場合、ヒトより圧倒的に強い戦闘機などが個性を持っているのですが、それでもなんとなく「かわいい」感を持ってしまいます。私の体質なんでしょうか。

 海外の作家だと機械が「人間になりたい」なんて思ったりする話で泣きをいれてくることが多いのですが、日本の作家だと「機械は機械、ヒトはヒト」。私はこっちの方が好きです。
 ――大熊さんの論旨と全く違うことを書いてしまいました。長文失礼いたしました。


卓ちゃん人形 投稿者:管理人 投稿日: 6月25日(月)19時26分59秒

>卓ちゃん人形(仮)のカットですが、あと数枚
>近日中にお見せできると思います。
戴いたカット5枚、すべてトップページに填め込みました(我ながらすばやい(^^;)
ご覧下さい(^^)。

アレクすてさん
>文中の固有名詞の使い方やキャラクターの
>動かし方が、ダイナミックでこの時代のダイナミズムを表現しているなぁ

なるほど! これはどうも私も小松左京読まないといけないなあ。実はあんまり読んでないのです(汗)。「さよならジュピター」も「首都消失」もまだだし(映画は見ましたが)。
昔は濫作のイメージが強かったので、いちいち付き合ってられないなあ、という感じがあったのですが、今となっては寡作な方に入りますね。

河本さん
全然オッケーですよ(^^)。ご意見ぜひお聞かせ下さい。
相手をやり込めるためにする論争は大嫌いですが、いろんな意見を聞くのは好きです。自分の思考の死角を発見できるから。

>友達とは考えが違うことのほうが多いです。
いやー、実は私もそうなんです(^^;ゞ。
「お前のその考え方、ちょっと歪んでるゾ」→よく言われる言葉です(^^;ゞ


(無題) 投稿者:河本 投稿日: 6月25日(月)17時08分09秒

 意見が異なっても、大熊さんが嫌い、というわけではありません。(^^) 友達とは考えが違うことのほうが多いです。


ロボット 投稿者:河本 投稿日: 6月25日(月)17時03分56秒

 ロボットとペットに付いて考えたことがあります。差別についても、考えたことがあります。でも、ロボットをペットと感じることと、差別することには本質的な関連はないように思えます。
 考えがまとまらないので反論はまたこのつぎ。

 森下さんの日記の病と人類の進化との関係についても、おおいに反論したい。知人に心の病で療養している人を何人も知っているので、学者のこういう馬鹿な仮説は叩いておきたい。いろいろ忙しいのに、あちこちに文句言っている場合かなあ。(^^;)


卓ちゃん人形とおもしろロボット塾(承前) 投稿者:管理人 投稿日: 6月24日(日)10時00分48秒

その小錦の現在の人気はどういうことでしょうか。それは「弱くなった」からです。そりゃ一般の人とは桁外れな体力を現在でも維持していることは間違いないでしょう。だからこの「弱さ」は象徴的な次元での話です。
小錦は弱くなって引退し、象徴的にも我々日本人に脅威を与える存在ではなくなった。力を失った彼に残されたものは何か?それは人間離れした丸々と太ったというより膨らんだ体型です。この段階で(もともと日本人<=人間>とは認識されてなかった)小錦は日本人の<愛玩動物>になったのです。
このメカニスムが小錦人気の真相であります。

ロボットをかわいい、と感じそのように接する人の基本的ロボット認識は<ペット>なのです。イヌやネコのような人間が庇護を与えなければ生存できないものと同様のイメージです。
しかしロボットが進化し人間と同レベルの力を持つようになっていったら、どう反応するでしょう。
おそらくいともたやすく<脅威>として感じ始めるでしょう。
つまり小錦現象と同じメカニスムが逆向きに働くわけです。

最近、自動(電動?)の車椅子に乗った方を見かけるようになりました。技術の進歩が障害者の行動半径を健常者に近づける良い例です。
しかし車椅子では階段を上がれない。
ところで、アシモの下半身に乗れたら階段もあがれますし、敷居も全然オッケーになります。そのうち実用化されるでしょうが、この技術は車椅子を利用する場合よりも飛躍的な行動性の向上を障害者にもたらします。

さて、非常に失礼な言い方になりますが、もしも人間がロボットに対して上の生徒のような発想で付き合うことを変えなかったら、アシモの下半身に乗った人は、彼らにどう映ずるでしょう?
みなさんはどう感じるでしょう。想像して下さい。上半身は人間だが下半身は金属で出来ており、(アシモのように)カシャ、カシャとぎこちなく歩き回るものの存在を。

ロボットの足を持つ人間は、SFの世界では疑いもなくサイボーグです。「サイボーグは(象徴的に)人間ではない。人間ではないものが人間のように歩き回っておる、けしからん」と考えるのではないでしょうか。
車椅子の段階ではまだ人の介護を必要とする「弱者」でした。それが「人間」と同様の行動力を持ち始めるのです。この場合にも小錦のメカニスムは機能しはじめるのではないでしょうか。

ロボット=ペット観は人間の差別観に実は根ざした(古い)発想なのです。
これからの我々は新しい対ロボット意識を持つ必要があるように思います。それは管見では自他未分化な融合的交流(あたしが護ってあげないとこの子生きていけないわ)ではなく、もっと自由な、ロボットを他者として認めるものでなければならないように思われるのです。

いささかSF的な論旨になりましたが、かかる相対観がSFの効用であるというのも事実なんです。

さてさて、会場では真生印刷の田中工場長さんをご紹介いただきました。新しい担当者の方ともご挨拶。前任の方はすでに退職された由。お会いできなかったのは残念でした。

終了後、会場内を見渡しましたが知っている方は皆無、昼食抜きだったので空腹も耐え難く、眉村先生にご挨拶して早々に退出しましたが、色々考えせさられる好企画で、行った甲斐がありました。
ロボフェスタ関西2001の本企画は7月20日から。22日は手塚治虫関係のイベントが予定されているとのことでこの日は見逃せません。みなさまもどうぞお出かけ下さい。詳細はトップページのリンクを辿って下さい。


卓ちゃん人形とおもしろロボット塾 投稿者:管理人 投稿日: 6月24日(日)09時56分40秒

延々数時間の悪戦苦闘の末、ようやっとトップページに眉村先生直筆「卓ちゃん人形(仮)」を貼り付けることを得ました。疲れた!→ネット上ではgifは大文字と小文字を別に識別するんですね、それが判らなかったもので(汗)

掲示板に直接いらっしゃいました方は、ぜひトップページを見ていって下さいね。これが、巷間謎が謎を呼び噂が噂を呼んでいるという、幻の卓ちゃん人形でございます。とくとご覧じ下さい(^^;

なお、この卓ちゃん人形(仮)のカットですが、あと数枚眉村先生に掲載のご許可を戴いてます。どういう風に載せるか考え中のため、しばらくご猶予下さい。近日中にお見せできると思います。

さて、昨日は「おもしろロボット塾」に行ってきました。
案の定仕事が終わらず、昼抜きで阪和線に飛び乗ったのが1時20分。開演は1時半なのに(汗)。
会場のまいどーむ大阪に着いたのが2時30分過ぎで、前半と後半の間の休憩に入る直前でありました。

パネリストは眉村先生、堀晃さん、塾長で阪大教授の浅田稔さんとロボット製作に携わる高校生6名(天王寺高校、今宮高校、今宮工高、府立工業高専、あと2名はネームプレートが光って判らず)。
前半は高校生による発表だったようで、私が着いたときは最後の生徒が発表を終わる直前でした。

休憩中、アイボをはじめて実見。うーむ私にはやはりオモチャにしか見えなかった(^^;。飽きそう。買った人のかなりの数がすでに押し入れにほうり込んでいるのではないだろうか?追跡調査してほしいものです。

休憩後は、自律ロボット(ロボカップジュニア)の実演による説明。このようなロボット競技会はたしかにロボットとの共生の第1歩かも知れない。

そのあとはロボットと人の共存についてのパネルトーク。どちらかというと、雑談に近いものでしたが、高校生のひとり(女子)がロボットに対して「かわいい」と一種ペット感覚の発言(接し方)をしていたのが気になった。
この考え方は、実は共生にとって危険なものではないか。

元相撲取りの小錦は今、そのキャラクラーが受けて人気がありますが、かつて大関横綱をめざして破竹の勢いでのし上がってきた頃は嫌われ者の最たるものでした。強すぎたからです。なぜ強いと嫌われるのか?小錦が日本人ではなかったからでしょう。
日本人が強いと人気が上がりますが(ex貴乃花)、非日本人が強すぎると生意気な、とか外人のくせにといった差別意識が現れます。脅威と感じるからです。日本人の貴乃花はいくら強くても脅威とは感じません。逆に「ガーディアン」というイメージになります(意識下レベルの話です)。


今、「継ぐのは誰か」を 投稿者:アレクすて 投稿日: 6月23日(土)23時37分44秒

読んでいるところです。
管理人様。
河本様。 昭和40年代の小松さんは、文中の固有名詞の使い方やキャラクターの
     動かし方が、ダイナミックでこの時代のダイナミズムを表現しているなぁ
     と思いながら読んでます。(主人公が消えるところまで)読み終わったら
     また感想をかこうと思っております。

橋詰様。こちらこそ気にかけていただいて有り難かったです。アイドルについてすが、
    V6の長野博はウルトラマン関係で好きだったりしますし、SMAP×SMAP
    もよく見るのですが、最近、好きなアイドルの顔と名前が一致しないと言う
    オヤジ症候群が私を襲い、モーニング娘のメンバーが判らな
    い(人数もよく判らない)、            
    『ナッちゃん』と言うコマーシャルの子が気になるが名前も判らない、
    柴咲コウというひとは、化粧品のコマーシャルで注目しているけれども
    映画(バトロワ、案山子)を見ていない。というゆるい人間です。
    参考になりましたでしょうか?


おもしろロボット塾 投稿者:管理人 投稿日: 6月22日(金)21時53分23秒

橋詰さん
HPご開設おめでとうございます(^^)。
さっそく出かけてきました。なんと、TV・芸能ネタ&処分本コーナーとは、また異色の取り合わせですねえ(汗)。
トップページ、すばらしいです! 星新一が「おーい、出てこい」で表現した<都会のスカイライン>は、まさにこのイメージですね(^^)。→この表現が好きで30年前に読んだのをまだ覚えています(^^;。
さっそくリンクさせていただきました。→リンク集
これからも、よろしくお願いします!

河本さん
「アイ・スパイ」は「スパイ専科70(65?)」というタイトルで再放映されたこともありました。
非常にコミカルなスパイもので、白人と黒人の2人組が主役。白人はロバート・カルプで黒人の俳優名は忘れましたが、役名はアレクサンダー・スコットでした。これはたぶんナポソロのヒット後雨後の筍のように出たスパイもののひとつでしょう。

>「それ行け、スマート」
名前はよく知っています。でも見たことはないと思います。「バークにまかせろ」ってのもありましたね、これも見てませんが(^^)。

明日は「おもしろロボット塾」(わくわく)。でも午前中は仕事があるので、間に合うかちょっと心配。明日は早起きして一時間早出しよう。


昔のTVの話合戦 投稿者:河本 投稿日: 6月22日(金)19時03分07秒

 大熊さん
 アイ・スパイは見ていません。たぶん。ストーリーを聞けば知っているかも。
 「それ行け、スマート」って見てました?靴が携帯になってましたね。あれはすごく不便だろうなあ。(^^)

 アレクすてさん
 「継ぐのは誰か」読みました。好きな作品の一つです。本当にこんなことあり得るのじゃあないかなーと思いながら読んでいました。幸せな時代でした。(^^;)


ご案内 投稿者:橋詰久子 投稿日: 6月22日(金)01時42分33秒

管理人さんのご了解をいただきましたので、案内させていただきます。

このたび「月世界通信」というHPを開設しました。
「タイタス・クロウの事件簿」「赤い右手」他の翻訳家夏来健次さんとの
合同サイトです。谷内六郎を彷彿させるトップページ(強気!)から繰り
広げられる局部的芸能ネタと処分本コーナーがメインの、欲望丸出しサイ
トです。なお、処分本コーナーにはSF文庫もある程度ありますので、ご
興味がおありの方には一度ご覧いただけたらなあと思います。
どうぞよろしくお願いします。

アレクすてさん
 この間は失礼いたしました。芸能アイドルはお好きでしょうか?

http://www.cwo.zaq.ne.jp/moon/


小松左京(承前) 投稿者:管理人 投稿日: 6月21日(木)22時24分58秒

アレクすてさん

>『こちら日本』と『ゴルディアスの結び目』を読みました。
>非常にハードで楽しかったです。
『こちら日本』、面白かったでしょ(^^)。
『ゴルディアス……』、本は持っていないのですが、表題作をSFM(だったか?)で読んだ記憶が、、、しかし全然思い出せません(^^;。たしか超ハードな話でしたよね。

>今度は『継ぐのは誰か』を読もうと思っているのですが
ああ、これも面白いですよ!

レイ・カミングス『時間を征服した男』(ハヤカワ文庫)読了。
本書は1929年の作品。ちなみにガーンズバックによるアメージング誌の創刊が1926年ですから、ほとんどSF立ち上げ期の作品です。
読んでみて、SFの契機(と私が考えるもの)はすべて満たしています。構造的には現在のSFと全然異なりません。
どういうことかというと、「SFは最初からSFだった」ということ。
つまりSFは、途中から「だんだんと」SFになっていったのではないということです(詳しくはヘテロ読誌で)。
とはいっても、面白い、面白くないは、また別問題(^^;。いや、若いとき読んでいたら面白かったと思いますが(^^;。


小松左京の 投稿者:アレクすて 投稿日: 6月21日(木)12時34分42秒

『こちら日本』と『ゴルディアスの結び目』を読みました。
非常にハードで楽しかったです。
今度は『継ぐのは誰か』を読もうと思っているのですが。
ではでは。


ちくま文庫の「手塚治虫小説集」 投稿者:管理人 投稿日: 6月18日(月)21時58分27秒

河本さん
サンセット77とハワイアン・アイは私も主題歌が浮かんできます。
0011ナポレオンソロ! なんだ(^^;、アンクルって、なんか耳覚えがあるな、と思ってましたよ。
だったら河本さん、アイ・スパイって覚えてます? これは大好きでした。
ローハイドの歌、もちろんおぼえてます。♪ローレンローレンローレン、ローレンローレンローレン、ローハーーーイ、ヤーッ!>と聞こえていた(^^;
ララミー牧場の歌も浮かんできます。これは日本語だったような。

>旅行の日程、決まり次第メールします。
楽しみですー(^^)。

Y店長
>卓ちゃん人形も登場!!
や、先を越されたか(笑)。
トップページ、今までも良かったけど、もっと良くなりましたね(^^)。

速報
トップページに書きましたが、7月12日刊行予定のちくま文庫版『手塚治虫小説集』の解説は、眉村先生だそうです。ちなみに既刊『手塚治虫マンガ文学館』の解説は小松左京とのこと。現物未見ですが、これは文庫版の手塚治虫全集なんでしょうか?


8巻届きました。 投稿者:Y 投稿日: 6月18日(月)17時39分13秒

担当者さま、本当にお疲れさまでした。
表紙の色のなぞ(?)が語られていましたね。
まだ全部は読んでいないのですが、だんだんバラエティに富んだ内容になってきて楽しみです。

CMで申し訳ありません(^^;)
トップページ、ちょっといじってみました。
卓ちゃん人形も登場!!

http://www.usiwakamaru.or.jp/~yamas/index.html


TVドラマ 投稿者:河本 投稿日: 6月18日(月)16時41分00秒

 「サンセット77」、「サーフサイド6」、「ハワイアン・アイ」は探偵物です。どれも主題歌が浮かんできます。「サーフサイド6」の初めは掛け合いで唄うのです。”……, Surfside six♪, Where is it?♪, In Miami beach♪, ……”なんて感じです。
 「アマンフロムアンクル」は「0011・ナポレオン・ソロ」のことです。「マイク・ネルソン」はダイバーが主人公の海洋冒険物でした。ビキニ姿の綺麗な女の人を見るのが好きだったような……。なぜか大人向き番組が好きでしたねえ。(^^)
 「ローハイド」はカウボーイの話です。カウボーイ達と牛たち……たくさん、1000頭ぐらい?……を率いるフェバーを演じていた俳優、格好良過ぎでした。名前が浮かばない。

 旅行の日程、決まり次第メールします。


お疲れさまでした 投稿者:管理人 投稿日: 6月16日(土)18時16分02秒

担当者さま

「日課・一日3枚以上」(第8巻)届きました。ご苦労様でした。

>残念ながら今月いっぱいで、私事ではありますが、会社を退職することとなりました。
>先生のお仕事ができなくなるのは非常に残念なのですが・・・。

おや、そうなんですか。それは非常に残念です(T_T)。
一年足らずという短い期間でしたが、1巻から8巻まで、良い本を作っていただきありがとうございました。
また、ネットを介したお付き合いもさせていただき感謝いたします。どうもお疲れさまでした!
新しい生活でもがんばってくださいね(^^)。
(よろしければ、これからは個人の立場でご来信いただければと思います)

ではでは。


純正アイデアSF 投稿者:管理人 投稿日: 6月16日(土)17時51分45秒

高井信『ダモクレス幻想』(出版芸術社)読了。

実は著者の小説は、雑誌掲載では昔読んだことがあるのですが、一冊を通して読むのは本書がはじめて。
一読ビックリしました。いや、こんなすごい作家だとは・・・。
SF読みとしての嗅覚には自信を持っていたのですが、全く見過ごしていました。お恥ずかしい次第(^^;ゞ。
本書は、純然たる「日本人の自前のSF」であると思いました。こういうタイプは、英米には見あたらないのではないでしょうか。

山野浩一流に言うと、第1世代は、欧米風の建て売り住宅に入居し、その不具合をどう日本風に改造していくかで、それぞれ独自性を出していきました。つづく第2世代は、海外SFに(第1世代以上に)どっぷりと浸かりつつも、第1世代をお手本に、より日本的な方向に活路を開いていきました。それは「等身大の作品世界」とも言うべき方向で、第1世代に比べてスケールが小さいともいえますが、逆に私たちの生活感覚に密着した作品世界を、しだいに構築していきました。たとえば梶尾真治や横田順彌がそうです。

著者は、この路線をさらにおしすすめて、ひとつの完成型をなしえています。
主人公の設定はおしなべて30才プラスマイナス10才の独身男性です。別に美形でもスポーツマンでもない全く平凡な男として描かれています。したがって、彼らの思考内容もその年代の者らしい実にありふれたものであり、SFに多い哲学的なものは一切出てきません。
作品世界が非常に卑近である、と申せましょう。

しかしだからといってSF的展開部分の手を抜いているわけではない。というより、そういう卑近な作品世界から、なんの齟齬もなくSF的状況が立ち上がってくるのです。そこが面白い!
SF的なアイデアストーリーとして実に秀逸で、SFの部分はしっかりSFしているのですが、それが作品世界と乖離しないのがすごいのです。

カタチとしては、SF的現象が(社会や世界にではなく)あくまで個人に対して起こります(特徴と言えます)。それが次第に周囲の現実を変容させてい過程で、笑いを誘ったり、同情を引いたり、あきれたりさせるのです。この辺は眉村卓の手法をさらに徹底させているようなところがあります。
たとえば「ロ−ルプレイング・ワイフ」という話ですが、ロ−ルプレイングゲ−ムに嵌まった妻が、日常の行動にまでサイコロを振るようになる。ここまでならよくできた拡大ネタものにおさまります。著者の真骨頂はここからで・・・現実までが変容していく内容は明かしませんが、実に筒井的状況に立ち至るこの変容の理屈は、まさにSF作家のものです。

とにかく、とても面白く満足しました(^^)。
アイデアストーリーを書かせたら当代屈指ではないでしょうか。本書の10篇も面白くないものは皆無ですが、とりわけ後半の5篇がわたし的にはツボでした。
著者はSF雑誌にあまり書かないせいか、SF読者の眼に触れることが少ないようです。これは非常に残念なことです。
もっと目立っていい作家だと思います。他の作品もさがして読まなくちゃ(^^)。

ダモクレス幻想>
第二走者>
挫折の果て>
幸福地獄>
不運の星>
瞳の奥に…>
懐中時計>
ロ−ルプレイング・ワイフ>
揺り返し>


純正パズル小説 投稿者:管理人 投稿日: 6月15日(金)21時08分20秒

依井貴裕『夜想曲(ノクターン)』(角川書店)読了。
おお、そう来ましたか(^^;
今回もすべての手がかりは提示されている。読者も手がかりを再構成すれば答えを出せる(一応その筈)。
私も(見かけ上)第3の殺人の<記述>の異質さには気づいていたのだが、まさかそう来るとはね(^^;……まさにマジシャンの手さばき!!(拍手)
ただし、作者は「トリックを成立させること」のみに知恵を絞って小説を作っているので、通常のミステリのように動機とかを忖度していては楽しめませんので、ご注意。
最後のひっくり返しもあざやか。トリック(ミステリ)とアイデア(SF)が幸福な結婚を遂げた作品として、『密室・殺人』(小林泰三)に肉薄する怪作です。


「日課・一日3枚以上」第八巻今日発送! 投稿者:担当者 投稿日: 6月15日(金)20時28分01秒

こんにちは

「日課」第八巻、今日発送致しました。近日中に皆様のお手元にお届けできると思います。
どうぞお楽しみに^^

あゆむさんの眉村先生の講義のお話、大変楽しく読ませていただきました。最近大学まで先生の玉稿をいただきにあがったのですが、私ももう一度学生に戻って眉村先生の講義を受けてみたいなと切に思いました。あゆむさんがうらやましいですよ。
先生とはいつも仕事のお話が中心ですが、ときには色んなアイデアを次々と、本当に立て板に水でお話になります。「どうですかね?こんなのは」なんておっしゃられても、こちらはただただ感嘆するばかり。

少しでもあやかれたらなどと思っておりましたが、残念ながら今月いっぱいで、私事ではありますが、会社を退職することとなりました。先生のお仕事ができなくなるのは非常に残念なのですが・・・。
もちろん、「日課」のほうは私の後輩がきちんとこれからも皆様のお手元へお届けいたしますので、ご安心を。
これからも、なにとぞよろしくお願いいたします。
今までありがとうございました。

P.S 退職後もこちらのHPやY店長様のHPなど、楽しみにしております^^


昔話(承前) 投稿者:管理人 投稿日: 6月13日(水)21時55分49秒

あゆむさん

ようこそご来信下さいました。
眉村先生の講義風景が目に浮かぶようです(^^)。
やはり立て板に水の名調子なんでしょうね、ノート取るの大変だったのでは(^^;、と思いましたが、授業に遅れてくるわ横道にそれるわでは、なかなか前に進まないので、ノートもそんなに大変ではなかったのでしょうか(^^;。
いや、なかなか聞けないお話をうかがいました。ありがとうございました。
またチクリに来て下さいね(^^;ゞ

河本さん

>7月に、……夏休みの旅行シーズンになる前……
>寄り道をしながら大阪にも行こうと思っているのですが、
>大熊さんお会いできますか? 
おお、是非お会いしたいです(^^)。いつでもオッケーですよ。日程を連絡下さい。
でも平日より、土、日の方が比較的ゆっくりお話しできると思います。  

>「サンセット77」、「サーフサイド6」、「ハワイアン・アイ」、「ルート66」、「アマンフロムアンクル」、「マイク・ネルソン」、「ローハイド」、などご覧になりました?
サンセット77,ルート66は見た記憶がある程度(鮮明に覚えているのはスポーツカーのサイドミラーで櫛を使うクーキーっていう兄ちゃんくらい)。
ハワイアン・アイは比較的覚えてますが、どんな内容か説明せよ、といわれても答えられません(探偵ものでしたっけ)。ローハイドも同前。これらは居間にいたらテレビがこういう番組をやっていたという感じです。
サーフサイド6、アマンフロムアンクル(アンクルから来た男?)、マイク・ネルソンは記憶がありません(T_T)。

名犬ラッシーとかわんぱくフリッパーといった子供物?は「自発的」に見ていました。あと逃亡者は真剣に見ていましたが、毎回同じで最後は飽きてしまったような気が。

ベン・ケーシーは少しあとですか。ペリー・メースンは少し前かな? 見たという微かな記憶だけ残っています(^^;ゞ
 


一人旅 投稿者:河本 投稿日: 6月13日(水)19時34分05秒

 7月に、……夏休みの旅行シーズンになる前……寄り道をしながら大阪にも行こうと思っているのですが、大熊さんお会いできますか?   

 昔話
 「宇宙家族ロビンソン」の頃……もっと前かな?……の外国TV番組を思い出しました。「サンセット77」、「サーフサイド6」、「ハワイアン・アイ」、「ルート66」、「アマンフロムアンクル」、「マイク・ネルソン」、「ローハイド」、などご覧になりました?


はじめまして 投稿者:あゆむ 投稿日: 6月13日(水)06時18分58秒

はじめましてあゆむです。書き込みは初めてですけどたまに見てます。

大学で去年まで眉村先生の授業を受けていましたけど、先生は渋くてかなりいい男でした。

同じ歳をとるならあんな風になりたいです(笑)

授業は先生の世間話とか昔の話で始まるんですけど、その話が好きでした。

授業中もよく横道にそれるんですけど^^; むしろそういう話のときの方が記憶に残るようないい言葉をいわれるんです先生は(笑)

あと授業にいつも遅れてきます。

一度なにををしているのか見に行ったら他の先生とお茶しながらず〜と楽しそうに談笑されてました。

先生はお茶飲み話が好きらしいです(笑)そして先生は出席をとらない方です。

 あと先生はたまに教壇で …それはここで言ったらまずいだろう… というような話も聞かせてくれます(笑)
 物腰の柔らかい温厚な紳士のように見えて、


かなりやんちゃなお方だったようです。

 でも私はそんな眉村教授が大好きです(笑)
 それではまたいつかお邪魔させていただきます。   あゆむ


大阪新聞インタビュー最終回 投稿者:管理人 投稿日: 6月12日(火)21時45分53秒

アレクすてさん

『見知らぬ明日』ですか。私は遙か高校時代に友人に借りて読みました。
ああ、もう全然思い出されへんなあ(^^;。本が手許にあれば、パラパラめくっているうちに思い出してくることもあるんでしょうけど、、、こういうとき、所持してないとお手上げなんですな。

小松左京では『こちらニッポン』という長篇が好きです。
ある朝目覚めたら、日本には主人公の男しかいないのです。さっきまで人々が生活していたような雰囲気が残っているのに、男の他に人はなく、日本は全く無人地帯と化しているのです。つまりマリーセレストテーマの極限的設定。
SFには珍しい新聞連載小説(日経新聞、実は連載時に読みました(^^))なので、読みやすいです。最後、結末をつけられず投げ出していますが、これは小松長篇の常ですね(^^;ゞ。

Y店長

>参加できないので、様子を教えてください(泣)
了解しました! しっかりお話を聞いてきますね(^^)。

さて、大阪新聞の眉村先生ご夫妻インタビューは今日(6月13日付)が最終回。
大見出し>いやなことは、しなかった
今回は、奥様の悦子さんのご病気が発見されてから現在に至るまで。
<ゆったりと時間が>、<FAXが届いた>、<揺れる「日課」>、<光瀬龍さん>、<たびたびの入院>、<かんじんなことは>
ちょっと、抜き書き。
「金は貯めるな、自分に投資せえ」、「どんなに報酬のいい仕事でも、いやなものは引き受けなかった」
さすがです(^^)。

今日、眉村先生から、卓ちゃん人形のカットの原画を送っていただきました(^^)。
近日中にご覧いただけるようにさせていただきます。乞うご期待!


イデオロギー 投稿者:アレクすて 投稿日: 6月12日(火)13時02分24秒

管理人様、皆様、こんにちは。
私は小松左京の『見知らぬ明日』(ハルキ文庫)を読みました。
小説にでてくる東西(イデオロギー)の緊張というのが不謹慎ですが、面白かったです。
現実でイデオロギーの対立というのは願い下げですが、フィクションでは面白いのですね。
ではでは。


ロボフェスタ 投稿者:Y 投稿日: 6月11日(月)23時58分49秒

私もリンクはりました。
参加できないので、様子を教えてください(泣)
ロボットって企画が眉村さんにぴったりですね。


依井貴裕の 投稿者:管理人 投稿日: 6月11日(月)20時31分04秒

『肖像画(ポートレイト)』(東京創元社)読了。
ウーン、ややこしいぞ(^^)。というか、かなり急いで読んだので完全には把握できてないのかも。
前作よりは落ちるのではないでしょうか。というのも『歳時記』と比べると少しアンフェア。

たとえば、人物Aが自分よりBに興味を示したCに対するちょっとした意趣返しのイタズラが発端になっていることが解決編で述べられるのだが、問題編には一言も言及がない(私の読み落としでないなら)。

最大の難点は文章力。前作は文章の下手さが、逆に意図した文章の拙さを紛れこませて(木の葉は森に隠せ)、意図せざる(何だろうと思うぞ(^^;)効果を上げていたのだが、毎度そんな訳にはいかないでしょう。しかし冗長な文に焦れてとばし読みすると手がかりも読み落としてしまう効果はあったかも(^^;
とはいえ、専門店としてのひとつのカタチは持っている作家ですな。好感は持てます。


お知らせ 投稿者:管理人 投稿日: 6月10日(日)11時04分44秒

以前から話題にしてきましたが、眉村卓先生がチーフプロデューサーをつとめていらっしゃいますロボフェスタ関西2001の本大会が、いよいよせまってきました。

このロボフェスタ関西2001は、ロボットをテーマにした世界初の総合的な大イベントで、最先端技術で行われるロボット競技やロボット展示など、楽しいイベントがいっぱいです(お子さま連れで楽しめます)。
人間とロボットが共生することにきっとなるであろう(それはすでに始まっています)新しい時代を、このイベントで体感してみませんか?

ロボフェスタ関西2001は、7月20日(祝・金)〜29日(日)の期間、大阪国際会議場(グランキュ−ブ大阪)――大阪市北区中之島5丁目3番51号 TEL 06-4803-5555――で開催されます。

詳しくはロボフェスタ関西2001のホームページをご覧下さい。→こちら
(HPにもまだ出てませんが22日には手塚治虫のイベントもあるそうですよ、たのしみ!>情報源、眉村先生)

さて、本大会に先立って行われてきましたプレ・イベントおもしろロボット塾 も、そういうわけで、きたる6月23日(土)の第7回がいよいよ最終回です。
最終回は、以前ご紹介しました第一回以来の眉村先生のご出演があります!(瀬名秀明さんが飛び入り参加した第一回のレポートは→こちら

テーマは「ロボットと私たちはどう生きる?」。ロボフェスタ関西のロボコン博士浅田稔塾長と眉村先生、そして府内の高校生をパネリストとする異色のロボット・トークとのことです。
非常に楽しみですね(^^)。関西の方は是非お越し下さい(無料です)。

日時は6月23日(土)午後1時半から4時半
会場はマイドームおおさか(8階第1・第2研修会議室)――大阪市中央区本町橋2-5 TEL.06-6947-4321――
参加申し込み方法は→ここ

詳しくはこちらで→おもしろロボット塾(第7回)


拝見しました 投稿者:Y 投稿日: 6月 9日(土)23時03分33秒

>グレッグ・イ−ガン『祈りの海』(ハヤカワ文庫)
>極めて日本的な、と言えなくもない「私」に対する「距離」

実は人に借りて読んだ本なのでもう手元にないのですが、この辺が読んでいていらいらしない、
違和感を感じない理由だったのかと腑に落ちました。

瀬名秀明と「一日3枚」
……今年の収穫だ、みたいなコメントが「SFが読みたい2001年版」にあった気がします。
(各作家が答える今年度の国内ベスト5、みたいなコーナー)これも図書館で借りたのでうろ覚えです。

ウチの近所のスーパーの中にもSFMを一冊だけ入れている書店がありましたが、いつからか入荷しなくなり(たぶん。買われたんじゃないと思う)ある日久々に行ってみたら店自体が無くなってました(涙)


私信 投稿者:管理人 投稿日: 6月 9日(土)21時24分58秒

Y店長
メール送ったので読んでね。緊急連絡です。


マジシャンの手際 投稿者:管理人 投稿日: 6月 9日(土)15時35分26秒

依井貴裕『歳時記(ダイアリイ)』(東京創元社)読了。
むむ、むむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ、む・・・すごい。(註、唸っている間、肯定と否定が葛藤していた(^^;)

パズル小説である。そうとしか言いようがない。しかしありふれたパズラーではない。単なるパズラーではないと言っているのではない。パズラーに徹し尽くしていて、他の要素は何もないのだ。徹底的というか、そういう意味で突き抜けてしまっている。

昔、井上秀雄が「三国史記」の倭に関する記述を、北九州の倭と半島の倭とに、あざやかな手際で解き分けたが、それをを思い出した。
解決篇を読むと、たしかに手がかりはすべて公開されていて、注意深く読みさえすれば、だれでも真相にたどり着くことができる、ような気持ちにさせられる(>ムリだけど(^^;)。面白い(構想を理解して再読すればもっと面白いに違いない)!


そうそう 投稿者:管理人 投稿日: 6月 8日(金)21時09分52秒

連絡を忘れてましたが、ヘテロ読誌復活しています。読んでね(^^)。


「日課」の紹介が・・・!(承前) 投稿者:管理人 投稿日: 6月 8日(金)21時02分58秒

担当者さま

お知らせありがとうございます。
さっそく瀬名さんの文章読んできました。いや、すばらしい紹介文でした。
なるほど、そういうわけで「日課」シリーズがbk1で買えるようになったのですね。
つまり瀬名さんのおかげなんだ。いや、ありがたいことです。百万の援軍を得た気持ちがしますです。瀬名さんありがとうございました、ってここで書いても仕方ないか(^^;。
それにしても、

>僕がSF分野に興味を持つようになったのは、眉村卓と藤子不二雄がきっかけだった。
とおっしゃるだけあって、眉村SFの魅力が過不足なく伝わってくるいい紹介文です。これは読んでみようかな、と思わせられます。

>眉村卓のショート・ショートは積み重ねである。
けだし名言ですね。まさに眉村ショートショートの急所を掴みきった言葉です。
担当者さまも書かれてますが、これを機に「日課」シリーズが、もっともっと読者を獲得できたらと願わないではいられません。


「日課」の紹介が・・・! 投稿者:担当者 投稿日: 6月 8日(金)12時17分30秒

こんにちは

もう皆様ご存知かもしれませんが、bk1のTOPページの★瀬名秀明の『読んで書く、書いて読む。』第7回に、「日課・一日3枚以上」の紹介がされております。
これを機に、もっと多くの方に知ってもらえるのではと喜んでおります。
まだ、ご覧でない方は、ぜひどうぞ。

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3a9a3961cc42e010716d

真ん中あたりの連載コラムのところです。


身辺雑記 投稿者:管理人 投稿日: 6月 7日(木)20時46分17秒

私は、半径10キロ以内の本屋にSFMを扱っている店がないという、SF辺境の地に住んでいます。少なくとも今日まではそう思っていました。
ところが、ふと立ち寄った書店にSFMが・・・。

おお、これはSF復活の兆しか・・・と喜んでレジにもっていこうとして、私はハタと思い至りました。
――まてよ、これはひょっとして、これまでもこの書店には、毎月少なくとも一冊は店頭に並んでいたのかも知れないぞ、今までは単におれが発見する前に買われてしまっていただけかも知れない。
つまり、この書店の客の中に、少なくとも一人、毎月この店でSFMを購入される人がいるのではないだろうか・・・と、そう思えてきたのでした。

だとすると、今、私がこの一冊のSFMを購入してしまうと、いつも買っていた方に迷惑をかけることになるのではあるまいか。なぜなら周囲10キロ以内にSFMを売っている本屋さんが他にあろう筈がないから。
こんな辺境でSFMを買い求める人ですから、私と同様、ナンバや天王寺に出ることがめったにない人に違いありません。

そう考え始めると、私は何だかこのSFMを買って帰ることが出来なくなってしまったのでした。
――しゃーないな、今日はあきらめよ、また今度ウメダへ出たとき買うことにしょうか。そうつぶやいて私はSFM(何をトチ狂ったか今頃キース・ロバーツ特集)を棚に戻したのです。

結局、何も購わずに私は書店を出ましたが、なんか、とてもやわらかい気持ちに包まれていました。
ふと、一日一善という古風な言葉が浮かんできました。

――せや、一日一善ええ言葉やないか。大体やね、「指一本で出来るボランティアがあります」、てなことをテレビでゆうてはるけど、あいつら言葉しらんのちゃうか。そういうのボランティアいわへんで、一日一善ちゅうんや。

朝からの雨はすっかり上がって、夕空はすっかり晴れ上がっていました。
梅雨の合間の強烈な日差しを真正面から浴びながら、私は駐車場へと歩き出しました。そのときには、SFMを買おうという考えは、もはや私の裡からすっかり消え去っていたのでした(^^;。


Y店長
>ところでヘテロ読誌、飛べないんですが
私も現在入ることが出来ません。というより「名張人外境」自体にアクセスできません。
これがいわゆる「サーバーが落ちた」という状態なんでしょうか?
人外境ご主人の中さんに連絡しようかと思いましたが、この時間だともう酔っぱらって何がなんやらわからん状態でありましょう(^^;。
とりあえず店長の側には問題ないと思われます。

>「浜辺にて」
このタイトルいいですねえ(^^)。このお題でいっちょう書いてもらいましょうか(ますますとべクマゴローになってきた→ラジオの方ね(^^;ゞ)。


「日課」第一巻あります(承前) 投稿者:管理人 投稿日: 6月 6日(水)21時19分49秒

担当者さま
さっそくお返事ありがとうございます。

>「日課」第一巻在庫ございます
ということですので、第1巻をまだお買い求めでない方は、真生印刷さんに直接ご注文下さい(^^)。
『日課・一日3枚以上』は、現在第7巻まで出ています(第8巻も近日出来)。
真生印刷さんへのご注文・お問い合わせは、電話かFAXでお願いします。
→TEL 0722−27−8911
  FAX 0722−28−5395


あ、そうでした。 投稿者:Y 投稿日: 6月 6日(水)20時58分33秒

>580「浜辺の出会い」ですね。
あ、「渚にて」とごっちゃになってました。
ところでヘテロ読誌、飛べないんですが……私のプロバイダの方のサーバの問題でしょうか?


「日課」第一巻あります 投稿者:担当者 投稿日: 6月 6日(水)19時21分21秒

管理人様

「日課」第一巻在庫ございます。bk1のほうはどうなのかわかりかねますが、当社へお申し込みくだされば、すぐ発送させていただきます。もちろん他の巻もございますので、ご安心くださいませ。^^


大阪新聞(6/6日付)の 投稿者:管理人 投稿日: 6月 5日(火)19時33分56秒

眉村先生ご夫妻インタビュー第3回は、結婚から小説家になるまでのお話。
「暗い重圧だった社宅の2年間」
結婚してから>書くとお茶が>どーんと机が>本気で書くように>小説家へ>明るい団地へ
半分くらいは卓通信と重なりますが、極めつけは『燃える傾斜』出版記念パーティーの、眉村先生29才の写真(^^)。おお、若い!!
次回は12日(6/13日付)です。お見のがしなく!

Y店長

>「一日3枚」6巻では「浜辺にて」が好きです
580「浜辺の出会い」ですね。これも皮肉な話でいいですね>自己分析か?(^^;

>方程式もの
>「表と裏」は自分が密航者になっちゃう話でしたね
なるほど!(と膝をたたく) この話は純然たる方程式ものではないかも知れませんが、その1変種ではありますね。
眉村さんにはめずらしく、アメリカSF的なノリのいい快作でした(^^)。→私の感想文

ヘテロ読誌4月・5月分が一挙掲載されました。→こちら
「日課・一日3枚以上」(第6巻)の感想文もあります。ご笑覧下さい。


第二回ありがとうございます 投稿者:Y 投稿日: 6月 5日(火)00時03分06秒

たしかにラブラブ(^^)ですな。くーっ。

SFランド創世記ネタ笑いました。……そこに小松ブルドーザーが(以下略)
って私は年いくつだ。
「一日3枚」6巻では「浜辺にて」が好きです。
たまに出てくる「豪腕現実改変もの」って自分の世界がひっくりかえるようで。

本日横田順彌「予期せぬ方程式」購入。方程式もの、すごく好きなんですが
眉村作品にはありましたっけ? 私の記憶にはないのですが。
(きっとエリート航宙士がトホホな目に遭うんだろーな)
あ「表と裏」は自分が密航者になっちゃう話でしたね。


RE「日課・一日3枚以上」第八巻予告 投稿者:管理人 投稿日: 6月 3日(日)21時02分19秒

担当者さま
いつもご苦労様です。

>さて第八巻ですが13日頃発行、2,3日後には、皆様のお手元へお届けできる予定です。
お、今回は早かったですね(^^)、おつかれさまでした。到着、楽しみです。

今日、たまたまbk1を見ましたら、2巻から7巻まで検索できましたが、1巻は載ってませんでした。品切れでしょうか?


「日課・一日3枚以上」第八巻予告 投稿者:担当者 投稿日: 6月 3日(日)20時22分46秒

トップページ見て驚きました。「日課・一日3枚以上」の文字大きくなってますね@@;
ありがたいことです。
さて第八巻ですが13日頃発行、2,3日後には、皆様のお手元へお届けできる予定です。
お楽しみに。今回は各表紙の色の謎が・・・・・?


鯨神 投稿者:管理人 投稿日: 6月 3日(日)16時32分04秒

宇能鴻一郎の初期短篇「鯨神(くじらがみ)」を読みました(中公文庫版同名短編集所収)。
「鯨神」――として畏れられている伝説の巨大鯨に、祖父、父、兄を殺された銛師の若者が闘いを挑みます。大自然(巨鯨)と、身の程も弁えずそれに武者振りついていく人間の対比・・・あたかも神に立ち向かっていく話のようにも読めます・・・それは一幅の壮大な絵画のようです。
ここに書かれている登場人物たちの生き様は、現代の我々からすれば「とんでもない」ことです、(昔はあったのかも知れないが)現代では絶対にありえない(少なくとも私の周囲では考えられない)こと。そう、まさに「絵空事」なんです。

この話は一見普通小説ですが、実は(少なくとも私にとっては)異世界の物語なのです。
私は「鯨神」の物語は「ファンタジー」だと思います。ファンタジーとは、別の<世界>を描写する小説だから。
とすれば、本篇は、舞台は異世界でも登場人物が(姿かたちから思考回路まで)現代人である最近の和製ファンタジーとは一線を画する、まさに言葉の正統な意味において「ファンタジー」と銘打つに相応しい小説なのではないだろうか、読後そんな思いに浸っていた次第です。

本篇は、著者がのちにポルノ小説に転身したことも預かってか、現在ではもはや「忘れられて」しまっているように思われます。願わくはテーマアンソロジーとかでもっと読者の眼に触れるようになってほしい、そう思わずにはいられません。海洋テーマ、神テーマ、巨大怪獣テーマ、いろいろな括りが考えられます。


シーソー教 投稿者:管理人 投稿日: 6月 3日(日)12時45分37秒

Y店長
読書月記拝見。
毎月ついたちの日に定期的に更新されています。わが身とひきくらべ頭が下がりますです。
「平行植物」は出た当初気になっていたのですが、そのうち忘れてしまっていました。また興味が復活しました(^^)。

さて月刊センターHPの眉村ショートショートコーナーが更新されています。こちらも定期更新、頭が下がります。→シーソー教
この話、解釈が難しいです。愉快犯の自己正当化のためのでっち上げと読めばいいのだろうか(^^;ゞ ともあれご一読下さい。

滞っていたヘテロ読誌、ようやく4月分と5月分を一挙にでっち上げ人外境ご主人にメール。2、3日中にアップロードして下さるそうです。ああ、Y店長がアリなら、私はキリギリスです(笑)。いや、店長が機関車なら私はスポーツカー。これ、わっかるかなー(^^)。え、おこがましいって?失礼しましたー!!

昔、おれがスポーツカーだったとき、おやじはブルドーザーだった。兄貴はヘリコプターで同い年の弟は機関車だった。わかんねーだろうなー。
おれが機関車をビュンと追い抜いて町で遊んでいると、うしろから機関車がトコトコやって来るじゃないか。慌てておれはスポーツカーをすっ飛ばす。だが、きゃつは、速度は遅いが休まない、確実におれにせまってくる。恐怖だ。で、「タック健在なりや」をかきあげたんだ! おれの恐怖、強迫感がよく出た作品だ。ぜひ読んでくれ。いったい、おれはだれでしょう?


お心遣いありがとうございます 投稿者:Y 投稿日: 6月 1日(金)22時27分59秒

いつでもかまいませんので(まとめてでもいいです)お待ちしてます。

>>悦子夫人は「卓通信」のイラストにそっくり!!
>おお、言われてみれば、、、って怒られますよ(^^;

ええっと、あの、シンプルなイラストの中に特徴をよく抽出している、って意味です。
いつもエッセイで眉村氏に鋭いツッコミを入れている奥様ってどんな方なんだろう、とかねてから思っていました(ますます失礼……すみません)。
眉村作品の女性キャラってたいていツッコミ役なんですよね。主人公がボケで。

読書コーナー定期更新いたしました。お時間があればお立ち寄りください。

http://www.usiwakamaru.or.jp/~yamas/index.html


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